東京日本橋浜町・きもの 円居 (旧・衣裳らくや) 企画展「京都 廣田紬の粋-すい-」開催



東京日本橋浜町・きもの 円居(運営:株式会社円居)では、
2021年8月27日(金)~9月5日(日)にて、
企画展「京都 廣田紬の粋-すい-」を開催いたします。

創業75年「結城紬の廣田」として名を馳せ、大島紬、塩澤紬など名の知られた紬だけでなく、下井紬を始めとして全国各地の小さな工房で産み出される逸品を見い出し手がけてこられた京都の廣田紬さん。

そもそも紬とは、献上品としての反物を織る為の光沢の有る生糸には向かないクズ繭や玉繭(二頭の蚕が作った繭)を真綿にし、引き出した紬糸で織り上げた素朴で丈夫な織物です。
元々は庶民の自分達が働く際に着る、言うなれば野良着であった紬ですが、今では糸造りから、絣付け~織り上げるまでに熟練の丁寧な手仕事を経て生み出される希少性に加え、不規則な節が生み出す生地の持つ豊かな魅力が有り普段のお洒落着として人気を博しています。

寒冷地から温暖湿潤な地域までを擁する日本の各産地、それぞれの風土によって育まれ更に、紬糸だけで無く座繰り糸や生糸を用いてみたり、細かい絣の技術に挑戦したりと様々な織物の良い面を貪欲に取込みながら融合させ伝統工藝品として愛される各々個性豊かな「紬」の今を発展させてきました。

そんな伝統的な職人技を守り、手仕事の持つ温かみなど紬の素朴な良さが有りながらも同時に「粋(すい・いき)」さを感じさせる、今の街並みに映え、お出かけが楽しみになる様な、他とはひと味もふた味も違う反物を産地と共に作って来られたのが廣田紬さんです。
まさに今のファッションのトレンドである上質なモノをさらりと着こなす「大人のこなれ感」にピタリとはまる着こなしが叶う反物が揃います。

どうぞ廣田紬の粋を手に取ってご覧ください。

なお、8月28日(土)は、廣田紬・企画 佐原義三さんによるトークショーがございます。
紬に関わり40年の佐原さん。糸、産地、職人技、歴史に意匠。廣田紬さんのモノづくりへの思いや現場のお話、洒落着、趣味のきものとしての魅力などもお伝えいただきます。


【企画展「京都 廣田紬の粋-すい-」開催要綱】
・開催日:2021年8月27日(金) ~ 2021年9月5日(日)
・開催時間:11:00~18:00 (火・水曜は定休日)
・開催場所:円居本店:東京都中央区日本橋浜町2-5-1-3階
・アクセス:東京メトロ日比谷線/都営浅草線【人形町駅】A1出口より徒歩5分
      都営新宿線【浜町駅】A2出口より徒歩3分
      東京メトロ半蔵門線【水天宮駅】7番出口より徒歩7分
・詳細URL:https://www.madoi.co.jp/exhibition/130005/

※今後緊急事態宣言等の状況によっては、時短営業等の変更が生ずる可能性もございます。
 最新情報は上記URLをご参照ください。



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