ライオン株式会社(代表取締役社長・掬川 正純)は、子どもたちのコロナ禍における歯みがき実態について調査しました。その結果、コロナ禍でも、約半数の子どもが、保育園・幼稚園・小学校内で昼食後の歯みがきをしていることがわかりました。歯みがき時の飛沫による感染への不安もある一方で、歯みがきの大切さも重視された結果だと考えられます。感染を予防しながら歯みがきを行うために、飛沫を飛ばさない歯みがき方法を身につけることが重要です。
■調査概要
・期間:2021年3月11日(木)~2021年3月15日(月)
・方法:インターネット調査
・対象:園児(保育園、幼稚園、こども園)または小学生の子どもがいる母親 205名
■結果
調査に協力いただいたご家庭では、約半数(49.8%)の子どもが、園や小学校で昼食後の歯みがきを行っていました。行っていない子ども(33.7%)のうち約3割は、これまでは園や小学校で昼食後の歯みがきをしていたものの、新型コロナウイルス感染のリスクを減らすために中止となったと答えていました。昼食後の歯みがきを中止した園や小学校に子どもを通わせている母親(17名のうち回答者13名)は、「感染リスクが低減して安心(31%)」と答える一方で、「自宅での口腔ケアを入念にしなければならない(31%)」「子どもの口腔状態に不安を感じる(23%)」と答えており、子どもの「感染リスク」と「歯の状態」のどちらも気になっている複雑な心境がうかがえました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/273338/LL_img_273338_1.png
子どもの昼歯みがき実態
■まとめ
感染予防も歯みがきも、健康を維持するために大切な行動です。保育園、幼稚園、学校などで歯をみがく場合は、人の密集を避ける、洗面台を汚さないなどのエチケットも大切です。飛沫の飛散を抑える歯みがき方法については、例えば、日本歯科医師会が「口を閉じて行う歯みがき」を動画で紹介しています( https://www.jda.or.jp/tv/99.html )。また、当社の生活情報メディアLideaでも口を閉じて歯みがきを行う際のコツを紹介しています( https://lidea.today/articles/002892 )。
今後、コロナ禍においても、よいオーラルケア習慣を継続していただけるよう、ひき続き、情報発信をしてまいります。
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