ブラック校則と戦う子どもがいます。


(執筆:林幸奈)


画像 : https://newscast.jp/attachments/4Y6PVzSvju1nsJVMlagd.jpg


基準が曖昧で、「なんのために守るのかわからない」という校則は多い。たとえば「日焼け止めの使用は禁止」という決まり。「化粧品だから、不要なもの」「学校にふさわしくない」という考えのもと、設置した学校がほとんどのようだ。
多くの学校にあるルールでも「なぜ守らなくてはいけないのか」と思うものから、「生徒の安全は大丈夫だろうか」と心配になるものも出てくる。こうした校則は「ブラック校則」と呼ばれ、人権侵害や人種差別にも繋がらないかと議論されている。


詳しい記事の内容はこちらから : https://www.socio22.com/210121/


  


髪型の指導で訴訟が起きた背景とは?


髪を整え続ける・制服を買い替えさせるなどは、経済面でも負担がかかる。黒く染めたことにより、染料が肌に合わずアレルギーを起こしたり、さらに髪色が明るくなる場合もある。心地よく過ごすための校則が、生徒や家族を苦しめているのだ。
昔から生徒はそうした規則と対立し、1981年の熊本では「男子は丸刈りにすべきという校則は、基本的人権の侵害だ」と訴えた男子生徒がいるという。2017年には、大阪の高校に通う女子生徒が、校則で黒髪を強要されたとして訴訟した。生徒は地毛が茶髪であると認められず、精神的苦痛を受けたとして、約220万円の損害賠償を求めた。


詳しい記事の内容はこちらから : https://www.socio22.com/210121/


   


30度を超えても「制服の下に体操服着用」


服装についての校則は、安全性についても問われる。冬場に防寒着が禁じられている場合もあるというが、近年問題視されるのは、30度を超す気温の日も多い、夏の過ごし方だ。令和元年の調査によると、全国の公立小・中学校における冷房設置状況は、普通教室が77.1%、特別教室が48.5%だという。


https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/31/09/__icsFiles/afieldfile/2019/09/19/1421285_1.pdf : https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/31/09/__icsFiles/afieldfile/2019/09/19/1421285_1.pdf


  


学校生活に合わない校則があるのはなぜ?


生徒に違和感を与える「ブラック校則」の原因は、学校設立時に設置された校則が、見直されずそのまま残っていること。設立時の気候では、冷房がなくても涼しく過ごせたかもしれない。しかし現在は、普通に生活しているだけで熱中症の危険がある日も多い。
子どもたちを取り巻く環境は変化し、校則を設立した時代とは事情が異なる。現在学校に通う生徒の安全を考え、校則を見直してほしい。厳しい校則により、苦痛に感じる子どもがいる。学校が辛くなり、最悪の場合不登校につながるケースもある。そんな子どもたちがいたら、「そんな小さなことで」と思わず、まずはその声に耳を傾けてほしい。


この記事のまとめ


・生徒が苦痛に感じる「ブラック校則」が問題になっている
・「地毛は黒髪であるはず」など、人権の侵害だとされる指導もある
・水分補給制限・制服の下に体操服着用などの校則は、熱中症につながる
・髪型の強要による訴訟・熱中症による死亡事故も起こっている
・生徒の声を聞き、校則を見直す必要がある


詳しい記事の内容はこちらから : https://www.socio22.com/210121/



画像 : https://newscast.jp/attachments/8mFAn5B6Y9GoZtIqIgHR.png


 


▼ SOCIOについて


SOCIO(ソシオ)|自分が嫌い、悔しいけど恥じることはない。 : https://www.socio22.com/


『SOCIO(ソシオ)』は人間関係、働き方、新しいライフスタイルを軸にしたウェブ記事を提供するメディアです。人の悩みは9割が人間関係。「あの人苦手だな」「あの人がうらやましい」「なんで自分はこうなんだろう」。
社会で多様性(ダイバーシティ)が語られるほど、自己肯定感や個性についての悩みが増えていきます。価値観は人それぞれ。だからこそ、自分も大切にしてほしい。その第一歩が他人の意見に耳を傾けることだと、私たちは考えます。
その先に価値観が変化することもあれば、譲れないモノを見つけることもあるでしょう。様々な悩みを柔軟に解釈し、なりたい自分を目指していこう。
公式HP→ https://www.socio22.com/
Twitter→@SOCIO_sns



▼ 運営会社 22世紀アート


「みんなを幸せにする出版社」を企業理念に掲げ、「出版とは、今、社会が必要とする情報を発信すること」という思いのもと、誰もが「本」に触れ、「本」を生み出し、「本」を愛する人になる。
そんな文化インフラを作るために、22名のスタッフにより運営されている。
代表者  : 向田翔一
所在地  : 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-23-1 ACN日本橋リバーサイドビル5階
設立   : 2014年12月
事業内容 : 書籍・電子書籍制作及び出版
TEL   : 03-5941-9774
FAX   : 03-5941-9773
MAIL  : info@22art.net
公式HP : https://www.22art.net/
Twitter  : https://twitter.com/22artnet
Instagram: https://www.instagram.com/johnny_22art/?hl=ja


みんなを幸せにする出版社『22世紀アート』 : https://www.22art.net




詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
【広報・PRご担当者様へ】掲載費0円で御社製品をPRしませんか?