花粉症の緩和と抗酸化力の向上、大阪市立大学との共同研究で実証 柑橘類じゃばらの果皮粉末で、春からの花粉症対策

柑橘類じゃばらを使った商品企画開発・販売を手掛ける株式会社ファイブワン(本社:和歌山県和歌山市、代表取締役:坂本 正博)は、大阪市立大学 都市健康・スポーツ研究センター 渡辺 一志教授らのグループとの共同研究で、じゃばらの果皮粉末による、花粉症の症状の緩和と抗酸化力の向上を確認しました。渡辺教授らは、2019年3月2日(土)に東北大学で開催された第20回日本健康支援学会年次学術大会において、本研究の結果を発表いたしました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/178643/LL_img_178643_1.jpg
じゃばら果樹

■深刻化する花粉症と、農業の衰退抑制に寄与
日本国内のアレルギー性疾患は年々増加しています。特に、スギ花粉症の有病率は4人に1人が発症していることが報告されています。(環境省:花粉症環境保健マニュアル)
これから花粉の多くなるシーズンにおいては、健康問題や仕事への影響など花粉症対策が社会課題となっています。
これまでじゃばらは苦みが強いことで果実のままではなかなか売れないため、農家の採算が合いませんでした。今回の研究により、じゃばらの需要が高まれば、これまで処分していたじゃばらの果皮を使った商品にも有効活用できます。じゃばらを栽培する農家の採算を改善し、さらに耕作放棄地でのじゃばら栽培を促進することで、農業の衰退抑制に寄与できると考えています。


■1日300mgのじゃばら果皮粉末で症状緩和
当社は、じゃばらの活用に困る農家の支援として、2014年からじゃばらを飴やグミにして販売してきました。じゃばらは花粉に悩む方の間では注目をされてきましたが、その効果についてはあまり研究されていませんでした。2017年から、渡辺教授らと共同でじゃばらの果皮と花粉症についての本格的な研究を開始しました。毎年花粉アレルギー症状を自覚している成人および学生19名を対象に、1日約300mgのじゃばら果皮粉末(3カプセル)を9週間摂取しました。その結果、じゃばらの果皮粉末を摂取することで、くしゃみ、鼻かみ、涙目など日常生活の支障度について有意な緩和が認められました。抗酸化力については、摂取6週目以降に有意な向上が認められました。

当社では、他社で取り扱いのないハードカプセルにして携帯性を高め飲みやすくすることで、花粉症に悩むより多くの人々への普及を目指しています。
今回の研究結果を広く公表することで、じゃばらの有効性についての社会の認識を高め、花粉症対策への貢献と、食品産業や農業の活性化に貢献していきます。


■会社概要
社名 : 株式会社ファイブワン
所在地 : 和歌山市三葛127-1
代表者 : 坂本 正博
設立 : 2004年3月10日
事業内容: ・柑橘じゃばら他の和歌山県産品の発掘、商品企画、開発、販売
・インターネット通販事業
(1) じゃばら本舗 https://jabarahonpo.com/
(2) ペットガーデン紀三井寺 http://www.rakuten.co.jp./five-1/
・環境エクステリア(インドア及びアウトドア庭園、緑化)に
関する製品の卸及び小売り

2007年 和歌山県より「子育て応援企業」に認定されました。
2018年 働くじゃばらが和歌山市チャレンジ新商品に認定されました。
2019年 経営革新計画が認定されました。
タイトル「じゃばら果皮を主成分原料に配合した新規性、
独自性の高いサプリメントなどの共同研究開発及び製造、販売事業」


■じゃばらについて
和歌山県北山村原産の柑橘類の一種で、柚子よりも果汁が豊富で種が少なく、独特な風味のある希少な果実です。「邪気を払う」から名付けられたとも言われ、縁起物として使われてきました。


■研究結果
別紙をご参照ください。
https://www.atpress.ne.jp/releases/178643/att_178643_1.pdf


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プレスリリース提供元:@Press
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