あきらめず、追い求める「支えるバッグ」開発への挑戦
幼時に発症した小児まひの後遺症で、右足が不自由な身となった著者。友人にからかわれたり、悔しい思いをしながらも生来の明朗な性格でハンデをはね返し、父が創業した会社を継ぎ成長させました。
世界中を飛び回っていたある日、NYで見かけたキャスター付きの大型トランクをヒントに、機内持ち込みができ、身体を支える用途もこなす「スワニーバッグ」を開発し、ヒット商品となりました。さらに、55歳から学び始めた国際語・エスペラントを通して、世界中で友好な交友関係を築いています。
この一冊が、病気やケガ、年齢や性別など、様々な原因で挑戦をあきらめざるを得なかった人たちが、もう一度挑戦をするための後押しとなりましたら幸いです。
【書籍概要】
タイトル：不自由な足が世界を広げてくれた スワニーバッグ誕生物語
ページ数：232ページ 価格：1,540円（税込）
著者：三好鋭郎 発売日：2021年3月17日
ISBN：978-4-86667-265-6
紹介ページ：http://www.asa21.com/book/b559641.html
【目次】
はじめに
第１章 支えるニーズを知って
第２章 支えるニーズに応えて
第３章 断食療法の科学
第４章 未来の地球語とは
おわりに
【著者プロフィール】
三好鋭郎（みよし・えつお）
1939 年、香川県に生まれる。生後6 カ月で罹患した小児麻痺の後遺症で、右足が不自由になる。1964 年より、株式会社スワニーの後継者として、スキー・防寒用手袋のセールスに世界中を飛び回る。ニューヨークで見たキャスター付きトランクを機内持ち込みサイズに小型化し、身体を支えながら運べる「スワニーバッグ」や、世界一小さく折りたためる車椅子「スワニーミニ」を考案し、ヒットさせた。
社長、会長を経て、現在は相談役。