「ムーミン」シリーズの多彩なアートと奥深い物語の魅力を約500点の展示品で体感することができる「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」が、森アーツセンターギャラリーにて開幕。
愛らしい姿とユーモアあふれる言葉で世界中のファンを魅了するムーミンとそのなかまたち。フィンランドを代表する芸術家、トーべ・ヤンソン(1914~2001年)が生みだした「ムーミン」シリーズは、小説、絵本、新聞連載コミック、アニメ、商品などさまざまなかたちで親しまれています。
約500点の展示作品が並ぶ過去最大級のムーミン展
開幕に先立ち、4月8日(月)に開催されたプレス内覧会には、今年3月にオープンしたムーミンバレーパークからムーミンが、フィンランド・タンペレ市にある世界で唯一のムーミン美術館からタイナ・ムッリィハルエ館長がお祝いにかけつけました。館長は「トーベの作品は、特に日本で人気がありますが、年齢や性別を超えて世界中でも愛されています。物語のキャラクターに自分を重ね合わせることができるからでしょう。今回の展覧会は、日本フィンランド外交関係樹立100周年を記念したものです。日本で開催されたムーミン展として過去最大級の展覧会を是非お楽しみ下さい。」と話しました。
会場内には、世界でただ一つのムーミン美術館から、「ムーミン谷の彗星」「ムーミンパパの思い出」など、ムーミンの小説9冊全てから挿絵やスケッチを展示。スナフキンのハーモニカやリトルミイの洋服のデザインパターンなど、トーベの画家としての細やかなタッチを垣間見ることができます。
また、ムーミンキャラクターズ社所蔵のイースターカードや銀行の広告、ボードゲームのパッケージなど、小説や絵本では見ることのできないムーミンたちの愛くるしい表情に出会えるのも本展の見所の一つです。
会場限定グッズやコラボメニューが登場
そして会場限定グッズも豊富な品ぞろえ。図録はもちろん、Tシャツやコットントート、ダイカットタオルなど、ムーミンファンにはたまらない会場限定グッズがおよそ250点並びます。
また、展覧会会場と同フロアの「Cafe THE SUN」では、ムーミン展の開催を記念して、コラボメニューが登場。ここでしか食べることのできない、見た目にも楽しい限定メニューが勢ぞろいです。
日本フィンランド外交関係樹立100周年を記念した、これまで見たこともないムーミンとそのなかまたちの多彩な表情を、会場でぜひご覧ください。
開催期間 | 2019年4月9日(火)~6月16日(日)会期中無休 |
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開催時間 | 10:00~20:00 ※火曜は17:00まで(入館は閉館の30分前まで) |
会場 | 森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階) |
料金 | 一般1800円、中学・高校生1400円、4歳~小学生800円 ※3歳以下入館無料 |
主催 | 朝日新聞社、 森アーツセンター |
電話番号 | ハローダイヤル 03-5777-8600(8:00~22:00) |
ホームページ | https://moomin-art.jp |