2023年9月の自動車用タイヤ・エンジンオイル・バッテリー販売速報


GfK Japan(東京:中野区)は、全国のカー用品店、タイヤ専門店、ガソリンスタンド、ホームセンター、インターネットの販売実績データを元に、市場規模相当に拡大推計した自動車用タイヤ、エンジンオイル、バッテリーの販売速報を2023年10月26日に公表した。


タイヤ


2023年9月の自動車用タイヤ販売は、本数前年比15%減と不調であった。店頭では同13%減、インターネットでは同16%減であった。冬タイヤの本数前年比が41%減と大幅に減少しており、本数ベースの構成比は前年の23%に対し16%に留まった。冬タイヤを地区別にみると北海道では数量構成比53%(前年同月では61%)、東北では同37%(前年同月では50%)となった。タイヤ全体の税抜き平均価格は10,833円と前年同月から4%上昇し、店頭では7%、インターネットでは1%上昇した。金額前年比は11%減と二桁のマイナス成長となり、店頭では7%減、インターネットでは15%減であった。


画像 : https://newscast.jp/attachments/pDI4J5xjSUhuvCTsEhxn.png


エンジンオイル


2023年9月の自動車用エンジンオイル販売は、販売量(リットル換算)ベースで前年比0.3%増と前年並みであった。しかしながら4L缶の販売は数量前年比6%減で、店頭では同5%減、インターネットでは同14%減と前年同月を下回った。4L缶の主要な粘度では、5W-30が数量前年比8%減、10W-30が同12%減と大幅に減少したものの、0W-16は同36%増と著しい伸長を見せた。4L缶の税抜き平均価格は4,238円と前年同月から13%上昇し、店頭では13%、インターネットでは9%上昇した。平均価格が上昇したことで、販売数量が減少しつつも4L缶全体の金額前年比は6%増と前年を上回った。店頭では金額前年比8%増であったことに対し、インターネットでは7%減であった。


画像 : https://newscast.jp/attachments/mApwjK3c9GiFOfe1V2oW.png


バッテリー


2023年9月の自動車用バッテリー販売は数量前年比8%増と堅調であった。ただ、これはインターネットが数量前年比28%増と大幅に拡大したことによる影響が大きく、店頭では同2%減であった。特にD26のバッテリーが全体で数量前年比29%増と増加しており、店頭では同3%増、インターネットでは同60%増に達した。バッテリー全体の平均価格は前年同月から8%上昇し14,192円となり、店頭では11%、インターネットでは5%上昇した。この結果、金額前年比は16%増と二桁成長を示した。店頭では同9%増、インターネットでは同35%増に至った。


画像 : https://newscast.jp/attachments/TqtAUjPaPrHGCwwZCqdT.png


・タイヤはカー用品店、タイヤ専門店(メーカー系列を除く)、ガソリンスタンド、インターネットを集計対象としております。
・エンジンオイル及びバッテリーはカー用品店、ガソリンスタンド、ホームセンター、インターネットを集計対象としております。






詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
【広報・PRご担当者様へ】掲載費0円で御社製品をPRしませんか?