ようやく暑さもおさまり、秋本番を告げる涼風が吹き始めました。夏を過ごしたお肌のストレスは、今、最高潮!乾燥の冬が来る前に、ハーブでからだの中と外からお肌をいたわりましょう。今回は、天然ハーブで作る「フェイスパック」をご紹介します。美白効果のあるマルベリーに、敏感肌や乾燥肌でも使えるパック用粘土と、疲労した肌をやわらかく回復させるスイートアーモンドオイルを加えたクレイパック。週末にできる、スペシャルケアです。
マルベリーは美白・整肌効果のあるハーブです
マルベリーの和名は桑。きれいな黄緑色のハーブは亜鉛など、抗酸化作用に役立つミネラルや葉緑素がたっぷり!皮膚に栄養を与え、美白や肌のコンディションを整えるはたらきがあり、しみの予防効果もあるそう。甘く元気な香りもこころを癒してくれます。今回ご紹介する「クレイパック」なら、粘土質の高いカオリンに、肌の余分な脂や汚れが吸い取られ、つるつるのたまご肌に!マルベリーのクレイパックで、”女子力”を高めましょう。
<マルベリーフェイスパックの材料>
マルベリーの精油・・・1滴
スイートアーモンドオイル・・・小さじ1
クレイ(モンモリトナイト)・・・大さじ1
精製水・・・大さじ1
<準備するもの>
計量スプーン、乳鉢
<マルベリーのフェイスパックの作り方>
1)乳鉢にクレイを入れ、精製水を加えてしばらく置く。水分が浸透したら、ペースト状になるまでよく練り混ぜる。
2)スイートアーモンドオイルをゆっくり加えて練り合わせる。
3)マルベリー精油を加えてさらに混ぜる。
<マルベリーのフェイスパックの使い方>
1)洗顔後、水気をふき取ってから目と口のまわりを避けてパックを塗る。
2)3〜5分そのまま置いて、ぬるま湯で洗い流す。
3)水気をふき取り、ローションで肌を整える。
マルベリーは、パック剤に使われるほか、バスソルトやハーブティーとしても親しまれているハーブです。バスソルトとしてお風呂にマルベリーパウダーを入れて入浴すれば、全身の肌のコンディションを整え、マルベリーの甘く元気な香りがポジティブな気持ちにさせてくれます。お茶としては、糖分の吸収を抑えるはたらきがあるため、食前に飲めば肥満の予防に役立ちます。また、ビフィズス菌」のはたらきを高めたり、高血圧を予防するほか、利尿、解熱作用もあるといわれています。