“木のある暮らし・木の街づくり”応援WEBマガジン「Love Kinohei ラブキノヘイ」にて、木育のトップリーダーが開発した子ども用家具の初心者向けDIYマニュアルを公開

一般社団法人 全国木材組合連合会(会長:鈴木和雄)は、“木のある暮らし・木の街づくり”を提案するWEBマガジン「Love Kinohei ラブキノヘイ」にて、日本の木(国産材)を一般のご家庭でも親しんでいただくため、DIYの初心者でも簡単に取り組める子ども用家具の作り方を、木育※1のトップリーダー 埼玉大学 浅田茂裕教授とともに開発し、WAKUWAKU家具シリーズとして公開しました。

URL: https://love.kinohei.jp/kids-diy/

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/248746/LL_img_248746_1.jpg
はじめての子どもの家具作り

■開発の背景
日本の森林は国土の約7割を占め、そのうち約4割が人工林(スギ、ヒノキ等)です。さらに約半数が木材として使い時に当たる50年生前後の木で伐採期を迎えています。いま利用期を迎えている木を「伐って、使って、植えて、育てる」ことで次世代の森づくりにつなぐ必要性に迫られています。そこで、国産材を使うことが我が国の適切な森林の管理につながるということを知っていただくきっかけとして、子ども部屋をウッド・チェンジ※2するというテーマにて、お子様の家具をご自身でつくるためのDIYマニュアルを木育のトップリーダー埼玉大学 浅田茂裕教授とともに開発しました。ご家庭で木材の購入から加工を通じて木に親しみ、木のぬくもりをお子さんとともに感じ、木がもたらす安らぎの空間をつくることができます。

※1 木育とは 多感な感性を育む幼児期より木に触れ木に囲まれた空間で過ごし、ぬくもりやゆとりを感じることは、本当の豊かさを感じとれるセンサーを育むきっかけになります。また子どもだけでなく、一緒に過ごす保護者にも健康面や精神面でのメリットも得ることができます。そこで、木のおもちゃに触れる体験や木工ワークショップ等を通じた木育活動や、それらを支える指導者の養成のほか、関係者間の情報共有やネットワーク構築等を促すイベントの開催など、様々な活動が行政や木材関連団体、NPO、企業等の幅広い連携により実施されています。

※2 林野庁では、平成17年度から、木材を利用することの意義を広め、木材利用を拡大していくための国民運動「木づかい運動」を展開しています。「ウッド・チェンジ」は、その一環として、身のまわりのものを木に変える、木を暮らしに取り入れる、建物を木造・木質化するなど、木材の利用を通じて持続可能な社会へのチェンジを呼びかけるプロジェクトです。


■WAKUWAKU家具シリーズ
<特長>
1.身近なところで買える材料と道具で簡単に作れる
複雑な加工、特別な機械などが必要ない。

2.短時間でつくることができる
型紙などを使うことで、時間が短縮できる。
こどもチェア 約30分程度
こどもデスク 約40分程度
おもちゃステーション 約60分程度
(切断作業を除いた目安の時間です。実際の作業時には個人差があります。)

3.基本パターンがわかれば、バリエーションが楽しめる
イス→ベンチ、子ども用→大人用
デスク→壁掛け飾り棚、ラック

<開発・監修>
埼玉大学 浅田茂裕教授
木づかい子育てネットワーク理事長
木育・森育楽会代表

<コラム Do it for your life. -日本の木を使う大切な理由 より>
南北に長くのびる日本列島には、その気候、風土に応じたさまざまな樹木があります。木の国といわれるように、日本人は古くから樹木を植え、育て、伐採し、大切な資源として、また暮らしの彩りとして、木を生かしてきました。でも最近は、プラスチックなどの素材が生活に広がり、木が使われる場面が減っています。伐採されなくなった日本の森は徐々に元気を失っていき、きれいな水をたくわえ、二酸化炭素を固定し、災害を防ぐという、森の大切なはたらきが衰えています。
日本の木を使ってみましょう。それは環境破壊ではなく、日本の森、そして森と私たちの関係をより豊かにする大切な行動です。スギ、ヒノキなど、自然のあたたかみが感じられる日本の木をあなたの暮らしに取り入れてみましょう。そのことが、空や海の汚染を減らし、世界の森林破壊を防ぎ、次の世代も快適で、安心して暮らせる「木の国日本」をつくります。
Do it for your life. あなたのくらしを、あなたの手で。日本の木を使ってみませんか。


■コンテンツ
・WAKUWAKU家具について
・WAKUWAKU家具をつくる手順
・マニュアルダウンロード
・塗料のいろいろ
・そろえておきたい木工具
・木材の選び方
・日本の代表的な木材の種類と特長
・コラム Do it for your life. -日本の木を使う大切な理由


■運営者
昭和29年に設立した一般社団法人 全国木材組合連合会は、低炭素社会構築に貢献する木材利用の推進や木材関連産業の健全な発展を図り、木材資源の効率的利用を軸とした資源循環型社会の構築に寄与することを目的として活動しています。

法人名 : 一般社団法人 全国木材組合連合会 http://www.zenmoku.jp/
会員概要: 47都道府県木連、17業種別団体(木材・木製品製造・流通16千社)、
18賛助会員
所在地 : 〒100-0014 東京都千代田区永田町2-4-3 永田町ビル6階
E-mail : info@mokuzai-zaiko.jp


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