障害者の進路選択の可能性を広げる方法 インクルーシブ教育は迷惑なのか?


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障害者の進路選択の可能性を広げる方法 インクルーシブ教育は迷惑なのか?


みなさんはノーマライゼーションという言葉を知っているだろうか?
「障害者や高齢者がほかの人々と平等に生活する社会を実現させる考え方」である。
2年前のデータにはなるが、2017年に実施された内閣府の「障害者に関する世論調査」によると、国民の8割が「世の中には障害のある人に対して差別や偏見がある」と思っていることがわかった。
この8割の人たちのなかに、障害者に対する差別・偏見のない社会を実現するために行動している人がどれくらいいるのだろうか。制度的に解消へ向けた取り組みは見られるが、依然として差別・偏見はなくならない。
<出典:内閣府 / 平成29年度 障害者に関する世論調査>
https://survey.gov-online.go.jp/h29/h29-shougai/index.html
差別・偏見は、目に見えるものと見えないものがある。自分でも気づいていないゆがんだ物の見方を無意識バイアスというが、これは育ってきた環境で見聞きした情報によってつくられる。
無意識バイアスはだれもが持っており、まさか自分が他人を傷つけているとは思っていない。子供のころから日常的に障害者との接点がなければ、お互いに理解し合うことは難しいだろう。
そこで、1人でも多くの人がノーマライゼーションの意識を行動に移せるよう、2人の作家から話を伺い、共生社会で生きるヒントを探っていく。
● 公開日時:2019年12月2日(月)9:30 ウェブマガジンSOCIO


▼ 記事概要・作家紹介


障害者の大学進学


令和元年版障害者白書によると、日本の障害者数の概数は963万5千人だ。その内訳は、身体障害者(身体障害児を含む。以下同じ。)436万人、知的障害者(知的障害児を含む。以下同じ。)108万2千人、精神障害者419万3千人となっている。
複数の障害を併せ持つ者もいるため、単純な合計にはならないものの、国民のおよそ7.6%がなんらかの障害を有していることになる。
<出典:内閣府 / 令和元年版 障害者白書(全体版)/ 参考資料 障害者の状況>
https://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/r01hakusho/zenbun/siryo_02.html
民間企業の障害者雇用数は年々増加の傾向にあり、平成30年度は53万人以上だった。
このデータが多いか少ないか、考えてみてほしい。 
50年以上社会福祉に携わってきた忍博次氏(社会福祉学者、北星学園大学文学部名誉教授)に、障害者の職業選択の可能性について伺った。


忍博次(おし・ひろつぐ)


北星学園大学文学部名誉教授。
『偏見とノーマライゼーション: これからの障害者福祉を考える』の著者。
【略歴】
1930年
  北海道富良野市生れ。
1954年
  北海道大学教育学部卒業。北海道中央身体障害者更生相談所、国立身体障害者更生指導所
1962年
  北星学園大学文学部に勤務。
1969年
  「身体障害者に対する偏見の研究」で第4回「社会保障学術奨励賞」(通称大内賞)を受賞。北海道ボランティアセンター運営委員長、北海道社会福祉協議会社会復帰促進協議会企画委員、北海道社会福祉審議会委員、北海道ソーシャル・ワーカー協会会長。


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忍博次『偏見とノーマライゼーション: これからの障害者福祉を考える』


Amazon.co.jp: 偏見とノーマライゼーション: これからの障害者福祉を考える (22世紀アート) eBook: 忍 博次: Kindleストア : https://00m.in/gcuzX


子供に教えるべき共生社会とは?


ノーマライゼーションのひとつに、インクルーシブ教育があります。これは、障害の有無にかかわらず、子供たちが共に教育を受けることです。現場の人手不足や施設の整備、生徒や保護者の理解など課題が多く、なかなか進んでいないのが現状だ。
鶴良夫さん(元教師)は多様な子供たちが共に学ぶ必要性についてインタビューした。


鶴良夫(つる・よしお)


元教師。
『徐福海を渡る』の著者。
【略歴】
1932年
  佐賀市に生まれる。
著書に『ガンバレ!理枝先生』(ぎょうせい)、『佐賀ん町を馬鉄が走る』(リーベル出版)。同著書は1988年2月13日から6月14日まで『佐賀新聞』に連載。『筑後川渡船転覆』(リーベル出版)。『岸岳城へ翔ぶ』(鳥影社)がある。


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鶴良夫『徐福海を渡る』


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「あたらしい自分と社会をつくる」ための3つのメッセージ


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