華奢でフェミニンなハイヒールの靴は、いつの時代も憧れの的。きれいに履きこなすモデルさんを見て、あんな風になりたい!と思ったり。
一方、足への負担が大きいのも事実で、職場で毎日履くのがつらい!という声もよく耳にします。
そこで東京ビューティーでは、ヒールの靴に対する皆様の本音を大調査。ヒールに対する気持ちや、購入する時のポイントをお聞きしました。
ヒールのある靴を履く頻度はどのくらいですか?
履く頻度では、「ほぼ履かない」が約4割と多数派に。
必ず靴擦れしてしまう。(30代女性)
子供が小さいのでなかなか履く機会がないですが…履く機会があるならいつでも履きたい!(20代女性)
足を痛めるため履けない、仕事や育児のため履けないという方が多い模様。
第2位の「ほぼ毎日」を選んだ意見では、
仕事で、ヒールのある靴を履くと、気持ちが引き締まる。(30代女性)
スタイルアップのためには欠かせない。(30代女性)
スタイルや振る舞いを美しくみせるために履いている方が多く見られました。
ヒールのある靴を履いていて、足が痛くなったことはありますか?
足が痛くなったことは「ある」が約9割と圧倒的な結果に。「ない」を選んだ方はヒールを「ほぼ履かない」方やそもそも履いたことが無いという方が多く、ヒールを履いた場合、かなりの高確率で足の痛みに悩まされてしまうことが分かりました。
ヒールのある靴を購入する際に、重視するポイントはなんですか?
「フィット感」「デザイン」がそれぞれ7割近くの意見で選ばれています。履きやすさと見ため、やはりどちらも譲れないようです。
一方、ほとんどの方は「ブランド」を重視していません。靴擦れ防止などのためにも、自分の足に合った靴を広く探すことが大事ですね。
ヒールのある靴に対する気持ちで一番近いものを選択してください。
「好きだし履きたい」という意見が約4割で1位に。見かたを変えると、履きたくても履けない、履きたくないと感じる方も多いようです。
■好きだし履きたい
身長が小さいのでやっぱり盛りたいですし!(10代女性)
ヒールがない靴が履けないくらいヒールの靴が大好きです!最早たいらな靴を履いたときのほうが足が疲れます(笑) 脚も長く見えるし、履きやすいし、ヒールの靴大好き!(30代女性)
いまは子育て中でなかなかはけてないけど、かわいくって女性らしさがあるので好きです!品もあって!(20代女性)
華やかな靴が好きなのもありますが、スカートスタイルが多く、ヒールの方が合うことが多いから。(40代女性)
スタイルや姿勢をよく見せてくれるから好きという方や、女性ならではのファッションを楽しみたい方など、ヒールを愛用している方の意見が多く届きました。
■好きだけど履きたくない(履けない)
ヒールは好きだが、足の裏に魚の目ができたり、靴擦れするなどデメリットが多すぎる。(20代女性)
土ふまずがないからか、ヒールで働く仕事をしていたころ、ほとんど毎月足底筋膜炎になっていたから。(20代女性)
■苦手だけど履きたい
長時間立っていたり歩いていたりすると疲れるし、急ぐときに走りづらいので、できることならぺたんこの靴を履きたい。でも、スタイルがよく見えるのでヒールの靴を履きたい。(20代女性)
つま先やかかとが痛くなったり、なんとなく膝に負担がかかりそうなので苦手です。ですが、足が短いので、少しでも長く見せたいと思ってます。ヒールをはくと、足が綺麗に見え、スタイルアップに繋がるので履きたいです。(20代女性)
■苦手だし履きたくない(履けない)
外反母趾でひどいめにあっているので(50代女性)
ふくらはぎの形とヒールのデザインが合わない。ペタンコ靴の方が似合う気がするし、楽だから(20代女性)
ヒールに対する複雑な心境があらわに!
今回のアンケートで多かったのが、「足への負担はつらいけど、ヒールのデザインそのものは好き」という意見。フットケアとおしゃれで揺れ動く、複雑な心境があらわになりました。
痛みがひどくなると美しく歩くことも難しくなってしまいます。
足の形に合った靴や、痛みを軽減するケア用品を手に入れて、体をいたわりながらヒールを楽しみたいですね。
【調査概要】
調査期間 :2018年12月1日~12月31日
調査方法 :インターネット調査
調査対象 :全国10~80代 男女
有効回答数:247名(女性209名、男性38名)