石川県無形文化財「御陣乗太鼓・無料実演」が2023年4月29日(土)よりスタート!

石川県輪島市の観光施設「輪島キリコ会館」では、2023年4月29日(土)から「御陣乗太鼓・無料実演」がスタートいたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/353006/LL_img_353006_1.jpg
無料実演日程カレンダー

◆石川県無形文化財
御陣乗太鼓(ごじんじょだいこ)は、輪島市の名舟町でのみ伝承される陣太鼓です。


◆御陣乗太鼓のいわれ
天正4年(西暦1576年)、現在の珠洲市三崎町に上陸した上杉勢は、各地を平定し天正5年、破竹の勢いで名舟村へ押し寄せて来ました。武器らしいものがない村人達は、鍬や鎌で打ち向かったがさんざんな負け戦でした。そのような時、村の古老の指図に従い、樹の皮をもって仮面を作り、海藻を頭髪とし、太鼓を打ちならしつつ、上杉勢に逆襲し、戦いを勝利に導いたといわれています。

この戦勝は舳倉島の奥津姫神の御神威によるものとし、毎年、奥津姫神社の大祭(名舟大祭・7月31日夜から8月1日)に仮面を被り、太鼓を打ち鳴らしながら、神輿渡御の先駆をつとめ、氏神への感謝を捧げる習わしとなって現在に至ります。

始めはゆっくり、次にやや早く、最後はもっとも早く、即ち『序・破・急』の三段で打ち切り、各自が自由な形で見えを切り、面に応じ、個性を生かした芸を入れるのが御陣乗太鼓の見どころであり、聞きどころです。

闇夜の中の陣太鼓とその背景のキリコとのコラボレーションをお楽しみいただけます。


<キリコとは>
能登地方の夏秋の祭礼には各町内からキリコと呼ばれる巨大な御神灯を神輿のお供に担ぎ出す習慣があります。輪島キリコ会館では、神輿と大松明、そして能登地方独特の大小さまざまな約30基のキリコがところせましと立ち並んでいます。


【開催概要】
会場:輪島キリコ会館 もてなし広場 ※荒天時は輪島キリコ会館内
時間:20時30分~20時50分
期間:2023年10月9日(月)までの土日、7~9月:ほぼ毎日
※開催日はチラシをダウンロードしていただくか、
輪島キリコ会館公式サイトでご確認ください。
( https://wajima-kiriko.com/ )


【施設概要】
施設名 : 輪島キリコ会館
所在地 : 石川県輪島市マリンタウン6番1
施設内容: 祭りの国、能登。なかでもキリコと呼ばれる大きな奉燈(御神燈)を
氏子たちがかつぎ出すキリコ祭りは、能登を代表する
華麗でエネルギッシュな祭り。
館内には祭り囃子(まつりばやし)が流れ、
いながらにしてキリコ祭りの雰囲気が楽しめます。
営業時間: 9時~17時
アクセス: JR 東京から北陸新幹線金沢 約2時間30分
大阪から金沢 約2時間40分
名古屋から金沢 約3時間
特急バス 金沢から輪島 約2時間20分
飛行機 羽田からのと里山空港 約1時間
車 のと里山空港から輪島 約20分
URL : https://wajima-kiriko.com/


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