熱中症予防はもちろん、美容にも健康にも大切な水分補給の上手な補給方法とタイミング

暑い夏、熱中症予防対策としても水分補給は欠かせません。
もっとも、水分は夏場に限らず、美容や健康に欠かせないものです。
この記事では、体に必要な水分をタイミング良く上手に補給する方法について解説していきます。

 

水分が大切な理由

健康維持のために不可欠

私たちの体は60%~65%が水でできています。
水分が不足すると体にさまざまな異常が現れ、最悪の場合、脱水症状を引き起こして命を落とすこともあるので注意が必要です。

命にも関わる症状の一つが熱中症です。
脱水を引き起こし、悪化すると痙攣が起きることや意識障害が起こり、命を落とすことも少なくありません。

 

水分補給は美容にも大切

熱中症を防ぐために水分補給が大切なのはもちろん、季節を問わず水分をしっかり摂ることが美容を維持するためにも大切です。
水分が不足すると肌荒れやお肌の潤い不足にもつながり、お肌の新陳代謝が低下し、若々しさも失われるので気を付けましょう。

美意識が高く健康にも気を使っているモデルさんなどが、ミネラルウォーターを1日に2リットル飲むという話を聞いたことがありませんか?
なぜモデルさんが大量の水を飲むのかというと、肌や髪に良く、デトックスやエイジングケアに役立つとされているからです。

 

適切な飲み方


水はただ飲めばいいわけではありません。
健康と美肌を保つためには、体内のミネラルバランスも大切です。
熱中症になるのは、汗をかいて、体内から水分だけでなく塩分も失われてしまい、体内バランスが崩れることも原因です。
また、屋外作業をする方が水ばかりを飲んで、水中毒を引き起こし倒れてしまうケースもあります。これは水分ばかり摂ったことで、体内のナトリウム濃度が低下し、体内バランスが崩れたことが原因です。
そのため、水の量だけでなく塩分も意識することが大切です。

 

上手な水分補給とタイミング


1日2リットル、直接飲めなくても問題ありません。水分は食事から摂るものも含めて考えることができます。

たとえば、就寝中に体内の水分が失われる起床時と就寝前、お風呂に入る前と後にコップ1杯(150ml~200ml)、朝、昼、晩の3回の食事と休憩時間にお茶やコーヒー、ジュースなどを1杯ずつ飲むことで、まず1.2リットルから1.6リットルの飲んでいることになります。

そのほか、朝、昼、晩の食事時間に味噌汁またはスープを1杯ずつ飲めば、水分と同時に塩分補給もできるので一石二鳥です。
喉の渇きを感じる前にこまめに飲むことも必要なので、たとえば午前中にペットボトル500mlを1本、午後にも1本を目安にちょこちょこ飲んでいくと、軽く1日2リットルをクリアできます。

 

まとめ

熱中症予防はもちろん、健康維持や美肌のためにも水分補給は大切です。
無理にガブガブ飲むのではなく、起床時、就寝前、お風呂の前後、食事の時間にしっかり飲むこと、その間もペットボトル1本から2本を目標に掲げてこまめに飲むのも良いでしょう。
体内のミネラルバランスを崩さないよう、塩分補給も大切です。味噌汁などを飲めば、水分と塩分を同時に摂取できますので、熱中症の恐れもある今の季節は特に積極的に摂取するように心がけましょう。