余命3年の父が息子に残す初の著書『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。』予想以上の早さで続々重版

株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 清水卓智)は、幡野広志著『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。』(1,400円税別/PHPエディターズ・グループ発行)を、2018年8月23日に発売いたしました。本書は、35歳の若さでガン宣告を受けた写真家の幡野広志さんが、2歳の息子に伝えておきたいことを綴った初めての著書です。

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■ ■カメラマン、元猟師。息子は2歳、余命は3年。残したいのは「言葉」。
著者の幡野広志さんは、自らが猟師となり、狩猟の現場を撮り続けてきました(現在は鉄砲を返納)。2017年、治療不可能といわれるガン(多発性骨髄腫)を発病し、35歳にして余命3年の宣告を受けます。家族のことを考えて泣き、激痛のあまり自殺が頭をよぎった時は保険金がチラつくも、やがて静かに「ガンという事実」を受けとめた幡野さん。「いのち」を撮ってきた自分が、いま2歳の息子に残したいものは何か――その答えは、お金ではなく「言葉だと感じた」そうです。初の著書となる本書は、その思いをモノというかたちにしたものです。


■ ■SNSで共感を呼び、たちまち重版
言葉を残すために、幡野さんがまずはじめたのがブログであり、ツイッターでした。息子に伝えたいこと、今の自分のことを記録していたブログがきっかけで、ツイッターでは悩み相談を受けることが多くなりました。その正直な回答に救われる人も多く、現在フォロワーは2万8千人を超えています。初めての著書となる本書も発売前からSNSで話題となり、当社では発売翌日に重版を決定。しかし、増刷数を上回る注文があり品薄状態となったことから、さらに10,000部を増刷し、累計発行部数は早くも2万部を突破しました。「息子さんだけでなく万人に通じる内容」「誰かに贈りたくなる」「タイトルに鳥肌」「泣いた」など、読者からの声が続々と寄せられています。


■ ■谷川俊太郎さん、糸井重里さん、矢野顕子さんら著名人も応援
2018年8月28日に開催された発売記念イベント(主催:代官山蔦屋書店)は、申込受付の開始当日に「満員」となるほど人気の幡野広志さん。そのファンは、著名人の中にも数多くいます。詩人・谷川俊太郎氏は、本書の発刊にあたり「限られた未来を父は息子の限りないいのちにつなぐ」という推薦の言葉を寄せています。クリエイターの糸井重里氏や、ミュージシャンの矢野顕子氏、タレントで絵本作家の西野亮廣氏も、それぞれのSNSの中で幡野さんを絶賛し、応援しています。


【『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。』 参考資料】
■本書について
書名:ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。
著者:幡野広志
定価:1,400円(税別)
仕様:四六判並製/208ページ
発行:PHPエディターズ・グループ
発売:PHP研究所
発売日:2018年8月23日
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-84125-0

[もくじ]
1 優しさについて、ぼくが息子に伝えたいこと
2 孤独と友だちについて、息子に学んでほしいこと
3 夢と仕事とお金について、息子に教えておきたいこと
4 生と死について、いつか息子と話したいこと

■著者について
幡野広志(はたの ひろし)
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◎著者のことば◎
ひょっとしたら人は、近くの人より遠くの人に自分を見せられるのかもしれない。
あるいは言葉には、少し距離があるほうが、届きやすい性質があるのかもしれない。
それならば、息子のための言葉は、手紙よりちょっと距離があるほうがいい。
さらに息子のための言葉が、悩みを抱える人にも役立ってくれたらうれしい。
いずれにせよ、人には言葉というのが必要で、僕は今懸命に、それを残そうとしている。
(本文「はじめに」より)

1983年 東京生まれ。
2004年 日本写真芸術専門学校中退。
2010年 広告写真家 高崎勉氏に師事。「海上遺跡」Nikon Juna21受賞。
2011年 独立、結婚。
2012年 エプソンフォトグランプリ入賞。狩猟免許取得。
2016年 息子誕生。
2017年 多発性骨髄腫を発病。

■現在&今後の活動
2018年8月27日
『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。』刊行記念トークイベント
(レポート)https://www.php.co.jp/news/2018/09/hiroshihatanotalk.php

2018年9月1日~6日
「ほぼ日刊イトイ新聞」糸井重里氏との対談(全6回)

2018年11月2日~15日
幡野広志 作品展 「優しい写真」(ソニーイメージングギャラリー)

以上


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