ソーラーカウプロジェクト、世界を明るくする持続可能なチャレンジ


近年、COVID-19(コロナウイルス)の爆発的な感染により、世界各地で教育の危機に直面しています。全国的に休校令が下された国は188か国、その中でも特にアフリカ大陸では52カ国が一斉休校となり、教育の中断を余儀なくされています。またコロナが蔓延する以前でも発展途上国の子供たちの5人に1人は、幼いころから労働に携わり、学びや遊びの機会を得られないでいることが社会問題となっていました。
そんななか、太陽光発電の技術革新を掲げるスタートアップ企業「YOLK(ヨーク)」は、アフリカの児童労働の問題に以前から取り組んでおり、教育の機会を拡大するソリューションとして「ソーラーカウ」プロジェクトを立ち上げました。


画像 : https://newscast.jp/attachments/PrZKW6lm95USzh3FoLWC.jpg
ソーラーカウプロジェクト、世界を明るくする持続可能なチャレンジ


「ソーラーカウ」プロジェクトとはアフリカなど発展途上国で、学校に子供たちが行くと無料で電気を供給できるプロジェクトです。学校に「ソーラーカウ」と名付けた太陽光発電システムを設置し、子供たちには小さな牛乳瓶をイメージしたバッテリー「ソーラーミルク」を提供します。学校に設置されたソーラーカウからのみソーラーミルクは電気を給電することが可能です。
このプロジェクトを立ち上げた背景にはアフリカでの慢性的な電気供給不足があります。
例えば東アフリカでは、いまだに電気の普及率が50%にも満たず、都心から離れた場所で電気を得ること自体が難しい状況です。しかし、携帯電話などを利用するためには、どんなに価格が高くとも電気は不可欠な状況なので、アフリカでは電気は現金のような価値を持つ貴重な存在です。そのため、電気の無料提供は親にとっても子供を学校に行かせる動機となります。
YOLKでは過去2年間、ケニアとタンザニアの学校3ヶ所にソーラーカウを設置しましたが、この技術がより多くの子供たちの就学を助けると確信し、支援者を募る流れに至りました。タンザニアの事例から、ソーラーカウプロジェクトは子供たちの就学率の増加だけでなく、教師たちにとっては生徒とのコミュニケーションの増加、家庭では電気代の大幅な減少など、あらゆる面で町のコミュニティに良い影響を与えるソリューションであることが証明されています。


画像 : https://newscast.jp/attachments/iXZ31KPFNs9pZKrsRNxT.jpg
ソーラーミルク(モバイルバッテリー、照明として)


ソーラーカウはタイム誌の「2019年100大発明」の一つに選ばれ、CESではイノベーション賞を受賞し、その価値を認められました。また、YOLKはグリーン成長と2030グローバル目標のためのP4Gのパートナー企業として選定され、今後のサミットでの役割が注目されています。


画像 : https://newscast.jp/attachments/kRWjYYuMr3XNvTwlGocI.png
世界的に認められたYOLKの技術力


Time magazine : https://time.com/collection/best-inventions-2019/5733126/yolk-solar-cow/
CES 2019 : https://www.youtube.com/watch?v=OtgSM-r9VhA&feature=youtu.be&t=153&fbclid=IwAR2r9470E2AmhZHHKIxoEnJclDuK1YlREcLF3nHkswNsrJ20ugSnk2GJgQc
P4G : https://p4gpartnerships.org/partnership/solar-cow-4-impact


最近では、本プロジェクトを支援を募るために米国クラウドファンディングでソーラーカウを紹介し、約10万ドルのファンディングに成功しました。1月26日からは日本のクラウドファンディングMakuakeを通じて、日本の方々に初めて紹介します。
ソーラーカウプロジェクトは3,500円から支援していただくことができ、様々なリターンが用意されています。
ソーラーミルク(モバイルバッテリー2,900mA)はバッテリー機能の他に懐中電灯としても使用することができます。懐中電灯は、電池に装着されたLEDモジュールで簡単に明るさ調節をすることができます。200ルーメンほどの明るさを出す通常モードでは最長4時間、明るさを抑えた省エネモードでは最長6時間まで使用することができます。
ソーラーミルクの革新的な特徴の一つは、固有のIDコードです。アフリカの子供に提供されるソーラーミルクバッテリーはそれぞれIDで区別されており、支援者と支援を受ける子供が1:1のマッチングをするリンクになります。マッチングされたIDの生徒の出席データを得ることができ、このデータによってソーラーカウを支援した子供に及ぼした影響をご自身で直接確認することができます。


画像 : https://newscast.jp/attachments/aRPx5jE6WQPkmywwji8s.jpg
よりよい世界のための技術


また、ソーラーカウシステムそのものを支援することもできます。ソーラーカウはモジュール型のシステムで構成されており、学生数に合わせて製作することができます。キャンペーン参加者が力を合わせて、複数の学校の生徒を支援することも可能です。
ソーラーカウによる環境に優しいエネルギーは、アフリカの人々が電灯の代わりに使用しているケロシン(灯油)の使用を減少させ、きれいな空気を得ることができます。この仕組みによって地球温暖化などの気候変動を改善する好循環な仕組みを作ることができます。
多くの人々が今まで体験したことのない、互いに隔離され無力感を感じるコロナ時代だからこそ、ソーラーカウプロジェクトは、より良い世界ための技術の発展と可能性を提示し続けます。これがYOLKが考えるスーパーパワー技術です。


YOLKについて


2016年、YORKはMakuakeでソーラーペーパーという革新的なポータブルチャージャーの支援を募り、約2600万円の支援金額を達成しました。そのほかにも、日本の地上波テレビなど、あらゆるメディアで取り上げられ、「日本沈没」というアニメではソーラーペーパーのイメージを使用されたこともあります。
そんな太陽発電において革新的な技術をもつスタートアップ企業、YOLKのミッションは、自分たちの持っている高度な技術を通じてみんなが共に暮らせる世界を作っていくことです。技術の進歩は急速に進んでいますが、未だに多くの人々はこれらの技術の恩恵を受かられずにいます。
たとえば、世界13億人の人々が未だに電灯の代わりにケロシン燃料を使用して灯りを得ていますが、これは有害ガスを排出し、使用者の健康に害を及ぼすだけでなく、空気や環境にも悪い影響を与えます。そしてそれらは巡り巡って同じ地球に住んでいる私たちにも影響を与えることでしょう。
私たちが一丸となって一緒に解決すべき問題だとYORKは考えています。


Makuake プロジェクト概要


受付期間:2021年1月26日(火)12:00から2021年3月7日(土)18:00まで
目標金額:1,000,000円
詳細URL: https://www.makuake.com/project/solarcow/ 


お問い合わせ先


<YOLK>
代表メールアドレス:campaign@yolkstation.com
代表電話番号:+1(618)342-4394
代表電話番号:+82(0)70-5097-3777
<YOLK日本公式代理店>
株式会社ロアインターナショナル
連絡先:press@roa-international.com
広報担当:大野、大西




詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
【広報・PRご担当者様へ】掲載費0円で御社製品をPRしませんか?