2人に1人は野菜不足!ゆるめの「朝ベジ活」で野菜不足を解消しよう

美容と健康にかかせないのが、野菜の栄養をたくさん含んだバランスのいい食生活。
一方で、毎日三食きちんと理想の食事を摂るのはなかなか難しいですよね。

「オレンジページくらし予報」の調査では、「野菜がたりていない」と感じる人が46.2%と、摂取量に不安を抱いている人が多いことが分かりました。
野菜が不足する原因はどこにあるのでしょうか。

 

2人に1人は「野菜不足」で、野菜がたりていないと「罪悪感」を感じる!

まず「野菜が好きか」尋ねると、なんと95.1%もの人が「好き」と回答。その一方で、約半数の人が「野菜がたりていない」と野菜不足と感じていました。「どんなときに野菜が不足していると感じるか」という問いには、「いつもたりていない気がする」がトップで、漠然とした不安を抱いている人が多いようです。

「野菜が不足して体調に悪影響が出たことがある」は約3割。気になったのは、はっきりした自覚症状がない人が多いにも関わらず、「野菜がきちんととれていないことに、罪悪感を覚える」人が75.1%に達していること。野菜イコール健康」というイメージが浸透しているせいか、多くの人が「野菜を食べなければ」という強いプレッシャーを感じているようです。

 

朝食では野菜を食べない人も多く、「週に1回以下」が42.3%

野菜を食べる頻度の質問では、夕食は9割以上の人が野菜をまめに食べていました。
対照的なのが朝食です。まめに食べている人の割合がぐんと減り、野菜をほとんど取っていない人が4割に達しました。裏を返せば、この手薄になっている「朝」に野菜をとるようにすれば、摂取量をぐんと増やすことが可能といえそうです。

忙しい朝は、調理時間を捻出しにくいもの。「レタスなどちぎるだけでいい野菜を食べる」(30代・フルタイム)、「野菜スープを作り置きし、朝は温めるだけにする」(40代・パート)、「毎朝、トマトジュースを飲む」(30代・パート)など、手軽にできそうな工夫をしている人も。こうした「無理なく続けられる」方法で、ゆるめの「朝ベジ活」をすると、野菜不足解消につながるはずです。

 

野菜不足のときに食べたいのは「トマト」「キャベツ」「ほうれん草」

野菜不足のときに買う野菜について尋ねると、一番人気が「トマト・プチトマト」。「リコピンやビタミンが多い」(50代・パート)、「加熱せずに食べられるので、栄養の損失も少ない」(30代・フルタイム)ことなどが、支持される理由のよう。ほかには、食物繊維が豊富で使い回ししやすい「キャベツ」、緑黄色野菜である「ほうれん草」「ブロッコリー」にも人気が集まりました。

同様に、「野菜をとりたい」ときに作る料理としては、「野菜炒め」が1位に。アレンジの幅が広いため、食卓への登場回数が多いよう。次いで「生野菜サラダ」、「具だくさんのみそ汁」が上がり、「週末などに野菜をまとめてカットし、すぐにサラダにできるようにしておく」(20代・フルタイム)、「キャベツのしんやブロッコリーの茎なども、刻んでみそ汁に入れる」(60代・専業主婦)といった、野菜をとるための細かな工夫が見られました。

「野菜をとらねば…」という強いプレッシャーの存在や、朝食では野菜を食べていない人も多いことが明らかになった今回の調査。ストレスなくできる、ゆるめの「朝ベジ活」こそが、野菜不足解消の切り札となりそうです。野菜の摂取量に不安があるなら、自分の食べている野菜の重さを量って現状を把握する、調理時間のない人は、市販の野菜ジュースやカット野菜などを取り入れるなど、ちょっとしたことから始めてみてもいいのではないでしょうか。

 

アンケート概要
●調査対象:オレンジページメンバーズ・国内在住の女性(有効回答数1120人)
●調査方法:インターネット調査 ●調査期間:2018年6月22日〜6月27日