GfK Japan(東京:中野区)は、全国のカー用品店、タイヤ専門店、ガソリンスタンド、ホームセンター、インターネットの販売実績データを元に、市場規模相当に拡大推計した自動車用タイヤ、エンジンオイル、バッテリーの販売速報を公表しました。
■タイヤ
2022年10月の自動車用タイヤ販売は、本数前年比0.4%増とほぼ前年並みであった。店頭では同3%減に対し、インターネットでは同6%増であった。夏タイヤは本数前年比3%減であった一方、冬タイヤは同4%増で数量構成比はタイヤ全体の48%を占めた。サイズ別の販売動向をみると、最も販売本数の多い155/65/14は本数前年比2%増と微増であったものの、165/65/14は同22%増、165/55/15は同16%増と好調であった。タイヤ全体の税抜き平均価格は11,224円と前年同月から10%上昇し、店頭では5%、インターネットでは19%上昇した。その結果、金額前年比は11%増となり、店頭では同1%増、インターネットでは同26%増であった。
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■エンジンオイル
2022年10月の自動車用エンジンオイル販売は、販売量(リットル換算)ベースで前年比9%減と低調であった。4L缶の販売は数量前年比1%減で、店頭では同0.5%減、インターネットでは同3%減であった。4L缶を粘度別にみると、最も販売の多い0W-20は同0.5%増と前年並みであったものの、0W-16は同28%増、0W-30は同22%増と二桁成長を見せた。4L缶の税抜き平均価格は3,835円と前年同月から8%上昇し、店頭では7%、インターネットでは13%上昇した。結果、4L缶の金額前年比は7%増となり、店頭では7%、インターネットでは10%増とプラス成長であった。
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■バッテリー
2022年10月の自動車用バッテリー販売は数量前年比7%増と堅調で、店頭は同3%増、インターネットは同14%増と好調であった。JIS規格別にみると、最も販売数量の多いB19は数量前年比3%増で、B20は同29%増と大幅な伸長を見せた。バッテリー全体の平均価格は前年同月から8%上昇し13,107円となり、店頭では6%、インターネットでは18%上昇した。金額前年比は16%増となり、店頭では同9%増、インターネットでは同34%増に至った。
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- タイヤはカー用品店、タイヤ専門店(メーカー系列を除く)、ガソリンスタンド、インターネットを集計対象としております。
- エンジンオイル及びバッテリーはカー用品店、ガソリンスタンド、ホームセンター、インターネットを集計対象としております。
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