衛星を利用した測位には航法メッセージ(エフェメリス)による衛星の位置と時刻が欠かせません。現在の衛星から受信するエフェメリスの寿命は約2時間と短く、長時間電源をOFFしていた後は、エフェメリスを取得し直すまで測位が行えませんでした。また受信の回数が多いほど受信機の電力消費が大きくなり、バッテリー消費が早いことが課題となっています。
自己生成型長寿命エフェメリス利用により、受信機は間欠稼動や長時間電源OFFしていた後の電源投入後、従来30秒かかる測位がわずか数秒で完了できます。これによりUXの向上や、バッテリー消費を抑えた長期間稼動に大きな効果が期待できます。
ライトハウスは、GPSチップメーカーからの委託により、すでにこのライブラリを提供しています。今後この機能を搭載した受信機が市場で販売されることにより、IoTやウェアラブルの普及とともに要求される、小型で長時間の稼動に応える解決策となると考えています。
■会社概要
商号 ： ライトハウステクロノジー・アンド・コンサルティング株式会社
代表者 ： 代表取締役 前田 裕昭
所在地 ： 〒160-0022 東京都新宿区新宿6丁目12-5-502
設立 ： 2007年10月
事業内容： ・衛星測位システムエンジニアリング、インテグレーション、
試験、政策立案支援、運用支援
・衛星測位コンサルティング、測定調査、評価検証
・衛星測位信号シミュレータの設計、製造、販売
・ソフトウェア受信機、フロントエンド、L6測位受信機の
設計、製造、販売
・自動運転開発用データ・分析ツールの設計、製造、販売
・長寿命エフェメリス配信サービス、PPP配信サービス、
クラウド高精度測位サービス、GNSS干渉モニタサービス
URL ： http://lighthousetc.jp/
(C) 2018 Lighthouse Technology and Consulting Co., Ltd.
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