絆ホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤 宜範)が運営する「For JAPANプロジェクト」では、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、「日本の未来を創る“本質的な気づき”を。」をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。
今回、株式会社けっこんものがたりの苅谷 昌浩代表取締役のインタビューが10月24日(火)にFor JAPAN公式ホームページにて公開されました。
「『人の縁』に恵まれたからこそ、ここまで来た」
https://forjapan-project.com/news/838/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/372730/LL_img_372730_1.jpg
株式会社けっこんものがたり 苅谷 昌浩 代表取締役
■とにかく「わんぱく」だった子ども時代
「わんぱく坊主」「ガキ大将」という表現がぴったりな子どもだったと思います。いつも両親に叱られていて、学校からの呼び出しもよくありました。そして、小学校の頃、各学年で好きだった女の子を覚えているほど、女の子中心の生活をしていました。例えば、いつも遊んでいた好きな女の子が「今日はピアノのレッスンだから遊べない」と言えば、同じピアノ教室に行くようにしたり、勉強が嫌いでも、好きな女の子が行っている塾に通ったりしていました。
もしかしたら、そのような子ども時代のコミュニケーションが、現在の「結婚相談所」の事業に活きているかもしれません。実は日本は、出会いがあってもそこから先の対話が苦手な人が多いのです。例えば、日本でもマッチングアプリが流行っていますが、アメリカでは現在結婚している人の約4分の1がアプリで出会い結婚に至っているのに対して、日本ではアプリでの出会いがきっかけで結婚するカップルは1%未満に留まっています。出会いがあっても、うまくいかずに別れてしまうカップルが多いことがわかりますよね。だから、日本では、仲を取り持って結婚までサポートする結婚相談所のような仕事が成り立つのです。
■サラリーマンを経て「結婚相談所」に関わるようになった理由
現在、私は起業して「結婚物語。」を経営していますが、もともと起業したかったわけではありません。最初は普通のサラリーマンだったのですが、パソコンがあまり得意ではないのに会社がペーパーレスになったことと転勤が重なり、辞めたいと考えるようになりました。ちょうどそのとき、芸能プロダクションの方から「外国人招へい業」という業務で人手が足りないので、手伝ってほしいと声をかけられたのです。条件もそれまでのところよりも良かったため、転職しました。仕事を覚えるうちに、「この仕事は独立したほうが儲かるぞ」と思い独り立ちしたのですが、日本の法律が変わって外国人の招へいが難しくなってしまいました。
ですから、外国人招へい業と過去の飲食店勤務の経験を活かして、当時兵庫県では珍しかった「外国人が料理を作るレストラン」をオープンさせました。開店したのは、タイ料理の店です。タイ王国のコックさんを招へいしてきて、現地さながらの料理を作ってもらいました。しかし、15~20年前当時はタイ料理の知名度が低く、知らない人にはあまり来ていただけませんでした。特に平日はお客さんの入りが悪かったため、食べ飲み放題お1人様3,000~4,000円で、カップルの引き合わせをする「合コンパーティー」を開催するようになりました。参加希望者が男性5人対女性3人になってしまうなど、男女比率が合わないときもあります。
そこで、結婚相談所で仲人をしている知人に「何人かパーティーに出ていただけないですか」とお願いするようになりました。すると、今度は「合コンパーティーではなく、結婚相談所を紹介してください」という人も出てきました。
■独立してからもアルバイトを続けた7年間
このような経緯で、結婚相談所への紹介を始めたところ、その知人から「私の会社の名前を貸してあげるから、あなたのお客様は、あなたが責任を持って面倒を見たらどうですか?」と言われました。そして、結婚相談所でのお世話もスタートしたところ、だんだんと結婚相談所の先輩仲人よりも私のほうが担当する会員数が多くなってしまいました。そのうちに、先輩仲人からも「独立できるでしょう」とお墨付きをいただいたため、飲食店を売却して結婚相談所1本で事業をスタートしました。
このように結婚相談所をスタートさせたのですが、それを決意できたのは「在庫を抱えるリスクもなく、利益率が良い」ためです。自営業で成功するには、中小企業であればあるほど「利益をたくさんあげるほうが有利」ですよね。結婚相談所は、会員数が増えるほど利益率が良くなる点に魅力を感じました。ただ、最初から生活を維持できるほどの売上が上がっていたわけではありません。すでに結婚していたため、夜もアルバイトをしてお金を稼ぎました。1日3、4時間の睡眠で、大晦日や元旦も、お盆も、ゴールデンウィークも、誕生日も、クリスマスも関係なく、7年間働きました。でも、それを「苦労」だと感じたことはありませんでした。「妻を幸せにするのが私の責任」だと思っていたから、それが原動力だったかもしれません。
■従業員のためにもチャレンジをしていきたい
私はとにかく「人に恵まれているから」、ここまで来られたと思っています。ですから、「成功した」というよりも「ラッキーだった」のです。この会社で働いてくれている従業員は家族だと考えています。入社してくれた時点で、その人の人生を背負うつもりでおります。「この会社に勤めてよかった」と思ってもらえるような会社にしたい。そのためにしていきたいのは、さらに「会社を大きくすること」「安定させること」「挑戦すること」の3つです。特に、海外進出とグループ会社を増やすことにチャレンジしたいと考えています。従業員の人生を背負っている責任とプレッシャーを感じるからこそ、新たなことに挑戦していきたいと思っています。
〈会社概要〉
法人名 : 株式会社けっこんものがたり
代表者名 : 苅谷 昌浩
企業ホームページ: https://kekkon-monogatari.com/
所在地 : 兵庫県高砂市神爪1丁目3-10 ザ・サンライズ宝殿 201
事業内容 : 結婚仲介業(結婚に関する情報提供サービス業、結婚式、
披露宴、各種イベント及びパーティの企画及び施設の提供、他)
〈For JAPANプロジェクトとは〉
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/372730/LL_img_372730_2.jpg
For JAPAN -日本の未来がココに-
For JAPANプロジェクトとは、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、日本の未来を創る”本質的な気づき”を。をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。 参画された【50人の社長】というレンズを通して、経験に基づく本質的な考え方や情報を学び、動き出すきっかけを与え”日本の未来を創るプロジェクト”全国放送『For JAPAN -日本の未来がココに-』(BS11)や、YouTubeチャンネル『For JAPAN -日本の未来がココに-』など様々なコンテンツで社長たちが徹底討論。
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