不倫・東出昌大、鈴木杏樹への大バッシングが生まれたわけは、脳の仕組みにある?


バッシングが過熱する一方の俳優・東出昌大さんと女優・唐田えりかさんの不倫騒動。妻が妊娠中だったことや、女性側の匂わせ、不倫期間などの要素も加わり、かなり激しい批判を浴びています。また、新たに鈴木杏樹さんのニュースも加わり、世間を賑わせています。
ではそもそもなぜ、不倫はここまで叩かれてしまうのでしょうか。


もちろん法律上、許されないことであり、「された側」の家族や関係者が深く傷つくのは確かです。もし自分や自分の身近な人が、何らかの被害を受けたのであれば、憤りや怒りが湧くのは当然でしょう。
ですが、今回のような著名人の場合、バッシングをしているほとんどの人は、当事者である二人とは何の関係もなく、直接迷惑をかけられたり、被害を受けたりしている訳ではありません。


それなのになぜ、強い怒りが湧き上がり、叩かずにはいられなくなってしまうのか。
脳科学者の中野信子先生は、その理由は「脳」にあるといいます。


人の脳は、裏切り者や社会のルールから外れた人といった、わかりやすい攻撃対象を見つけ、罰することに快感を覚えるようにできています。
他人に「正義の制裁」を加えると、脳の快楽中枢が刺激され、快楽物質であるドーパミンが放出されます。この快楽にはまってしまうと、簡単には抜け出せなくなってしまい、決して人を許せなくなってしまうのだそうです。
中野先生はこの状態を、正義に溺れてしまった中毒状態、いわば「正義中毒」と呼んでいます。


昨今の過激な不倫叩き、不謹慎狩りや炎上騒動などに見られる「許せない」の暴走は、このような脳の構造により、引き起こされているものと考えられるのです。
正義中毒は、どこの国のどんな人でもなり得るものですが、日本人は特に社会性が高く、集団主義を重んじるため、「ルールを守らない人」を排除する傾向が強いといえるでしょう。
そんな正義中毒から抜け出すカギは、脳の「メタ認知」という機能。
メタ認知とは、自分自身を客観的に認知する能力のことです。何かを「許せない!」と思ってしまったときは、その感情を増幅させてしまう前にひと呼吸置いて、「自分は今、中毒症状が強くなっているな」と判断するようにします。
そのようにして自身を客観的に捉えられるようになれば、正義中毒から抜け出し、誰かに必要以上の怒りや憎しみを抱くことなく、穏やかに生きることにつながるでしょう。


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