「ニュートリションアナライザー」食品開発展2019に出展=2020年4月完全義務化の「食品表示分析」を約30秒で簡単迅速測定=

分析機器の開発・製造ならびに輸入販売のビーエルテック株式会社(本社:大阪府大阪市)は、2020年4月までに義務化(※)される栄養成分表示の分析を約30秒で簡単迅速測定できる「ニュートリションアナライザー」の開発に成功、2019年1月より発売しています。現場の負担の増加が懸念される中、簡単迅速、精度の高い測定でニーズに応える「ニュートリションアナライザー」は、10月2日(水)から4日(金)の間、東京ビッグサイトで開催される「食品開発展2019」に出展いたします。
※消費者庁管轄/加工食品と添加物の栄養成分表示が食品表示法で義務化、完全施行。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/191607/LL_img_191607_1.jpg
ニュートリションアナライザー

URL: http://www.bl-tec.co.jp/product/nutrition.html


■高性能で迅速・精度の高い分析
「ニュートリションアナライザー」は、近赤外分析装置をグレードアップし、栄養成分分析に特化した装置です。NIST(米国立標準技術研究所)認証標準物質(Standard Reference Material ISO1920a)のセルにトレーサブルされた標準セルを装備した装置を開発、優れた精度と正確性を有する特許回折格子を使用しています。分析可能な使用波長領域は680~2600nmで、最高の透過性光学レンズを採用した透過拡散反射方式により、固体・ペースト状・粉体・液体などさまざまな加工食品、添加物の分析が可能です。

「ニュートリションアナライザー」は、食品表示法の義務化に伴う表示・単位である、100g当たりの【1】熱量(kcal)【2】タンパク質(g)【3】脂質(g)【4】炭水化物(g)【5】塩分相当量(g)を約30秒で分析。今までは約1日がかりだった検査時間を、約30秒まで短縮いたしました。特別な技術や準備、面倒な洗浄作業等も不要で、人手不足の現場でも簡単迅速に「栄養成分」を測定することができます。
※表示法誤差(%)を加味した一致率は86~100%と高く、信頼性判定機能も搭載

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/191607/img_191607_8.jpg
熱量検量線


■分析操作手順
1. 食品をコーヒーミルやミキサー等で粉砕する
2. 粉砕したものをビニール袋にいれ、シーラーで密閉する
3. サンプルウィンドウのガラス面下部から近赤外線を照射
4. 近赤外線照射面にサンプルを乗せ、金属製の蓋でサンプル照射面を完全に覆うように伸ばして蛍光灯の光等が入射しないように完全遮光する
5. サンプルをセット後、スキャンアイコンを押すと1サンプル30秒程度で食品サンプルに応じた熱量・たんぱく質・脂質・炭水化物・ナトリウムの測定結果が算出される
※表示される分析値の信頼性を判定する機能付
6. 別途PCへスペクトルデータを移し、検量線作成ソフトにより、煩雑な操作や複雑な操作は不要で20分程度(データ数による)の短時間で検量線ファイルを作成することができる。そのファイルをニュートリションアナライザーの本体にインストールすることで、栄養成分表示5項目の分析値を得ることができます。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/191607/img_191607_5.jpg
サンプルの測定例


■技術力で簡便性と正確性に応えるニュートリションアナライザー
アプリケーションの流れから結果測定まで、ニュートリションアナライザーのガラス素材の高い透過性・NISTトレーサブルされた標準セルにおける波長の正確さ・超冷却検出器によるノイズの低さから得られる高いSN比を担保して実現可能となりました。分析に使用する袋が合成樹脂製素材であることで扱いが非常に簡単で、再分析にも利用することができます。従来法と比べて簡便で精度の高い測定を可能とし、食品・加工食品製造会社、食品受託分析機関の分析及び従来法に使用する機器のランニングコスト低減を実現します。


■出展イベント情報
名称:食品開発展2019 https://www.hijapan.info/
日時:2019年10月2日(水)~4日(金) 10:00-17:00
場所:東京ビッグサイト 西1・2ホール&アトリウム(ブース番号:1-414)

―出展社プレゼンテーション「栄養成分表示に適した近赤外分析計について」―
日時:2019年10月4日(金)14:30-14:50
場所:E会場(西1ホール)


■商品規格
名称 :ニュートリションアナライザー
型式 :SpectraStar2600XT-R
適応製品:弁当類・麺類・惣菜類・サンドイッチ類・デザート類・加工パン等
サンプル適応温度:常温・冷蔵共に分析可能
定価 :1,200万円(税抜)


■会社概要
会社名 : ビーエルテック株式会社
所在地 : 大阪府大阪市西区江戸堀1-25-7 江戸堀ヤタニビル2階
代表者 : 代表取締役社長 山下 宗孝
設立 : 2002年7月9日
資本金 : 8,400万円
事業内容: 分析機器の開発・製造ならびに輸入販売
企業URL : http://www.bl-tec.co.jp/


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