学校法⼈廣池学園 麗澤⼤学(千葉県柏市、学⻑:徳永澄憲、以下:麗澤⼤学)近藤明⼈教授のゼミナールに所属する経済学部学⽣ 5名(チームメンバー:秋⼭詩歩、荒井秀祐、野崎来菜、片山裕貴、谷口航太郎)が、”規格外未利⽤バナナ”の新たな活⽤⽅法を⽣み出し、「SDGs 探究 AWARDS 2022」(主催:⼀般社団法⼈未来教育推進機構)において、総計1,671 件の応募の中から学⽣部⾨優秀賞を受賞しました。(2022年)
この取り組みを⼀過性で終わらせず、結果的に廃棄されてしまうバナナの量を削減し、SDGsに貢献できるよう、フィリピンのネグロス島をはじめ4つの島から輸⼊され、輸送中や選別の過程で規格外となる未利用のバランゴンバナナを活⽤した「バナナ de ビール」の商品化に向けて2年目は取り組みます。(2023年)
麗澤⼤学⽣のアイデアを形にし、市場に流通させるため、麗澤大学と千葉県内に事業所をもつ事業者を中心に4社が連携し、⼤学⽣が中⼼となり活動する「バナナ de ビールプロジェクト」が⽴ち上がりました。
また、コンセプトに共感いただける⽅々から多くの応援をいただきたいと考え、クラウドファンディングにも挑戦します。
社会貢献とビジネスを両⽴させ、クラフトビールを通して⼈と⼈との繋がりを作り、これまで関わっていただいた全ての皆様の想いも循環させる活動へと結び付けてまいります。
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バナナdeビールプロジェクト決起会 近藤ゼミの学生たち、サポーター事業者 麗澤大学キャンパスにて
1)活動の背景(2022年)
SDGsの中でもまず初めに目標として掲げられているのが「貧困をなくす」こと。フードロスの課題はこのSDGsの目標達成において取り組むべき重要課題の一つです。2022年開催された「SDGs探究AWARDS」の エントリーテーマが ”世界の国や地域におけるSDGs達成のために私たちができる、または実施しているアクションについて“ でした。私たちが提案したのは、規格外未利用のバナナを皮ごと使用したバナナビールの開発と販売、その売り上げの一部をバナナ農家に寄付するというものでした。このアイデアは「バナナの皮を捨てるのがもったいない」という日常生活での気づきから始まりました。
バナナの皮の活用について調査を進めていくうちに、生産地におけるバナナ農家の過酷な労働問題や貧困問題、健康被害、そして中身は食べられるのに規格外として捨てられているバナナがあることが分かりました。
バナナに関する課題と果皮の可能性を調べる中で出会った、特定非営利活動法人APLAは、バナナの 産地フィリピンや日本を含むアジア各地で「農を軸にした地域自立」をめざす人びととの交流・協働を続けているNPO法人です。その取り組みの一つに規格外未利用バナナの活用を通して、ユニークな活動が様々なところで生み出され、バランゴンバナナや廃棄の状況に対する認識を広めようと活動している「ぽこぽこバナナプロジェクト」があります。この取り組みに賛同した私たちは、未利用のまま廃棄されるバナナを活用して新たな価値を生み出すことで、フードロス削減=SDGs達成に貢献できるのではないかと考えました。
地元柏市にある醸造所を始め様々な企業・行政・専門家の皆様にご協力
いただき、何度も打合せを重ね試作品が完成。「SDGs 探求AWARDS
2022」学生部門において優秀賞を受賞する結果となりました。
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2)私たちがこのプロジェクトで目指し、挑戦すること(2023年)
この活動を一過性で終わらせず、想いを形にするため、サポーターの皆様と「バナナdeビール」商品化に向けた活動を開始しました。
APLAより仕入れた規格外未利用バナナを原料に、千葉市初のクラフトビール醸造所であり、ビールを通した地域コミュニティハブ機能も有する幕張ブルワリー株式会社に醸造いただきます。
私たちは大学入学後コロナ禍によりオンラインの講義が続きました。そのため講義を
直接受け、友人と意見を交換しながらの学習が困難な大学生活を過ごしました。「20歳になったら乾杯しよう!」という友人との約束を叶えることも難しく、せっかくの大学生活にもかかわらず多くの方とお話をする機会も少なかったです。
そこで今回「バナナdeビール・877人乾杯プロジェクト」と名付け、クラウドファンディングに挑戦します。
ご支援いただいた皆さんと一緒に乾杯し、バナナdeビールを通じて、サスティナビリティの課題解決に貢献していきたいです。
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サポーターと商品化に向けた企画会議 幕張ブルワリーにて
3)クラウドファンディングへ挑戦
私たちの想いを形にし、プロジェクトを実現するために、クラウドファンディングに挑戦致します。
■リターン(返礼品)
・バナナビール6本 ・バナナビールSTORYBOOK
・お礼のお手紙 or お礼のメッセージ
・幕張ブルワリーご飲食チケット など
■支援コース(リターン)は全3コース
①バナナビールとバナナビールSTORYBOOKをお届け
②オンラインでプロジェクトメンバーとバナナビールで乾杯
③大切な方とご一緒にバナナビールで乾杯
■資金の使い道
・バナナビールの制作費
・クラウドファンディングの手数料
・バナナビール宣伝チラシ・ポスター制作費
募集サイト:CAMPFIRE( https://camp-fire.jp/projects/view/693482)
概要:877人乾杯プロジェクト 【大学生が規格外バナナを使ってビールを作りたい!】
起案者名:バナナdeビールプロジェクト(麗澤大学)
募集期間:2023年9月15日(火) 10:00 〜 2023年10月30日(月) 23:59
目標:支援金額 120万円
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4)「バナナ de ビール サポーター」本プロジェクトサポーターのご紹介
【学生支援】
学校法⼈廣池学園 麗澤⼤学(千葉県柏市光ヶ丘2-1-1)
【バナナ de ビールの製造・販売】
千葉市内初のクラフトビール醸造所
幕張ブルワリー株式会社(本社:千葉県千葉市美浜区、代表取締役 ⽥代圭)
【規格外未利用バランゴンバナナの提供】
特定⾮営利活動法⼈ APLA (事務所:東京都新宿区、共同代表 市橋秀夫 ⽦⽥美津⼦)
【クラウドファンディング伴走支援、広報 PR 】
起業家と共に「ゼロ→1」を創出していく
幕張 PLAY 株式会社(本社:千葉県千葉市花⾒川区、代表取締役 神⻑尊⼠)
【商品企画⽀援】
千葉県内の共創プラットフォーム
⼀般社団法⼈ Co-Design CHIBA(本社:千葉県千葉市美浜、代表理事 ⽥代圭)
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5)私たち麗澤大学、近藤ゼミナールのご紹介
麗澤大学は昭和10年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパスに開塾したことから始まります。心豊かな人間性を養い、国際社会に貢献できる人材の育成をめざし、今では大学・高校・中学・幼稚園を開設しています。
「THE 日本大学ランキング」の国際性分野では2017年から連続して千葉県1位の評価を受けています。
麗澤大学は緑に溢れたキャンパスで、小規模と国際性へのこだわりが良いところです。既存学部の国際学部、外国語学部、経済学部に続き2024年4月には新たに工学部と経営学部が開設されます。
そして、私たちが所属する「近藤ゼミナール」は、1人1人が決めた目標に対して常に向上心を持ち様々なプロジェクトに取り組んでいます。キャンパスの周りは木々が多くあり、自然の多い環境で、先生と互いに意見を交わし合いながら日々活動に取り組んでおります。
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麗澤大学近藤ゼミ 7期生メンバー
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麗澤大学HP : https://www.reitaku-u.ac.jp/
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