家庭の冷凍室が「ぎゅうぎゅう」な理由、コロナ禍&物価高騰の影響がここにも!?

くらしにまつわる旬の話題やちょっとしたトピックをオレンジページが読者アンケートでリサーチする、「ほぼ1000人にききました」。今回は、国内在住の成人女性1004人の冷蔵庫に関する意識を調査。冷蔵庫の不満で多いのは「冷凍室が狭いこと」、冷蔵庫選びでもっとも重視するのは「冷凍室の容量」など、冷凍室の広さが冷蔵庫の満足度を左右することが判明。その背景には、コロナ禍や物価高騰による買い物のしかたの変化が影響していることもわかりました。

【ダイジェスト】
冷凍室の容量が冷蔵庫の満足度を左右する!?
コロナ禍&物価高騰での「買い物のしかたの変化」が冷凍室のストックに影響
冷蔵庫整理、半数以上が「週1回以上」するも、チューブ型調味料の収納に苦戦

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■ 冷凍室の容量が冷蔵庫の満足度を左右する!?
まず調べたのは、冷蔵庫の収納率。冷蔵室は「7割以上埋まっている」が58.2%に対し、冷凍室は大幅に増えて85.9%。しかも、そのうち「ほぼ満杯」が冷蔵室は13.5%、冷凍室は56.2%で、冷凍室が「ぎゅうぎゅう」状態という家庭が圧倒的に多いことが判明。実際、現在使っている冷蔵庫の不満では「冷凍室の容量が小さい」が目立ち、冷蔵庫選びで重視するポイントも1位が「冷凍室の容量」74.4%という結果であることから、冷凍室の容量=冷蔵庫の満足度につながっていることがうかがえます。ただし、冷凍庫は一般的に「ぎゅうぎゅう」のほうが停電時に庫内の温度が上がりにくいといわれているため、あえてそうしている人が含まれている場合も。

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■ コロナ禍&物価高騰での「買い物のしかたの変化」が冷凍室のストックに影響
コロナ禍前(約3年前)と比較してみると、冷蔵室の中身が増えた人は15.7%なのに対し、冷凍室では33.7%と2倍以上の人が「増えた」と回答。理由として、「在宅勤務になったので、冷凍パスタやうどんをランチ用としてストック」(50代・のじこ)や、「コロナなどで長い間家から出られなくなった場合に、簡単に調理できる冷凍コロッケなどのおかずを買い置きしておくようになった」(もっ・40代)など、在宅勤務中のランチや、コロナに感染した場合に備え、冷凍食品をストックする人が多くなったことがあるよう。また、昨今の価格高騰で、肉や野菜を「安いときに買いだめし、小分けにして冷凍している」(kako・60 代)という声も。
コロナや価格高騰による「まとめ買い」が、冷凍室のストック増にも及んでいることがわかりました。

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■ 冷蔵庫整理、半数以上が「週1回以上」するも、チューブ型調味料の収納に苦戦
中身が増えると悩ましいのが冷蔵庫の整理ですが……。庫内の整理が「できている」という人は60.6%、週1 回以上は整理している人が55.9%で、いずれも半数以上に。意外に多くの人がこまめに整理していることがわかりました。ただし、どうしても「収納しづらい」ものや「置き場所に困る」ものもあるよう。その筆頭がチューブ型調味料で、「立てても横にしてもじゃま」(50代・マッキー)、「逆さにして立てると倒れてくる」(40代・さややちゃん)などの不満が数多く寄せられました。定番のマヨネーズやわさびなど以外に、最近は豆板醤など中華系調味料も手軽で使いやすいチューブ型があり、便利な一方でますます収納しづらくなるというジレンマも。
ほかには、ドレッシングも「どれも中途半端に残っていて捨てられない」(ここママ・40代)、「ドアポケットがすぐいっぱいになる」(まろんまま・50代)などの理由から、整理しづらいという声が目立ちました。

今回の調査では、コロナ禍によるライフスタイルの変化や価格高騰の影響が、冷蔵庫にもおよんでいることか明らかに。毎日の生活になくてはならないものだけに、世の中の変化や、ちょっとした使い勝手の不満や不便が現れやすいよう。逆を返せば、冷蔵庫が使いやすければ、生活の満足度も上がるということかもしれませんね。

アンケート概要
●調査対象:オレンジページメンバーズ・国内在住の20歳以上の女性(有効回答数1004人)
●調査方法:インターネット調査
●調査期間:2023年3月17日~3月24日
●「ほぼ1000人にききました」について
読者モニター「オレンジページメンバーズ」には、さまざまなくらし情報・くらし体験によってはぐくまれた生活感度の高い読者が数多く所属しています。そんなメンバーたちの声を集めて、「くらしのリアル」な数字、リアルな声を集めたのが「ほぼ1000人にききました」企画です。WEB上でのアンケート調査、座談会など、ご相談に応じて展開いたします。
●『オレンジページ』について
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