4月から成人の18歳~20歳の恋愛・婚活調査!恋人がいない人は6割、デートは「5000円以内・割り勘」が当たり前に

広報事務所SPRILが支援する株式会社Parasolの未婚男女マーケティング研究機関『恋愛婚活ラボ』は、2022年1月15日(土)~1月23日(日)の期間において、「Z世代」であり、2022年4月の法改正により「成人」となる「18歳・19歳・20歳の男女」331名を対象に、「恋愛・結婚に関する意識調査」を行いました。結婚可能年齢が「18歳から可能」となる中で、成人を迎える若者の恋愛・結婚に関する意識について、調査結果を発表いたします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/297732/img_297732_1.jpg


■ 結果のポイント
【1】18-20歳の「約9割」が「結婚願望あり」と回答!結婚相手に求めるものは、男性が「容姿」、女性が「経済力」

【2】現在恋人がいない人は全体の「約6割」。出会いの場は「オンライン」が第3位に!

【3】Z世代が最も憧れるカップルは「星野源・新垣結衣」!Youtuberカップル「なこなこ」「しばなん」もランクイン!

【4】Z世代のデート事情調査:トレンドは「割り勘ご飯デート」!予算は5,000円以内を希望

※当記事のテキストや画像を引用・転載の際は弊社にご一報いただき、『恋愛婚活ラボ調べ』と明記いただきますようお願い申し上げます。

ーーーーーー
■調査結果の詳細■
ーーーーー

■ 【1】18-20歳の「約9割」が「結婚願望あり」と回答!結婚相手に求めるものは、男性が「容姿」、女性が「経済力」
Z世代で、4月から成人の対象となる18-20歳の男女に「将来結婚をしたいですか?」という調査をしたところ、「約9割」が「結婚したい」と回答しました。Z世代の男女の大半は結婚願望があるようです。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/297732/img_297732_1.jpg

結婚したい理由を尋ねると「心の安らぎのために、一緒に寄り添ってくれるパートナーが欲しい」「孤独は嫌だ」という回答が多くありました。経済的な理由よりも、心の充足を強く求めているようです。

Z世代の男女は小さい頃からインターネットを利用し、さまざまな価値観に触れ、多様性を受け入れて育ってきています。その分、孤独感を強く感じやすく、孤独を回避し、癒しを求めて結婚したいというのが彼らの結婚願望の理由となっているようです。

一方で「結婚したくない」と回答した約1割の男女に理由を尋ねると、「結婚の必要性を感じないから」との回答が半数を占めており、他にも「結婚することで自分の時間が奪われそうだから」との回答がありました。目的意識が強く、意味のないこと(なさそうと感じること)は前向きになれないという、結婚にメリットを感じていない・魅力を見いだせない男女もいるようです。

また、Z世代はSNSが当たり前となっていることも理由と考えます。多種多様なエンタメに触れ、一人でも日々楽しんで生活することが可能であるため、趣味が多く自分の時間を大事にしたいという気持ちが強い人は結婚に魅力を感じていない要因にもなっているようです。

●Z世代は「何歳までに結婚したい?」

Z世代で、4月から成人の対象となる18-20歳の男女に「何歳までに結婚したいですか?」という調査をしたところ、男女ともに最も多かったのは「30歳まで」と、半数以上がこの年齢を希望する結果となりました。厚生労働省「令和元年(2020年)人口動態統計月報年計(概数)の概況」によると、日本の平均初婚年齢は「男性31歳、女性29歳」となっており、時代に合った希望年齢といえます。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/297732/img_297732_2.jpg


一方、25年前の1995年時点の平均結婚年齢(初婚年齢)「男性28.5歳、女性26.3歳」と比較すると晩婚化傾向にあります。この「晩婚化傾向」は、“結婚ができない”ということではないようです。今や女性も男性と同様に社会人として働くことが当たり前になってきており、「専業主婦希望」の女性は減少傾向にあります。また、男性からも結婚後も共働きを希望する人が増えており、「専業主婦希望」の女性は嫌煙されることもあります。

女性も男性同様に働くようになったことで、結婚・出産・育児前にしっかりと実力をつけてキャリアアップを図りたいと希望する人が増え、結婚希望年齢や実際の結婚年齢が上がり、晩婚化傾向になっていると考えられます。

●Z世代の「結婚相手に求めるものは?」

Z世代で、4月から成人の対象となる18-20歳の男女に「結婚相手に求めるもの」について調査したところ、男女ともにNo.1は「趣味・価値観の一致度」でした。現在は「多様性」が重視され、Z世代にとっては恋愛や結婚、趣味も多様になってきたといえます。

一方、多様性が重視されるということは、同じ趣味や価値観を持つ相手はとても稀有な存在です。“共感してほしい”、“一緒にいて安心したい”という気持ちがより強い傾向にあるのだと考えられます。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/297732/img_297732_3.jpg


●Z世代と20代〜30代の「結婚相手に求めるもの」の比較

以前に「恋愛婚活ラボ」が20代〜30代の婚活アプリ利用者を対象に、「恋愛・結婚に向けて重視する点」を調査したところ、「結婚の本気度」や「容姿」、「年齢」、「メッセージ(言葉遣いから分かる人間性)」に関する内容が上位に挙がっていました。

「Z世代」と、「20代~30代」の調査結果を比較すると、Z世代は、男性側からも女性に対して「金銭感覚(の一致)」や、「経済力」を求めている点が非常に大きな違いです。Z世代は、「女性は結婚後に専業主婦になる」という感覚をもっている男女が圧倒的に少なく、結婚後も共働きであることが前提となっている人が多いようです。そのため、男性側の収入だけではなく、女性側の収入も結婚する際に求められるという、Z世代ならではの結果のように思われます。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/297732/img_297732_4.jpg

■ 【2】現在恋人がいない人は全体の「約6割」。出会いの場は「オンライン」が第3位に!

●Z世代に聞いた「現在、恋人はいるか?」「恋人は欲しいか?」

Z世代で、4月から成人の対象となる18-20歳の男女に「現在、恋人はいるか?」という調査をしたところ、「現在、恋人がいる」と回答した男女は「約4割」で、「約6割」は、現在恋人がいないことがわかりました。また、現在恋人がいない男女に「恋人は欲しいですか?」という調査をしたところ、男女ともに「約8割」が「恋人が欲しい」と回答しました。恋人は欲しいけど、ほとんどの男女ができないという状況にあることがわかります。
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/297732/img_297732_5.jpg

●Z世代の「出会いを探す場所」はオンラインが主流に?!

次に、Z世代の「出会いを探す場所」を調査したところ、男女ともにNo.1は「学校」でした。以降、「サークル」や「友達の紹介」など、“オフラインの出会い”が挙がってきました。2022年現在、“オフラインの出会いの場”はコロナ禍において機会が減っています。地方から上京してきた大学1年生の男女で、「1年経ってもまだ一度も学校に行けていない」「未だに大学に友達がいない」、との回答もありました。

“オフラインの場での出会い“が恋人探しのメインと考えているZ世代の18-20歳男女にとっては、厳しい状況になっており、「恋人は欲しいけれど現在は恋人がいない」男女が多くいるという結果に直結していると考えます。

一方で、「出会いを探す場所」のランキングには、「マッチングアプリ」や「Twitter」、「Instagram」など、“SNS”なども挙がってきました。TwitterやInstagramなどのSNSでは、主にリアルな友達と繋がりのある異性を探して接点を作ることで、「相手の信用」の担保にしている男女もいるようです。

「SNSでの出会い」は、男性よりも女性の方が人気があります。マッチングアプリの場合においては、女性は"年齢が若いこと"が強みの1つになることが多いため、Z世代では女性がSNSを多く活用しているようです。
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/297732/img_297732_6.jpg

■ 【3】Z世代が最も憧れるカップルは「星野源・新垣結衣」!Youtuberカップル「なこなこ」「しばなん」もランクイン!

●Z世代の「憧れのカップル」とは?

Z世代で、4月から成人の対象となる18-20歳の男女に「憧れの有名人カップルは?」という調査をしたところ、総合ランキング第1位は「星野源・新垣結衣」カップルという結果になりました。男女別に見ると、女性の第1位は「DAIGO・北川景子」カップルでした。男性側からも「DAIGO・北川景子」カップルは第2位に入るなど人気が高い傾向にあります。また、「菅田将暉・小松菜奈」など、Z世代と年齢が近しいカップルについても憧れがあるようです。

注目すべきは“カップルYouTuber”です。今回の「憧れのカップル」として多くランクインしました。男性からは「夜のひと笑い」の「こう・いちえ」カップル(※現在は破局という発表)、女性からは、しばなんチャンネル」のしばゆーとあやなん、「なこなこチャンネル」のこうきとなごみカップルなど、多くの“カップルYouTuber”がランクインしました。
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/297732/img_297732_7.jpg


●Z世代が憧れるカップル、その理由とは?

Z世代No.1の憧れカップルとなった「星野源・新垣結衣」カップルについて、理由を尋ねると「上下関係なくフラットな関係性が良い」「落ち着いていて肩肘張らなくて良さそう」と、まさにドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(以下、逃げ恥)の関係性を想起させるような回答が多く挙がりました。「逃げ恥」では、主人公・みくりと平匡さんは元々雇用関係にあります。仕事に集中したく、家事が苦手な平匡が、みくりに家事を依頼し、みくりは仕事として家事をこなしていました。お互いの生活を尊重した上で得意不得意を補いあい、また対等でいられる心地よい関係性は、合理的に考える傾向にあり価値観の一致を求めるZ世代の共感を呼び、憧れる男女が多かったようです。

また、“カップルYouTuber”へ憧れる理由を尋ねたところ、「一緒にいて楽しそう」「笑顔が絶えない」「お友達のような関係性に憧れる」という回答が圧倒的に多く、Z世代は「フラットであり、友情に近いような気をつかわない関係性」を求めているのだと考えられます。

■ 【4】Z世代のデート事情調査:主流は「割り勘ご飯デート」!予算は5,000円以内を希望
Z世代で、4月から成人の対象となる18-20歳の男女に「デート費用の負担」について調査したところ、女性の第1位と男性の第2位で「割り勘」という結果となり、Z世代は「デートは割り勘」と考えている男女が多いことがわかりました。また、恋人とのデートの予算やデート内容について調査したところ「5,000円以内の食事デート」が最も多いことがわかりました。ドライブや映画などに出かける“特別なデート”よりも、単価3,000~4,000円くらいの居酒屋など、割り勘デートをすることが多いようです。
画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/297732/img_297732_8.jpg

独立行政法人日本学生支援機構が公表した「平成30年度学生生活調査」によると、大学生のアルバイトでの収入は、平均して毎月33,000円ほどです。自分のものを買ったりすることを考えると、5,000円以上のデート代は記念日など特別な日のみにあてて、普段のデートはなるべく安い金額で、割り勘にしましょうという考え方のようです。
画像10: https://www.atpress.ne.jp/releases/297732/img_297732_9.jpg

「マッチングアプリ」において、Z世代に出会う20代後半の男性に話を聞くと「今のZ世代くらいの女性は、食事の際に代金を払おうとするのでびっくりする」と話していました。「割り勘が当たり前」と考えている20代の女性がいる一方で、30代以降の女性が「男に払ってもらって当たり前」という気持ちでいると、デートにいってもうまくいかないことが多くなりそうです。
画像11: https://www.atpress.ne.jp/releases/297732/img_297732_10.jpg


■ 【5】所長:伊藤早紀より
Z世代で、4月から成人の対象となる18-20歳の男女は、「相手に求めるもの」が、金銭面も含めた「フラットな関係性」であり、「趣味や価値観の一致」が大切な条件であることが、一連の調査からわかりました。

特に「金銭面」では、「女性が働くこと」が当たり前であるという考えが前提にあるため、男性側からしても、女性に対して「経済力」や「同じ金銭感覚」を持って欲しいという気持ちが強いようです。女性側も、普段のデートでは「割り勘」が基本で、「男性の全奢り」を求める女性は非常に少なかったです。

「マッチングアプリ」に登録する20第~30代のデート代に関する調査(※1)によると、「男性が全額払って欲しい」と回答した女性が「約25%」に対し、今回のZ世代の調査ではは「約5%」と、5倍以上の差がありました。「割り勘」が当たり前のZ世代の女性に対して、男性側は「全奢り」することで特別感を出すことができるので、意中の女性に対してはデート費用を全額負担するというテクニックも効果があるかもしれません。

また、Z世代の憧れカップルで「新垣結衣さんと星野源さん」カップルや、“カップルYouTuber”が上位になった結果から、“友達以上恋人未満”のフラットな関係性に憧れる男女が多いこともわかりました。以前と比べ価値観が多様化している中で、男女における上下関係がなくなり、互いにフラットな関係性で相手と付き合っていくことができるのがZ世代の長所なのだと思います。

一方で、多様な価値観が当たり前となってくると、強い意思を持たなければ、結婚をすることや、恋人を見つけることは非常に難しくなります。Z世代は、自分の価値観を言語化し、その価値観を認めてくれる異性を今から積極的に探すことで、後々、婚活で悩むことが少なくなるのではないかと思います。
※1:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000005816.html
画像12: https://www.atpress.ne.jp/releases/297732/img_297732_11.jpg


■ 恋愛婚活ラボ所長:伊藤早紀プロフィール
伊藤早紀(いとうさき)、1990年9月17日-未婚男女の恋愛・婚活の実態を調査する研究機関「恋愛婚活ラボ」所長。マッチングアプリの総合メディアを運営や、結婚相談所の仲人の経験、さらには未婚男女へのヒアリングを定期的に行うことで恋愛・婚活への調査を行い、その知見を発信し続けている。自身も20個以上のマッチングアプリをやりこみ、出会った男性は100人以上。2018年の夏に恋愛テクニック本「出会い2.0 スマホ時代の「新」恋愛戦術」を出版し、「マッチングアプリ」の最新情報を発信している。MBS「初耳学」や、TBS「NEWSな2人」、NHK「所さん!大変ですよ」など多数のテレビ番組や宝島社「smart」、講談社「VOCE」、集英社「MORE」などの雑誌にマッチングアプリ専門家として出演。

Twitter:https://twitter.com/matchappsaki
YouTubeチャンネル「マッチングアプリ専門家さき」:https://www.youtube.com/c/matchappsaki


■ 恋愛婚活ラボ概要
株式会社Parasolが運営する、イマドキの未婚男女に特化したマーケティング機関。恋愛や婚活に悩める未婚男女のリアルな本音を調査し、彼らが抱える課題を紐解き、幸せな恋愛・結婚をするための一助を担う。

所長:伊藤 早紀(株式会社Parasol)
ホームページ:https://renai-konkatsulab.com/
画像13: https://www.atpress.ne.jp/releases/297732/img_297732_12.png


■ 伊藤早紀監修の紹介型マッチングサービス「ヒトオシ」概要

人の手で出会いを“ひと押し”するオンラインお見合いサービス「ヒトオシ」は、面談からお相手紹介・初デートまで全てオンライン完結しながらも、マッチングプランナーである“お見合いお姉さん”が個人に寄り添ってサポート。人が仲介するからこそ、個人個人で異なる性格や細かな条件、また、気持ちの後押し、お悩み相談などが可能となるため、AIだけではマッチング・サポートできない、恋愛において大切な事柄を本サービスはしっかりフォロー。コロナ禍において需要が高まっていくことが予想される、新しい婚活サービスとなっております。紹介型マッチングサービス「ヒトオシ」:https://hito-oshi.com/
画像14: https://www.atpress.ne.jp/releases/297732/img_297732_14.png

■ 株式会社Parasol概要
マッチングアプリを中心とした出会い・婚活メディア「マッチアップ(https://match-app.jp/all)」や、オンラインお見合いサービス「ヒトオシ(https://hito-oshi.com/)」を運営する他、恋愛・結婚に関わる様々な事業を運営。「世界一男女をくっつける会社になる。」という企業理念の元、男女が出会って恋をして結ばれる、素敵な体験を届けることにコミットする。

会社名:株式会社 Parasol
ホームページ:https://match-app.jp/company
代表取締役社長:傘 勇一郎
設立年月日:2017年1月23日

◇事業内容
ヒトオシ:https://hito-oshi.com/
マッチアップ:https://match-app.jp/all
恋愛婚活ラボ:https://renai-konkatsulab.com/
婚活キューピッド:https://konkatsu-cupid.jp/kek-kon
YouTube:https://www.youtube.com/c/matchappsaki
画像15: https://www.atpress.ne.jp/releases/297732/img_297732_13.png


※当記事のテキストや画像を引用・転載の際は弊社にご一報いただき、『恋愛婚活ラボ調べ』と明記いただきますようお願い申し上げます。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
【広報・PRご担当者様へ】掲載費0円で御社製品をPRしませんか?