「キャンプ」を快適に気持ちよく過ごすために!出発前から帰宅後までのお役立ち情報

ライオン株式会社(代表取締役社長・掬川 正純)は快適で清潔な暮らしを送るための新しい生活習慣の定着化に向けた情報発信をしていきます。
近年、キャンプ人口は増加しており、感染症の影響が継続する中でも益々人気が高まっています。ゴールデンウイークや夏休みなど、これからのメインシーズンに向け、快適なキャンプを過ごすためのポイントを紹介します。


1. キャンプ市場動向
「オートキャンプ白書2020(一般社団法人日本オートキャンプ協会、2020年7月発行)」によると、キャンプ参加人口は7年連続で増加しています(図1)。特に昨年5月に全国で緊急事態宣言が解除されて以降、密を避けられる屋外イベントとして、ファミリーキャンプやソロキャンプの盛り上がりは更に加速しています。また、ステイホームを前向きに楽しむため、庭やベランダでテント泊を行うといった「おうちキャンプ」をする生活者もいます。感染症の影響は今後もしばらくは継続することが予想され、キャンプを楽しむ生活者はこれからも益々増えていくと考えます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/256217/LL_img_256217_1.png
キャンプ参加人口


2. キャンプを快適に気持ちよく過ごすためのポイント
キャンプを快適に過ごすために、お出かけ前の点検が大切です。テントやタープ、また睡眠時の必需品であるシュラフ(寝袋)に汚れやニオイがついていたら、お手入れして取り除いておきましょう。中には、これらのキャンプ用品を久しぶりに使用する人もいると思います。そういった場合も、下記に紹介する方法を実践すれば、新たに購入せず、お手元のキャンプ用品を活かすことができます。また、キャンプ後のお洗濯の悩み事についても、あわせてポイントをご紹介します。
そして、キャンプの醍醐味である料理に関しては、流行りのメスティン*に、クッキングシートを組み合わせることで、手軽でおいしい料理を作ることができます。一方で、感染症予防として、調理・食事の前には手洗いをしっかり行いましょう。これらを知っておけば、キャンプを快適に気持ちよく楽しむことができるはずです。
*アルミ製の箱型飯ごう

[1]テント・タープの点検とお手入れ
宿泊する場所によっては寒暖差も大きく、テントやタープは夜露で濡れていることも多いはず。そのまま自宅で保管していた場合、汚れや菌の増殖で嫌なニオイがついているかもしれません。キャンプ前に一度点検をしてください。
(1) 目立つ汚れがある場合、スポンジや雑巾での水ぶきで汚れを落とします。
(2) 全体的に汚れやニオイがある場合、適度な大きさにたたみ、洗濯槽に水を溜めて、その中で「振り洗い」をします。
(3) 洗ったあとは乾いたタオルでよく水気をふき取って、風通しのよい場所で陰干ししましょう。
参考:次回も気持ち良く使える「登山テント」のお手入れ方
https://lidea.today/articles/951

[2]シュラフ(寝袋)の点検、汚れていたらおしゃれ着用洗剤を使ってお洗濯
テント宿泊に使用したシュラフは、肌に直接触れるため、皮脂汚れなどで汚れています。汚れが残っていると菌が増殖し易く、黄ばみやニオイの原因となります。点検して汚れていたら、お洗濯をしましょう。洗濯槽を、おけ代わりにする手洗い洗濯がシュラフのダメージを抑えられておすすめです。※洗う前に必ず洗濯表示を見て、家庭で洗えるか確認しましょう。
(1) 裏(内)側の汚れをしっかり落とすため、洗う前には裏返しにしましょう。
(2) 洗濯ダメージを防ぐため、ファスナーはしっかりと閉め、大きめの洗濯ネットに入れます(図2)。
(3) 洗濯槽に水を貯め、おしゃれ着用洗剤(アクロン)を入れ、槽内で「押し洗い」しましょう(図3)。
(4) すすぎも同様に行った後、洗濯機を用いて最短時間で脱水し、水気を取り除き、裏返しのまま陰干します。

https://www.atpress.ne.jp/releases/256217/img_256217_2.jpg
<図2 洗濯ネットに入れた様子>
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<図3 洗濯槽で押し洗いしている様子>

参考:自宅で簡単!「シュラフ(寝袋) 」を洗濯するときのポイント
https://lidea.today/articles/947

[3]キャンプ後の衣類、すぐに洗えない時の対策
帰宅後に「すぐに洗濯したい」けれどできない時、そんな時は洗濯用プレ洗剤「ブライトSTRONG 衣類の爽快シャワー」(2021年5月26日(水)発売)におまかせ。皮脂、食べこぼしのシミ、汗汚れなど、脱いだ衣類の気になる部分にかけて放置することで、汚れを落としやすくします(図4)。かけた部分の除菌・ウイルス除去ができるのもポイント(但し、すべての菌・ウイルスを除去するわけではありません)。
1週間程度放置しても大丈夫なので、好きなタイミングで洗濯ができます。※本品をかけたあとは必ず普段お使いの洗剤で洗濯してください。
参考:『ブライトSTRONG 衣類の爽快シャワー』 新発売
https://www.lion.co.jp/ja/company/press/2021/3503

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<図4 衣類の爽快シャワーの使用イメージ>


[4]泥汚れも対処方法がわかれば、こわくない!
キャンプの困りごとである落としにくい衣類の泥汚れの対処方法を紹介します。泥汚れを落とそうとして、やってしまいがちな洗濯前の水洗いは、実は逆効果!水洗いをすると、泥が水と一緒に繊維の中に入り込んで、かえって落としにくくなってしまうので要注意です。ポイントは、洗濯前の前処理で、泥汚れ部分に「高濃度液体洗剤」を塗布しておくこと。
(1) まず衣類に付着した泥汚れを乾いた状態でパンパンと手ではたき、できるだけ土や砂を落とします。
(2) 高濃度液体洗剤(トップスーパーNANOX)を塗布して一晩(12時間)放置します。
(3) そのまま衣類を洗濯機に入れ、ほかの衣類も一緒に普段通りのお洗濯をします。
参考:「泥汚れ」の落とし方は、洗濯前の「前処理」がポイント!
https://lidea.today/articles/631

(5)メスティン*を使った、ラクラク「キャンプごはん」
キャンプの醍醐味といえば、自然の中で食べる「キャンプごはん」。
現地では作業場や水が限られますし、また、共同の炊事場で密状態をつくらないためにも、家で下準備をしておくのがポイント。また、メスティンを使う時は、直接食材を入れずにクッキングシートを敷くと、焦げ付かずに調理できて、後片付けもラクです。
参考:メスティンで作るキャンプ飯のレシピ
型紙なしのメスティン折りも解説!
https://lidea.today/articles/002872

https://www.atpress.ne.jp/releases/256217/img_256217_5.jpg
<図5 鶏肉としめじの炊き込みご飯>

(6)調理や食事の前には、しっかり手洗いをしましょう!
テントを張ったり、バーベキューの準備をしたり、キャンプでは、大人も子どももいつも以上に手が汚れているかもしれません。感染症予防として、料理する前、食事する前には、しっかりと手洗いをしましょう。
参考:【手洗い動画付き】感染予防のための「正しい手洗い方法」Q&A
https://lidea.today/articles/002826

感染症の影響が継続している中では、特に管理棟やトイレといった屋内施設では、マスクを着用し密を避けるといった基本対策を実施してください。それらに加えて、紹介した手洗いの励行、手指消毒剤を持参するなどの対策を実践してみてください。多くの方がキャンプを快適に楽しめるように、政府・自治体が設定したルールを守り、他のキャンパー・キャンプ場運営者・キャンプ場の周辺住民に対して配慮することが大切です。
参考:オートキャンプを楽しむための新型コロナウイルス対応ガイドライン(一般社団法人日本オートキャンプ協会)
https://www.autocamp.or.jp/guideline-campers/

当社は、これからも健康的で快適な暮らしに役立つ情報を発信して生活者をサポートし、「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニー」をめざしてまいります。


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