「介護付きホーム研究サミット 2025 第13回事例研究発表全国大会」においてSOMPOケアの2つの事例が特別賞・優秀賞を受賞!

SOMPOケア株式会社(本社:東京都品川区/代表取締役社長 鷲見 隆充、以下、「当社」)は 、一般社団法人全国介護付きホーム協会主催の「介護付きホーム研究サミット 2025 第13回事例研究発表全国大会」にて、西日本第一本部 中部第2事業部の事例「『すごい』『かっこいい』から始まる未来~子育て世代が次世代へつなぐ、介護の魅力出張授業~」が特別賞を、SOMPOケア ラヴィーレふじみ野の事例「音声認識『声』に着目したIoT導入の成功事例~自ら選択する事の重要性~」が優秀賞を受賞しましたのでお知らせします。



1.大会の概要
一般社団法人 全国介護付きホーム協会が主催する「介護付きホーム研究サミット 事例発表全国大会」は、介護付きホームの発展と介護サービス・ケアの質の向上を目的とした大会です。日頃、介護現場で直面している課題について考察し、実験、観察、調査などを行うことで業務改善を行った取組み事例を共有。介護付きホームのサービスの活性化に貢献することを目指しています。
今年度は、全国から87事例の応募がありました。10月27日に開催された「介護付きホーム研究サミット 2025 第13回事例研究発表全国大会」では、優秀賞に選出された15組の事例が発表され、このうち当社の西日本第一本部中部第2事業部の事例が、特別賞を受賞しました。

2.特別賞を受賞した事例の概要
(1)研究演題
「すごい」「かっこいい」から始まる未来~子育て世代が次世代へつなぐ、介護の魅力出張授業~
(2)発表者
西日本第一本部 中部第2事業部
(3)内容
「介護業界の将来の担い手不足」という社会課題に対し、子育て世代の職員が主体となって地域の小学校や保育園などで介護の「出張授業」を行い、子どもたちに介護の仕事の魅力を伝える事例です。
本事例では、子育て世代の職員が持つ地域とのつながりを活かして小学校などでの「出張授業」の機会を創出。高齢者疑似体験やゲームなどを通じて、子どもたちが介護を楽しく学べる体験型のプログラムを実施しました。授業では、職員が自らの言葉で仕事のやりがいや誇りを語り、子どもたちからは「介護ってすごい」「将来やってみたい」といった前向きな声が多数寄せられました。
本事例は、子どもたちに介護への関心を持ってもらうだけでなく、登壇した職員自身のモチベーション向上にもつながっており、「介護は価値ある憧れの職業」というイメージを次世代に伝える、人材育成と地域連携を両立させた先進的な事例です。

3.優秀賞を受賞した事例の概要
(1)研究演題
音声認識「声」に着目した IoT 導入の成功事例 ~自ら選択する事の重要性~
(2)発表者
SOMPOケア ラヴィーレふじみ野
(3)内容
音声 AI アシスタント「Alexa」を活用し、四肢麻痺のあるご入居者の QOL(生活の質)を劇的に向上させ、職員の業務負担軽減も同時に実現した事例です。
これまで居室のテレビや照明の操作のために頻繁なナースコールを必要としていたご入居者に対し、残された能力である「声」に着目。居室に「Alexa」を導入することで、ご自身の声で自由に家電を操作できる環境を構築しました。
その結果、ご入居者にとって「自分でできること」が増えたことで自信を取り戻し、リハビリやレクリエーションにも意欲的に参加されるようになるなど、QOL 向上につながりました。また、ナースコール数が約半分にまで大幅に減少し、職員の負担軽減につながっています。
本事例は、テクノロジーの活用がご入居者の「自ら選択する」機会を創出し、自立支援と尊厳の回復に繋がることを示すものです。

4.今後について
SOMPOケアは今後も、「日本の介護を変える。そして、日本の未来を創る。」というパーパスのもと、ご利用者の生活をより良くしていく取組みや、介護業界を変えていく取組みを推進・発信し、介護の未来を変えていくことを目指します。

以上



配信元企業:SOMPOケア株式会社
プレスリリース詳細へ
ドリームニューストップへ
【広報・PRご担当者様へ】掲載費0円で御社製品をPRしませんか?