積水ハウス株式会社とマリオット・インターナショナルは、地方創生事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」の拠点となり、九州初上陸で、鹿児島県初の外資系ホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島」を、2023年4月12日(水)に開業いたしました。また、開業を記念し、オープ二ングセレモニーおよび内覧会を実施いたしました。当ホテルで11道府県25軒目の「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテル」の開業となります。
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「フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島」 オープニングセレモニー
「地域の知られざる魅力を渡り歩く旅の提案」を通して、地方創生の一助となることを目指す「Trip Base 道の駅プロジェクト」で展開するホテル、「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテル」を拠点に、錦江湾の温暖な海域で育まれたブリやカンパチなどの養殖漁業が盛んな垂水エリアとともに、今人気のSUPやカヌーなどのアクティビティを雄大な桜島と目の前に広がる錦江湾で楽しめるなどの垂水市の魅力を、世界1億7,500万人のマリオット・ボンヴォイ会員にアピールし、国内外からの誘客を目指します。
さらに、ホテルの特徴として、館内にレストランはなく宿泊特化型のため、食事やお土産などは道の駅をはじめ地域のお店を利用していただくことで、地域経済活性化を狙います。
当日は、積水ハウス 仲井 嘉浩、マリオット・インターナショナル カール・ハドソンの他、鹿児島県 塩田 康一知事らが登壇し、今後の展望などのご挨拶とともに、テープカットを実施いたしました。
■登壇者ご挨拶
【積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井 嘉浩(なかい よしひろ)】
「Trip Base 道の駅プロジェクト」のコンセプトは、「未知なるニッポンをクエストしよう」です。有名観光地だけではなく、日本の地方にはまだまだ我々が気づいていない素晴らしいところがいくつも存在します。そんなディープな日本を、“渡り歩く”という形で、旅をしながら発見していただこう、というのが当プロジェクトの想いです。ただ先を急ぐのではなく、その地域の魅力を味わい、偶然の出会いを楽しみながら旅をする。それがTRIP BASE STYLEです。そして、このような旅をしていただくために、3つのポイントを考えました。
ポイントの1つ目は、地域の重要な拠点である「道の駅」の隣接地に、世界最大のホテルオペレーターであるマリオット様と組んで、宿泊特化型のホテルをつくることです。多くのインバウンド客に来ていただき、食事や、お土産、アクティビティなどを、すべて地元で楽しんでいただく。そして、町のディープなところに入っていただくことにより、日本人でさえ気付かなかった地域の魅力を発見してもらう、そのような宿泊需要を創出することを目指しています。
ポイントの2つ目は、地元やパートナーの皆様との連携です。ここ垂水は、ホテルの目の前に広がる錦江湾の温暖な海域で育まれたブリやカンパチが有名で、他にも焼酎、びわ、飲む温泉水といった特産品があります。また、錦江湾ではSUPやカヌーなどのマリンアクティビティを楽しむことができ、猿ヶ城渓谷ではキャニオニングも体験できます。さらに、このホテルを拠点に、佐田岬や雄川の滝といった大隅半島の自然景観が楽しめる観光スポットを渡り歩くことも出来ます。これらの素晴らしいコンテンツを織り交ぜたオリジナルツアーを地域の方々と連携して企画していきたいと考えています。
また、当プロジェクトはすでに53社のパートナー企業と連携しています。業種は様々ですが多くの企業や団体の方々から当プロジェクトの考え方に賛同いただいております。
ポイントの3つ目は、情報発信です。その手段の一つがWEBサイトによる情報発信です。このサイトでは、ホテル予約はもちろんホテル周辺の季節毎の旅情報やイベント情報、グルメ情報などを発信しています。この情報は世界に1億7,500万人以上いるマリオット様の会員にも発信されています。
いよいよ本日より、「フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島」が開業します。直近では、新型コロナウイルスの感染が落ち着き、マスク着用が「個人の判断が基本」となりました。日本各地でも国内の観光客に加え、インバウンド観光客も戻り始めていますので、今後一層、観光誘客に尽力してまいります。
2025年までには26道府県、約3,000室へ規模を広げ、未知なるニッポンを渡り歩く旅、未知なるニッポンを創造する挑戦を続けてまいります。是非、今後も当プロジェクトにご期待ください。
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積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井 嘉浩
【マリオット・インターナショナル 日本&グアム担当 エリアヴァイスプレジデント カール・ハドソン】
フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクトは、2020年に岐阜県で1軒目を開業して以来国内で広く受け入れられ、10道府県で24軒のホテルを開業してまいりました。本日11道府県目で25軒目となる「フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島」を開業し、旅行者の皆様に国内の未知なる地へのさらなるアクセスを提供できることを誇りに思います。
ホテルは錦江湾に面しており、美しい桜島を眺めることができます。また、海が広がるホテル周辺ではマリンスポーツや海水浴を楽しむことができます。春には高峠つつじヶ丘公園がつつじで染まり、秋には垂水千本イチョウ園の千本のイチョウが一面を黄金色に染め、四季折々の景色を満喫できます。垂水市ではぶりやかんぱちの養殖がさかんで、美味しいびわも食べられるほか、温泉地ならではの新鮮な飲料用の温泉水も有名です。
パンデミックによる日本の観光産業への打撃はあったものの、日本の豊かな歴史、独自の文化、おいしい料理、そして美しい自然は、世界中の旅行者を魅了し続けています。また、ある調査では、アクティビティなどアドベンチャー旅行者にとって日本が最も人気の旅先のひとつであるということが分かりました。今後も進化を続け、一生に一度の体験を求めるインバウンド旅行者にとって人気の旅先であり続けると確信しています。
また、当社はMarriott Bonvoy会員の皆様をお迎えすることができることも大変嬉しく思います。Marriott Bonvoyの会員数は全世界で1億7,500万人以上おり、日本全国を旅行される国内外の旅行者の皆様に、限定オファーや特典を提供できることを楽しみにしています。
錦江湾や桜島を望む絶景に加え、地元の魅力や自然の美しさを堪能できる垂水は、旅人にとっての隠れた名所です。都会の喧騒を離れ、日本独自の伝統や風景に浸りたい人には、完璧な旅先となるでしょう。
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マリオット・インターナショナル 日本&グアム担当 エリアヴァイスプレジデント カール・ハドソン
【鹿児島県知事 塩田 康一(しおた こういち)様】
国においては、昨年10月に外国観光客の水際措置が大幅に緩和され、チャーター便の就航、あるいはクルーズ船の受け入れが再開するなど、Withコロナの下での社会経済活動が進みつつあります。
本県では今年の2月に本県観光の新たなキャッチコピーとして“南の宝箱 鹿児島”を決定いたしました。本県は世界自然遺産の屋久島、奄美大島、徳之島をはじめとする多様で豊かな自然、またここからも雄大な景色が見られる桜島、錦江湾などの素晴らしい景観、また昨年10月に開催されました全国の和牛能力共進会で2大会連続となる和牛日本一に輝いた鹿児島 黒牛をはじめとする多彩で豊富な食材など多くの宝物があります。こうした宝物を県内外の皆様にこちらに来て見ていただく、あるいは味わっていただきたい。また、県民の皆様には、こういったものが自分の身近にある、宝物を見つける、あるいは磨いてほしい、そういう想いで“南の宝箱 鹿児島”を決定しました。
この度オープンする「フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島」は、日本有数の養殖ぶりやかんぱちの産地でもありますし、また素晴らしい温泉水や焼酎など非常に魅力的な観光資源を数多く有する大隅地域の旅の拠点として、鹿児島の新たな宝物として地域経済の活性化に寄与していただけるものと期待しております。今年は7月に全国高等学校総合文化祭2023かごしま総文、そして10月には燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会が開催されます。そのほかにも様々な周年イベントも開催される節目の年となっております。県としましては、国内客はもとより、インバウンドも含めた県全体の観光振興につながるよう、市町村や観光関連の事業者の皆様方、幅広い関係と連携して取り組んで参りたいと考えております。
今後とも、withコロナの下、豊かで多様性に満ちた魅力あふれる観光資源を生かしつつ、本県の基幹産業である、農林水産業、観光関連産業のさらなる振興と向上に皆様と一緒になって取り組んで参ります。「フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島」が大隅地域の旅の拠点として大きく発展されますよう祈ります。
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鹿児島県知事 塩田 康一様
【垂水市長 尾脇 雅弥(おわき まさや)様】
本日、九州初上陸となります「フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島」がオープンされることは、この場所に所在する垂水市長としてもたいへん喜ばしいことでございます。
垂水には、飲む温泉水だけでも8社あります。そのおいしい水をもとに、焼酎八千代伝や森伊蔵、さらには温泉水で育てた豚、カンパチやブリ国内の2割が垂水で生産しています。その食の宝を、国内はもちろんアジアや世界に向け発信していく独自産業化と観光で町を賑わせていきたいと考えています。観光は、37kmの国道を有しており、北の拠点として道の駅、中央の拠点としてキャニオニングというアクティビティがある猿ヶ城、南の拠点として道の駅たるみずはまびらを整備しました。交流人口200万人まできました。鹿児島県にとって宝である雄大な桜島、美しい錦江湾など、海を渡るハンデもございます。大隅の玄関口として、多くの皆さまにお越しいただく役割を担いながら、ハード・ソフトの整備を進めていきたいと思います。
この場所が色々な人が訪れてもらい、多くの人が交流する場所となることを祈っています。
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垂水市長 尾脇 雅弥様
■フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島 概要
「フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島」は、道の駅たるみずはまびらに隣接。11道府県25軒目のフェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテルに初めて登場する、ホテル上層部にあるテラスからは、ホテルの目の前に広がる錦江湾と雄大な桜島を望め、飲食を楽しむことができます。錦江湾の温暖な海域で育まれたブリやカンパチの養殖が盛んなエリアで、SUPやカヌーなどのアクティビティを楽しむことができます。また、猿ヶ城渓谷ではキャニオニングも体験できるほか、太古の杉林と自然景観が魅力的な屋久島にも鹿児島県本土からフェリーでアクセス可能です。
https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/kojfi-fairfield-kagoshima-tarumizu-japan/
・客室 :全95部屋
キング38室(アクセシブルルーム:1室)
ツイン57室
・宿泊料金 :1室14,520円~(2名様利用、税金、サービス料込)
・客室平米数:25m2
・階数 :6階
・所在地 :鹿児島県垂水市浜平2057-3
・支配人 :石坂 隆
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ホテル外観
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ロビーラウンジ
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ツインルーム
・マーケットプレイス
1階には、道の駅や近辺のお店などで購入した食材を食べることができ、ワーケーションなどで使用できる電源が設置されている「共用スペース」、ドリンクやお土産の購入が可能な「マーケットプレイス」、その土地にちなんだ工芸品や書物を展示する「ライブラリー」を設置しております。
・朝食ボックス
当ホテルは、宿泊特化型ホテルです。食事やお土産などは道の駅をはじめとする地域のお店を利用していただくことで、地域の人々との交流や道の駅との往来を促す設計となっています。朝食は、地域の特産品や名物料理を使用した「朝食ボックス」をご用意しております。
鹿児島のシンボル「桜島」の麓に位置する垂水市ならではの食材を詰め込んだ朝食ボックス。飼料に「お茶の葉」や「酒粕」を混ぜて生産されている垂水のブランドかんぱち「海の桜勘」の西京焼き、さつま芋など厳選された飼料を与え飼育された「六白黒豚」のサラダ風しゃぶしゃぶ、厳選した「鹿児島黒牛」のローストビーフなど華やかでボリュームのあるラインナップです。その他にも垂水産の食材を味わっていただけるお弁当に仕上げています。是非ご賞味ください。
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朝食ボックス
■「Trip Base 道の駅プロジェクト」について
・積水ハウスとマリオット・インターナショナルが「未知なるニッポンをクエストしよう」をコンセプトに地域や自治体、パートナー企業とともに、観光を起点に地域経済活性化を目指す地方創生事業です。
・「道の駅」を拠点に、「地域の知られざる魅力を渡り歩く旅」の提案を通して、地方創生の一助となることを目指しています。
・これまで“旅の通過点”だった「道の駅」を、隣接したエリアにホテルをつくり、地域の観光資源をネットワーク化することで、地域の魅力を渡り歩く「旅の拠点」に変えていきます。
・そのために、地域や自治体、パートナー企業と連携し、地域の知られざる魅力の発掘をはじめ、道の駅発のアクティビティ開発や地域の雇用、新しい人の流れの創出など、各地域が抱える社会課題の解決や観光活性化に向けた様々な取り組みを進めていきます。
・「フェアフィールド・バイ・マリオット」は、シンプルにゆったりとくつろぐことのできる宿泊特化型のホテルです。食事やお土産などは道の駅をはじめ地域のお店を利用していただくことで、地域の人々との交流や道の駅との往来を促す設計となっています。
<参考情報>
『TRIP BASE STYLE』 地域の魅力を渡り歩く旅のヒントを集めた「Trip Base 道の駅プロジェクト」【公式HP】
https://tripbasestyle.com/
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