活性酸素に勝つ!

5月は紫外線量がピーク!紫外線によるストレスで、お肌は老化が進行してしまいます。
その老化の原因の一つがよく聞く『活性酸素』。
お肌だけでなく、カラダまでも少しづつ老化させていきます。
この活性酸素は、人が生きていく以上完全に阻止することはできません。ただ、気をつけなくてはいけないことは、カラダが対処できないほどの活性酸素が過剰に発生してしまうことです。
日頃のちょっとした気配りで反活性酸素生活をはじめましょう♪

活性酸素ってそもそも何?

人間にとって必要不可欠な酸素。この酸素のおかげで、体の全ての細胞に酸素と栄養分が行き渡り、体内を健康に保ってくれています。しかし、呼吸によって体内に取り入れられた酸素のうち、約2〜3%は活性酸素となります。
この活性酸素は、体内に侵入した細菌やウイルスを退治するために、白血球から放出され、殺菌・消毒の役目をしてくれる、体にとっては必要な物質です。
が、一方では増えすぎると正常な細胞まで攻撃してしまい、体に悪影響を与えてしまうといった面もあります。

そして、私たちの体にはこうした必要以上の活性酸素を除去する働きもあります。
SOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)などの活性酸素除去酵素の存在です。ただ、この活性酸素除去酵素の生成は20歳頃がピークだと言われています。それ以降はどんどん生成量が減少し、40代になるとピークの半分にまで減ってしまいます。年齢とともに老化していくのは、活性酸素除去酵素の生成が少なくなってきて、体を活性酸素から守れなくなってきてしまうのが原因の一つのようです。

活性酸素が発生する原因とは

  • 大量の紫外線を浴びる。
  • 激しいスポーツ、肉体的にきつい仕事などで大量に酸素を消費する。体内に病原菌が侵入してきた時。
  • タバコを吸ったり、車の排気ガスや工場の排煙を吸ったりした時。
  • 強いストレスを感じた時。
  • 放射線を浴びる。
  • 食品添加物、農薬、医薬品、殺虫剤の摂取。
  • 電磁波(携帯電話、パソコン、電子レンジ、OA機器)を浴びる。
  • 飲酒(飲み過ぎは大量の活性酸素が発生する)。

体やお肌への影響は?

1.肝臓の機能が低下
24時間活発に活動している肝臓では他の部位に比べて活性酸素が発生しやすい環境にあります。
活性酸素の影響で、肝臓が老化して機能が低下してくると、疲れやすくなったり、やる気がなくなったりなど の症状が出てきます。

2.シミやソバカス
表皮には紫外線からお肌を守るためにメラニン色素が分泌されます。その紫外線により体内に活性酸素が発生し、除去されるべきメラニン色素が分泌されてしまうのです。活性酸素が多いほどメラニン色素がたくさん分泌されて、シミやソバカスができやすくなります。

3.血管のつまり
悪玉コレステロールの脂質が活性酸素と結びつくことで酸化して、酸化悪玉コレステロールになります。
それが血管内に付着して、動脈硬化や、心筋梗塞、脳梗塞などの弊害をもたらせてしまいます。
コレステロールの多い食事、活性酸素の多くなる環境は血管にとってマイナスなんですね。日頃の生活で気をつけよう

紫外線から体を守る

活性酸素を発生させる紫外線対策として、1年中のUVケアを意識しましょう。特に5月は紫外線が強くなる時期です。できるだけ日陰を歩く、日傘をさす、帽子を被るなどをして、長時間紫外線を浴びることは避けましょうね!
ストレスに強い心とカラダをつくる
ストレスも活性酸素が発生する要因の一つ。日頃から自分が楽しめることを見つけ、ストレス解消できることを見つけよう!
添加物を避ける
添加物が入った食べ物や、塩素処理された水道水などを大量に口にするのも活性酸素が発生します。
飲酒・タバコはほどほどに
ストレス解消にお酒やタバコを吸う方もいらっしゃると思いますが、毎日の飲み過ぎ・吸い過ぎは、活性酸素を発生させるだけでなく、健康的にもリスクが高いので適量を守りましょう。
なかでも喫煙する方は、喫煙しない方に比べて肌年齢が約5歳以上、老化が進んでいると言われています。
喫煙する方は、積極的なビタミンC補給をしましょうね!

5月は紫外線量がピーク!紫外線によるストレスで、お肌は老化が進行してしまいます。日頃のちょっとした気配りでお肌の老化を防ぎましょう♪