【青森屋】女性初のねぶた師 北村麻子氏の応援スタート ~青森ねぶた祭の運行団体に協賛~


青森の文化を満喫できる宿「星野リゾート 青森屋」は、青森ねぶた祭の運行団体「あおもり市民ねぶた実行委員会」(以下、あおもり市民ねぶた)に協賛し、女性初のねぶた師 北村麻子(あさこ)氏の応援を始めます。祭りで運行されるねぶたは、団体からねぶた師に依頼して作られます。そのため、青森屋が運行団体の協賛をすることはねぶた制作と技術継承する機会を創出することにつながります。これにより、宿泊者に祭りの魅力を伝えてきた青森屋が、運行団体とともに青森ねぶた祭の伝統を守っていくことを目指します。


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あおもり市民ねぶた実行委員会の大型ねぶたを制作する北村麻子氏


背景


青森屋は「のれそれ(*1 青森の方言で目一杯の意味)青森 ~ひとものがたり~」のコンセプトのもと、青森の祭り、方言、食などの文化を宿泊者に伝えてきました。その中でも、ねぶたは青森の祭りを象徴する存在で、青森屋のレストランや客室、パブリックスペースで展示をしています。毎回ご協力してくださるねぶた師の方々との交流の中で、祭りにかける熱い思いや後継者育成の大変さを知りました。そのため、青森屋はねぶた師の活動を応援し、青森ねぶた祭が今後も長く続く祭りとなるように運行団体への協賛をします。全22団体のうち、ねぶたの台数を減らさないために市民が集まって立ち上げた「あおもり市民ねぶた」の思いに賛同し、この団体を選びました。そして、女性初というだけでなく、未来を担う若手ねぶた師として活躍する北村氏を応援することも、ねぶた制作の技術継承と祭りの伝統を守ることにつながると考えています。


ねぶた好きの人々が立ち上げた運行団体「あおもり市民ねぶた」


青森ねぶた祭では運行団体がねぶた師に制作を依頼するため、団体の数が減少するとねぶたの台数も減少します。あおもり市民ねぶたは、地元の景気低迷により、ねぶたの台数が減ったことを受け、2002年にねぶた好きの人々が立ち上げた団体です。現在は青森ねぶた祭の文化振興に寄与することと青森市の発展に貢献していくことを目的に活動しています。2022年からは青森屋もあおもり市民ねぶたの一員になり、祭りを盛り上げます。
■あおもり市民ねぶた実行委員会 公式ホームページ:[http://citizen-nebuta.com/]{http://citizen-nebuta.com/}


ねぶた師として未来を担う北村麻子氏を応援


北村氏は、これまで男性中心であったねぶた師の道に飛び込み、女性初のねぶた師として活躍しています。ねぶた師を志したきっかけは、2007年に父である北村隆氏の大型ねぶたに感銘を受け、先人たちが受け継いできたねぶたの歴史を終わらせてはいけないと思ったことだそうです。ねぶた師として新たな道を切り拓き、人々の記憶に残るねぶた制作を目指して挑戦している北村氏を青森屋は応援します。


北村 麻子氏 プロフィール



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1982年生まれ、青森県出身。父であり、数々の功績を残す六代目ねぶた名人の北村隆氏に師事。2012年にあおもり市民ねぶた実行委員会から依頼され、ねぶた師史上初の女性ねぶた師としてデビュー。デビュー作「琢鹿(たくろく)の戦い」が優秀制作者賞を受賞し、注目を集める。2017年には「紅葉狩」でねぶた師に贈られる最高賞、最優秀制作者賞を受賞。
■北村麻子氏 公式ホームぺージ:[https://asako-kitamura.com/]{https://asako-kitamura.com/}


青森の人々が情熱を注ぐ夏祭り「青森ねぶた祭」


毎年8月2日から7日まで青森市で行われる祭りで、約280万人もの人々が訪れます。期間中は、幅9メートル、奥行き7メートル、高さ5メートル、重さ4トンの大型ねぶたが約20台練り歩きます。また、頭に花笠をかぶり、白い浴衣に赤やピンクのたすきを身に着けて跳ねる「跳人(はねと)」は青森ねぶた祭の重要な盛り上げ役です。「ラッセラー」という掛け声と祭りばやしが響き渡り、青森の短い夏を存分に楽しむように、街全体が盛り上がります。


<関連情報>



■青森屋とねぶたのつながり


・2006年 ショーレストラン「みちのく祭りや」オープン


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2006年にオープンした「みちのく祭りや」は、毎晩、祭りばやしのショーを楽しめるレストランです。ステージには、青森ねぶたを含む3つの山車(だし)が展示されています。また、青森屋のスタッフがショーで演奏するため、地域の祭り団体の方々に祭りばやしの演奏を指導していただきました。


・2012年 絶景雪見露天「ねぶり流し灯篭」開始


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 ねぶり流しとは、睡魔(すいま)を払い、穢れを川や海に流す行事である灯篭流しのことで、青森ねぶた祭の起源となったといわれています(*2)。青森屋では、露天風呂「浮湯(うきゆ)」の周りの池にねぶたの山車を浮かべ、この行事を再現しています。今では雪見露天風呂とねぶたを同時に楽しめる冬の風物詩です。
*2 参考:青森ねぶた祭公式ホームページ [https://www.nebuta.jp/]{https://www.nebuta.jp/}


・2019年 ねぶたの迫力で寝かせない客室「青森ねぶたの間」完成



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 青森屋の滞在で、食事や温泉だけではなく、客室で過ごす時間も忘れられないものとなるように、青森の祭りを代表する青森ねぶたをテーマにした客室を用意しました。構想の段階からねぶた師の竹浪比呂央(たけなみひろお)氏にご協力いただいたことで、ねぶたの迫力と鮮やかな色づかいを間近で楽しめる客室になりました。


・2020年 3人のねぶた師と立ち上げた「ねぶた共同制作プロジェクト」


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 2020年4月、新型コロナの影響で青森ねぶた祭が中止になりました。これにより、運行するはずの山車の制作が中止となり、制作途中のものは解体または保管を余儀なくされました。毎年祭りに情熱を注いできたねぶた師の方々が作品制作の場を求めているという思いを聞き、青森屋は3人のねぶた師に呼びかけ、プロジェクトを立ち上げました。そして、日本で初めて流派を越えた合作ねぶたが完成しました。
■ねぶた共同制作プロジェクト紹介動画:[https://youtu.be/87nfJs4GxsI]{https://youtu.be/87nfJs4GxsI}


星野リゾート 青森屋


「のれそれ(*青森の方言で目一杯の意味)青森 ~ひとものがたり~」をコンセプトに、青森の祭りや方言などの文化を満喫できる温泉宿。約22万坪の敷地内には、池や古民家の点在する公園もあり、食事や多彩なアクティビティを楽しむことができます。
〒033-0044 青森県三沢市字古間木山56/客室数 236室
[https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/aomoriya/]{https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/aomoriya/}




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