この度、「サメの飼育種類数日本一」のアクアワールド茨城県大洗水族館（アクアワールド・大洗）は、２０２４年３月２３日(土)より全スタッフが着用するユニフォームを一新いたします。新ユニフォームは「グローバルワーク」「ニコアンド」「ローリーズファーム」等のファッションブランドを展開する地元・茨城創業の株式会社アダストリアによるプロデュースで、水族館で働くスタッフのために制作された完全オリジナルユニフォームです。
特設サイト：https://www.aquaworld-oarai.com/2024/03/14/uniform/
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ユニフォーム一新の経緯
アクアワールド・大洗では、２０２０年より“さぁ、新世海！”をコンセプトに掲げ、水族館の新たな一面をお客様にお見せするため、各水槽やプログラムのリニューアル、新施設のオープンなど様々な取り組みを行ってまいりました。これからも歩み続ける水族館として、“さぁ、新世海！”のコンセプトをさらに追求するため、ユニフォームも見直すこととなりました。従来のユニフォームは既製商品の組み合わせによりコーディネートしていましたが、飼育業務において配慮すべき点や現場で働くスタッフの要望を盛り込むことのできる当館初のオリジナルユニフォームを制作するため、プロポーザル審査会による選考のうえ、株式会社アダストリア（以下、アダストリア）による提案内容を採用し、ヒアリング・サンプルのフィッティングを重ね、この度、新ユニフォームが完成いたしました。
新ユニフォームの概要
アダストリアによるトータルコーディネートプロデュースにより、ブルゾン、ポロシャツ（長袖・半袖）、パンツ、アウター（防寒着）、帽子の５アイテムを新調いたしました。ブルゾンとポロシャツはサービススタッフと飼育スタッフによって、形や色が異なります。ブルゾンは襟や裾がそれぞれの職務内容に適したデザインとなっており、当館で飼育する生き物たちが描かれています。ポロシャツは当館のシンボルマークからインスピレーションを受けた色彩とボーダー柄により、アクアワールド・大洗の目指すビジョンを集約するユニフォームとなりました。
当館のシンボルマークに込められた意味
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３つの輪は「大洗・茨城・世界の海」へと広がる展示空間や「過去・現在・未来」の地球を表し、茨城沖の特徴である「黒潮・潮目・親潮」を表現しています。未来に向けて前進するサメの躍動感は、県民一人ひとりのシルエットでもあり、明日の茨城を象徴しています。
当館ではこのシンボルマークを、２２年前の開館当初から現在にわたり使用しています。
株式会社アダストリアについて
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株式会社アダストリアは、「グローバルワーク」「ニコアンド」「ローリーズファーム」など、グループで30を超えるブランドを国内外で約1,400店舗展開するカジュアルファッション専門店チェーンです。2023年に創業７０周年を迎え、「Play fashion!」のミッションのもと、人と情報が行き交うオープンなコミュニティをつくり、新たな価値を生み出す“グッドコミュニティ共創カンパニー”となることを目指しています。
新ユニフォームの注目ポイント
アクアワールド・大洗のために書き下ろされたオリジナルテキスタイル（生地）
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新ユニフォームのブルゾンとパンツには、当館で飼育しているシロワニやカナダカワウソ、フンボルトペンギンなどの生き物たちのイラストが描かれたテキスタイル（生地）を使用しています。海中をイメージした紺色をベースに、のびのびと泳ぐ生き物たちの様子が描き下ろされたオリジナルの図柄です。イラストになっている生き物たちは、実際に館内で観察することができますのでユニフォームとあわせて、ぜひご注目ください。
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シロワニ
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カナダカワウソ
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フンボルトペンギン
サステナブル素材“コラーゲンヤーン”を国内の水族館で初採用
新ユニフォームには、魚の鱗に含まれるコラーゲンペプチドアミノ酸を使用した「コラーゲンヤーン」を使用した生地を採用いたしました。この生地は、魚の食品加工の際に発生する廃棄物中の鱗から抽出した成分を結合させたポリマーから作ったポリエステルの糸を原料にしています。なめらかな手触りでしわになりにくく、ストレッチが利くことからユニフォームに使用しています。
また、本来はそのまま廃棄されるものの一部を再利用したサステナブル生地をユニフォームとして着用することにより、水族館スタッフの使命である海や河川の環境保全や生き物たちが直面する環境問題に日々対峙し、発信していくという意思を込めています。職業ユニフォームとして、また水族館のユニフォームの「コラーゲンヤーン」を使用した生地の採用は“日本初”となります。
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〈コラーゲンヤーン〉
養殖漁業が盛んな東アジアでは食品用に大量の魚が養殖されています。それと同時に、魚を食品へ加工する際には大量の廃棄物が発生します。コラーゲンヤーンはその廃棄物となる鱗を再利用する製造方法で作られている生地です。鱗からコラーゲンペプチドアミノ酸を抽出し、ポリマーと分子レベルで結合させ、コラーゲン成分を含んだポリマーからポリエステルの糸を作ります。その糸は通常のポリエステルより柔らかく仕上がり、肌に馴染むうえ、洗えてシワになりにくく仕上がります。
水族館で働くスタッフのために考えられた特別な機能の数々
新たなユニフォームには、働く現場の環境に適応し、快適な状態で作業に取り組むことができるよう、細やかな工夫が施されています。
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水槽への落下リスクの少ないスナップボタンを使用
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ボタンやジッパーが水槽に接触しアクリル面を傷つけないように比翼でカバー
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ブルゾンの内側は通気性の高いメッシュ素材を使用
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アウター（防寒着）の内側には外気の侵入を防ぐ仕様を採用
３月２３日の着用開始日にはお披露目イベントを開催！
新たなユニフォームの着用開始日となる２０２４年３月２３日には特別記念イベントを開催します。当日は先着５００名様に記念ポストカードをプレゼントします。１回目のイルカ・アシカオーシャンライブ前には、新たなユニフォームをお客様にお披露目します。
さらに、館内では３月３１日まで、ユニフォームに描かれた生き物たちの紹介パネルを各水槽前で、ユニフォームの各コーディネートの実物をシャークダディズルームで展示します。
●新ユニフォームお披露目
開催日：２０２４年３月２３日（土）
時間：９：５０～（1回目のイルカ・アシカオーシャンライブ前に実施・１０分程度）
場所：館内４階 オーシャンシアター
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３月２３日限定 先着500名様記念ポストカードプレゼント
新たなユニフォームを着用した全スタッフが一丸となり、 “さぁ、新世海！”のコンセプトのもと生き物たちの魅力を皆さまにお届けする水族館を目指していきます。
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プレスリリース提供元：＠Press