広島県福山市で開催される2025年開催の第20回世界バラ会議福山大会に向け,大会を全国に周知し,開催機運を更に高めるため,昨年9月から,大会シンボルとなるロゴマークを一般公募し,3点の候補作品を選出しました。
その3作品の中から,今回,市内外の皆さまの一般投票によって『第20回世界バラ会議福山大会2025ロゴマーク』を決定しました。
総投票数
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作品コンセプト
様々な色の花びらが中心に向かって集結し,ひとつのばらを形作っている。これは“ばらのまち福山”に世界の人々が集うことを表している。シンプルな円弧のパーツが組み合わさった様は日本の伝統工芸を思わせ,この地でバラ会議が行われる意義を印象付ける。
制作者
増田豊(東京都在住)
プロフィール:
グラフィックデザイナー/1984年東京生まれ。東洋美術学校卒業後、広告制作会社を経て、2010年にサン・アドに入社。広告やカタログ、パッケージ、企業のVIなどグラフィック全域のデザインにたずさわる。
受賞コメント
この度,たくさんの応募作品の中からデザインを採用していただけたこと,たいへん光栄に思っております。日本が誇るばらの街である福山にて「世界バラ会議」が行われる,より一層に意義のある会だと想像します。このシンボルマークがその旗印となって,福山を,そしてばらを世界にアピールできることを願っています。
評価
・ばらへの思いやオマージュを,非常に美しく表現された作品。
・これまで福山が戦災から復興していく上で励ましや恵みとなったばらの歴史を世界に羽ばたかせるプラットフォームとなりうる。
・ばらの概念が抽象化された新しい日本のばら紋様。
・今までのばらの認識やイメージを超えることができるのでは。
・ばらの図案が独創的でかっこいい。
・男女を選ばないデザインであり,ダイバーシティを生かしたグッズ展開ができる。
・見方によっては「ばら」の花だけでなく様々な姿に見える 多様性を感じることができる。
・ばらのシンボリックな形であり,長く使っていくことができる。
・様々な色の花びらが集まってひとつのばらを形成しており,ばらのまち福山に世界の人々が集う事を見事に表現している。
・展開例が美しく,街をデザインするという観点においてもふさわしい作品であると思う。
・グッズやまちなかで目をひくデザインで,使い続けたいと思える。
・人々が集う,というところに気持ちが惹かれた。
人々が集まる街に,そして,また早く人々が集えるような日が来ますように,との願いを込めた。
福山市について
福山市(市長:枝広 直幹)は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央、広島県の東南部に位置し、高速道路網のアクセスが良く新幹線「のぞみ」も停まる、人口約47万人の拠点都市です。
福山市には四季折々の美しさを見せる自然、温暖な気候、海・山・川から得られる恵みがあります。100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」としても知られ、潮待ちの港として栄え日本遺産に認定された景勝地「鞆の浦」や、JR福山駅の新幹線ホームから見え、2022年には築城400年を迎える「福山城」、2つの国宝をもつ寺院「明王院」などの名所があります。
産業としては、鉄鋼業や繊維産業など多様な製造業が集積し、ものづくりのまちとして発展してきました。デニム生地は、世界のハイブランドにも活用されるなど高い品質が評価されています。
福山市公式ホームページ
https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/
関連URL:https://www.bizreach.jp/content/859
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