フローリングと塗り壁専門店アトピッコハウス株式会社(代表:後藤 坂、本社:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-6-5)が、板材を作りました。それが、「持続可能な社会を目指す世界目標」であるSDGsに配慮した古材を活用した「OLD BOARD」です。解体を余儀なくされた建物の床や柱や、梁といった「古材」を活用して、施工のしやすさを考慮し、「味わい深い」板材に仕上げました。
廃木材をより有効に活用すれば、環境への負荷が減り、資源を循環し持続化できます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/230833/LL_img_230833_1.jpg
美容院のパーテーションに利用した古材OLD BOARD
【なぜ、今“OLD BOARD”なのか?】
戦前は、家の解体後は、当たり前のように古材を再利用し、建て直されていました。戦後になり、日本の建築様式は大きく変化し、効率化とコスト削減など、安い輸入木材を使用し、古材の多くは、燃やされたり、捨てられたり、小さく粉砕しチップとして使用されたりしましたが、処分にも困る不用品になっていました。
十数年前から、やっと、古材の市場や、流通が安定し始めました。
古材のそれぞれの色味や風味には、味わいがあり、オシャレ感が増し、人気が出てきています。
世界の森林面積は1990年以降1億7,800万ha減少し(リビアの面積に相当)、2010年から2020年の10年間だけでも年平均470万ha減少しています。(世界森林資源評価2020主な調査結果林野庁翻訳)
これは、1時間ごとに東京ドーム約46個分に相当する森林面積が減少していることになります。また、住宅を新築する際、ほんの数%を古材活用するだけで、二酸化炭素削減にも大きく貢献できます。
木は木材として加工されてからも、生き続け、樹齢100年なら、100年目が1番固くしっかりし、その後800年ぐらいまで生き続けるといわれています。使える木材は、工夫し手をかけて使い続ける価値があるのです。
【加工の工夫で施工しやすく、店舗・住宅等で、個性がでると人気急増】
古材そのままは施工に手間がかかり、工事費用が高くなるため、施工しやすいように加工し、反ったり、割れたりといった、不具合を解消する工夫を施しました。無塗装のまま、1枚1枚、個性と表情の違う「古材」の特徴を活かします。
飲食店、商業スペース、住宅などの、床・壁・家具・間仕切り・・・アイデア次第でどのようにも使用することができるのも人気に拍車をかけています。
【商品概要】
商品名 : OLD BOARD
価格 : 13,148円/m2~
発売日 : 2020年9月8日
購入場所: 全国建材店 及び アトピッコハウス株式会社
URL : https://www.atopico.com/oldboard/
仕様 : 無塗装
<サイズ>
厚み:15mm
巾 :4種類(90mm、126mm、150mm、189mm)
長さ:乱尺(600mm~1200mm)
厚み:15mm
【今後の展開】
古材活用は、持続可能な社会には、必要不可欠な考え方です。日本人特有のもったいない精神は、SDGsの取り組みにおいても、今後もますます増加し続けていくことが予測されます。
当社では自然素材の専門家として、人に優しい、地球に優しい商品として、この商品の価値を提供していきます。
また、古材だけでなく、端材にも、目をむけて、商品化を予定。全国の建築会社と協力し、一体となって、本物の素材の居心地の良い家を多くの方にご提供します。
本件に関するより詳しい内容をご希望でしたら、当社ではマスコミの方の取材お申し込みを随時受け付けておりますので、是非お問い合わせください。
【会社概要】
名称 : アトピッコハウス株式会社
所在地 : 〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-6-5
URL : https://www.atopico.com/
営業日 : 祝日除く平日
営業時間: 8:30~17:30
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プレスリリース提供元:@Press