高野キノコプラント、茸師と共同開発したシイタケの新3品種が徳島県で初めて農林水産省に登録!

有限会社高野キノコプラント(所在地:徳島県徳島市、代表取締役:高野 康弘)は、株式会社茸師(読み:ナバシ)と共同で開発を進めていた菌床栽培用のシイタケ品種「なばし天16号」「なばし天19号」「なばし天415号」の3品種が徳島県で初めて農林水産省に登録されました。
中でも「なばし天415号」はプレミアム椎茸天恵コ(読み:テンケイコ)として2014年10月より商品化がスタートしており、2015年3月幕張メッセ(千葉県)で開催されたFOODEXJAPAN2015では、美食女子コンテストで最高賞グランプリを獲得、また、グッドデザイン賞にも選出されるなど注目を浴びました。その後、ドイツで開催された世界最大の食の見本市「アヌーガメッセ」に2開催連続で出展されるなど、欧州や米国(ニューヨーク)など海外のレストランでも高い人気を博しています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/335106/LL_img_335106_1.jpg
天恵コ栽培風景

■シイタケ販売について
新品種の出願は2014年に申請受理が完了していたものの、その後の試験研究の取り組みが、零細企業が抱える障壁や近年激変する社会情勢、新型コロナウイルス蔓延などの影響を受け、思うように進まず困難を極めていました。
当社の所在する徳島県は1990年代から菌床生シイタケの年間生産量全国1位を誇っていますが、使用されている品種に関してはこれまで全国の種菌メーカーから販売されている品種が使用されており、同県内から誕生した品種としては今回が初となります。また、「なばし天シリーズ」のシイタケ品種は、いわゆる一つの農家(農業形態法人)から誕生した品種でもあり、これら二つの点からも非常に興味深い意味のある開発結果であると言えます。


■今後の展望
当社では、既に次回の新品種出願に向けた研究開発が進めており、近く次のシイタケ新品種を出願予定です。

なばし天415号の開発者である当社代表・高野 康弘は
「きのこ嫌いの子供達に興味をもって貰おうと“オモチャのように大きなシイタケを開発したい”という夢を抱いて研究を重ねてきたが、度重なる苦難に何度も諦めそうになりながら気がついたら19年7ヶ月26日と言う年月が経過していた。これからも長年の経験を活かし、消費者があっと驚いて笑顔になってくれるような新品種をつくりたい」
と意気込んでいます。


■会社概要
商号 : 有限会社高野キノコプラント
所在地 : 〒770-8040 徳島県徳島市上八万町星河内624-1
代表者 : 代表取締役 高野 康弘
事業概要: 製造業(食用キノコ種菌製造)
URL : http://tenkeiko.com/


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