楽器店員がベートーヴェンで好きな曲、「悲愴」がトップ! 楽器店員の「ベートーヴェンに関する調査②」を実施


島村楽器株式会社(本社:東京都江戸川区、代表取締役社長:廣瀬 利明)は、2020年にベートーヴェンが生誕250周年を迎えるにあたり、当社の20代~50代の従業員に対して『ベートーヴェンに関する調査②』を実施し、290名から回答を得ました。


【ベートーヴェンに関する調査②:注目トピックス】


①ベートーヴェンの曲の魅力「壮大である」「力強い」。スケールの大きさや力強さを評価。
②ベートーヴェンで好きな曲は「悲愴」が「第九」「運命」を抑えてトップとなった。
③ベートーヴェンの曲で好きな指揮者のトップは「カラヤン」。次に僅差で「小澤征爾」。「カラヤン」はカリスマ性、「小澤征爾」は認知度の高さが人気につながっている。


【調査概要】
・対象  :島村楽器株式会社従業員(アルバイト含む)
      20代~50代の男女 290名(男性128名、女性162名)
・調査時期:2020年3月
・調査手法:インターネット調査(島村楽器調べ)


【今回の調査結果について】
年末の「第九」が恒例行事となっているベートーヴェン。日本人にも絶大な人気を誇り、常にBGMや多くの音源が聴かれ、様々な場でコンサートが楽しまれています。初期のコンパクトディスクの最大収録時間がベートーヴェンの「第九」を基準にして74分となった逸話はよく知られている話です。このようにクラシックを聴かない人でもベートーヴェンのメロディーは必ず聴いたことがあるはずです。
ただし、意外と身近すぎて、名前や一部のメロディーが先行して、ベートーヴェンについてきちんと認識する機会は少ないかもしれません。そこで、今回は、生誕250周年を迎えるにあたりベートーヴェンをより深く親しんでいただくためにベートーヴェンについて、当社従業員にアンケートをとりました。
まず、ベートーヴェンの曲の魅力は「壮大である」「力強い」が上位となりました。やはり、ベートーヴェンはスケールの大きさや力強さが評価されているようです。また、クラシックを知っているかどうかで評価項目に差があり『クラシックを知っている』人は、知らない人より、「曲の完成度が高い」「楽曲構成が優れている」が高くなり、音楽面での評価が高いことが伺える結果となりました。
続いて、ベートーヴェンで好きな曲は「悲愴」が「第九」「運命」を抑えてトップとなりました。タイトルからは、悲しみに満ちた楽曲のようなイメージですが、それだけではない、様々な情感が色とりどりに豊かに表現された部分が人気の要因なようです。
ベートーヴェンで初心者にお薦めの曲は、「第九」等のメジャーで親しみやすい曲が上位となりましたがこれらは、親しみやすいだけではなく、技術面でも深みがあり、聴くたびに発見がある楽曲ですので、じっくりと聴いてほしいという意見が多数となりました。
ベートーヴェンの曲で好きな指揮者は、「カラヤン」がトップとなりました。ずば抜けたカリスマ性が評価されたようです。2位は僅差で「小澤征爾」となりました。「小澤征爾」は「世界のオザワ」として有名ですが、意外ときちんと聴いたことがある人は少ないのではないでしょうか?この年末年始に、日本が誇る指揮者によるベートーヴェンを楽しんでみても良いかもしれません。


【音楽ネタに関する調査結果、トピックスに関連する記事についてはこちら】
身の回りのふとした出来事と音楽との結びつきを探求するWebメディア
『Happy Jam(ハッピージャム)』      
URL  :https://www.shimamura.co.jp/happyjam/ 


【調査結果】


<ベートーヴェンの曲の魅力「壮大である」「力強い」「情熱的である」。スケールの大きさや力強さが魅力。>


Q. あなたが思うベートーヴェンの曲の魅力・素晴らしいと思う点をお答えください。(複数回答)
(全体: n=290)(クラシックを知っている:n=174、クラシックを知らない:n=116)


画像 : https://newscast.jp/attachments/jmBtIA7TC45y3SkfDvBl.png


ベートーヴェンの曲の魅力について聞いたところ、全体では、「壮大である」「力強い」「情熱的である」が上位となりました。やはり、ベートーヴェンの曲はスケールの大きさや力強さが大きな魅力なようです。
さらに、クラシックの認知度別(『クラシックを知っている』(n=174)「詳しく知っている」「ある程度知っている」の合計、『クラシックを知らない』(n=116)「全く知らない」「あまり知らない」の合計)で聞いたところ、「壮大である」「力強い」はそれほど大きな差はありませんでしたが、「情熱的である」「エネルギーに満ちている」では、『クラシックを知っている』が、知らない人より差を開いて高くなりました。「壮大である」「力強い」は、あまりベートーヴェンの曲を知らなくても何となくのイメージで想定できるかもしれませんが、「情熱的である」「エネルギーに満ちている」はある程度、曲を知っていないと評価できない項目だからかもしれません。
さらに、「曲の完成度が高い」「革新的である」「楽曲構成が優れている」においても『クラシックを知っている』が差をつけて高くなりました。『クラシックを知っている』人にとっては、ベートーヴェンの曲は、完成度や楽曲構成、そして革新性といった技術的な音楽面での素晴らしさも魅力となっているようです。ベートーヴェンの曲は、エモーショナルな部分が注目されがちですが、楽曲的にも高度な面が評価されていることが伺える結果となりました。


<ベートーヴェンで好きな曲、「悲愴」が「第九」「運命」を抑えてトップ!>


Q. ベートーヴェンの曲の中で好きな曲をお答えください。(複数回答)
(全体: n=290)(クラシックを知っている:n=174、クラシックを知らない:n=116)


画像 : https://newscast.jp/attachments/mCmlHOHLbWWPuxrn1Ht6.png


画像 : https://newscast.jp/attachments/pQwBxm3Y5MbFH4tw1BWt.png


続いて、好きなベートーヴェンの曲を聞いたところ、全体では、「ピアノソナタ第8番「悲愴」」「交響曲第九番「合唱付き」(歓喜の歌(喜びの歌))」「交響曲第5番「運命」」がトップ3となりました。
しかし、クラシックの認知度別で聞いてみると大きな違いが見られました。『クラシックを知らない』では、「交響曲第5番「運命」」「交響曲第9番「合唱付き」(歓喜の歌(喜びの歌))」「バガテル(ピアノ小品)「エリーゼのために」」と誰もが知っている有名な曲が上位にきました。
一方、『クラシックを知っている』では「ピアノソナタ第8番「悲愴」」「交響曲第9番「合唱付き」(歓喜の歌(喜びの歌))」「ピアノソナタ第14番 「幻想曲風ソナタ」(月光)」となりました。その中でも「ピアノソナタ第8番「悲愴」」は『クラシックを知らない』より大きく差をつけています。
『クラシックを知っている』人が「ピアノソナタ第8番「悲愴」」の好きな理由としては「演奏する気分によって全く違う音楽に聞こえる」「第1楽章から第3楽章までの情緒豊かな表現が好き」「どこか温かみのあるメロディーが豊富に取り入れられているから」等となっています。タイトルからは、悲しみに満ちた楽曲のようなイメージですが、実際は、それだけに留まらない、様々な情感が色とりどりに豊かに表現された楽曲となっておりそれが人気の要因なようです。
「交響曲第9番「合唱付き」(歓喜の歌(喜びの歌))」「交響曲第5番「運命」」といったメジャーな曲はもちろん、今回の調査でトップとなった「ピアノソナタ第8番「悲愴」」も合わせて聴いてみることでベートーヴェンの魅力をより理解できるかもしれません。


<ベートーヴェンで初心者にお薦めの曲、「第九」等、聴きやすく親しみのある曲が上位。ただし、音楽背景や高度な技術面からもじっくり楽しむのもお薦め!>


Q. ベートーヴェンの曲を聴くとしたら、初心者へのお薦めの曲はどれになりますか?(複数回答)
(全体: n=290)


画像 : https://newscast.jp/attachments/qm0TaFPSIsPR5ozR64Sq.png


ベートーヴェンの曲で初心者にお薦めの曲を聞いたところ、「交響曲第9番「合唱付き」(歓喜の歌(喜びの歌))」がトップとなりました。その理由としては「一度は聴いたことがあるメロディーだから」「74分間、飽きずに聴ける交響曲なので、クラシックを敬遠している人にも交響曲を楽しむ体験ができる。」等の誰もが知っている曲で比較的親しみやすいからということになりました。
また、「第4楽章が有名だが、第1〜3楽章まで聴いた上で第4楽章を聴くと第1〜3楽章の否定から始まる第4楽章の新たな魅力が分かる。」「この時代になって使われることになった楽器が沢山聴くことができる。また、シラーの歌詞が友愛について歌っている当時の世相を表しているから。」といった音楽構成や革新性の面からもぜひ、聴いてほしいといった意見が多数ありました。
次にお薦めの曲となったのは「バガテル(ピアノ小品)「エリーゼのために」」となりました。この理由としては「よく知られている曲で、演奏時間が短く飽きがこない。」「小品なので短くて聴きやすい。」と短い作品のため、比較的聴きやすいことが理由として挙げられました。また「演奏が比較的、簡単」「譜面で見ても易しい曲」といったように演奏もしやすく、ピアノを楽しみたい場合からもお薦めとなりました。
3番目にお薦めの曲となったのは「交響曲第5番「運命」」となりました。こちらも、誰もが知っているメロディーなので、親しみやすいといった意見が多数ありましたが「冒頭の動機を様々に展開している点や、最終楽章への導き方がこれまでの交響曲と異なっており、ベートーヴェンの巧みな技と試みが見られるから。」「ピアノ曲も美しいが、オーケストラの力強い演奏もお薦め。第1楽章が有名だが全楽章通して聴いてほしい。」等となりました。こちらも「交響曲第九番「合唱付き」(歓喜の歌(喜びの歌))」同様、音楽面で非常に高度な技術が駆使されているので、その点も楽しんでほしいという意見が多くありました。


<ベートーヴェンの曲で好きな指揮者、「カラヤン」がトップ!次点は僅差で「小澤征爾」>


Q. ベートーヴェンの曲の指揮で好きな指揮者をお答えください。(複数回答)
(全体: n=290)


画像 : https://newscast.jp/attachments/Iitc9m45Wh40OtrqEs2n.png


最後にベートーヴェンの曲で好きな指揮者を聞いたところ、「ヘルベルト・フォン・カラヤン」がトップ、次に僅差で「小澤征爾」となりました。
「ヘルベルト・フォン・カラヤン」を選んだ理由としては「やっぱり世界一だと思う」「この人がどの指揮をしても神がかっていると思う」と圧倒的なカリスマ性による指揮者としての凄みが評価されているということが分かりました。その他の理由としては「かっちりとした指揮がベートーヴェンに向いている。」「ベートーヴェンのダイナミックさ、ドラマティックさを表現していると思うから。」とベートーヴェンの曲との相性の良さが理由に挙げられています。
その一方、「小澤征爾」は「ファンだから」や「有名だから」という意見が多く、日本を代表する指揮者としての尊敬や認知度の高さで2位となりました。「世界のオザワ」として知名度は高く、テレビ等で見たことがあっても、きちんと聴いたことがある人は意外と少ないかもしれません。一度、ベートーヴェンの楽曲を日本が誇る指揮者による名演でじっくりと味わうのもよいのではないでしょうか?日本人指揮者としては他に「佐渡裕」が4位に「西本智実」が入っています。
3位の「レナード・バーンスタイン」は「定番と思う」や「イメージする交響曲第九番のスピード感通りだから」という意見となり、奇をてらった演出はないもののオーソドックスで安定感のあるスタイルが好まれているようです。


以上、『ベートーヴェンに関する調査』2回目、いかがだったでしょうか?日本人にとって非常に馴染みが深いベートーヴェン。意外と身近すぎて、名前やメロディーは知っているけれど、楽曲全体はきちんと聴いたことがある人は少ないかもしれません。今回の調査結果では、楽器店スタッフによる好きな曲やお薦めの曲、そしてそれらの曲の聴くポイント等について述べていますので、ぜひ、参考にしていただき、ベートーヴェンを聴くきっかけになれば幸いです。


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■会社概要
社名  : 島村楽器株式会社
代表者 : 代表取締役社長 廣瀬 利明
設立  : 昭和44年3月(創業:昭和37年1月)
売上高 : 386億円(2020年2月)
従業員数: 2,268名(2020年2月)
URL  : www.shimamura.co.jp
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島村楽器株式会社 マーケティング課 広報チーム
大深(オオフカ)・伊地(イジ)・金井(カナイ)
Tel:03-6684-9539 E-mail: press@shimamura.co.jp




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