法政大学大原社会問題研究所(東京都町田市/所長:鈴木 玲 以下、大原社研)では10月1日(火)~10月20日(日)に、大原社会問題研究所創立100周年・法政大学合併70周年を記念し、法政大学市ケ谷キャンパス(東京都千代田区)で特別展示「社会問題研究のフロントランナー―研究所の創立から合併まで」を開催します。
大原社会問題研究所は、1919年の創設以来、社会事業や労働問題の調査研究を行うとともに、社会問題に関係する文献・資料を精力的に収集してきました。1937年に東京に移転する際、研究所の土地・建物・図書は大阪府に譲渡され、社会事業・社会福祉の調査研究と実務者養成に活用されました。1945年3月、大阪空襲の戦火を逃れた図書は、現在、大阪府立図書館と大阪府立大学の蔵書となっています。東京に移した文献・資料も1945年5月の空襲で多くは焼失しましたが、焼け残った土蔵におさめた貴重書や資料の一部は、現在でも研究所が所蔵しています。
この展示は、1919年の研究所創設から1937年の東京移転を経て、1949年に法政大学と合併するまでの研究所の活動に焦点を当て、当時の研究員が収集した貴重な洋書や1918年の米騒動資料、月島調査や水平社、堺 利彦に関する資料など現在の所蔵資料を通して、社会問題の解決を目指したフロントランナーの姿に迫ります。
【開催概要】
■日時:2019年10月1日(火)~10月20日(日)10:00~11:30、12:30~16:30
*6日、13日の日曜日は閉室
■会場:法政大学市ケ谷キャンパス ボアソナード・タワー14階 博物館展示室
(東京都千代田区富士見2-17-1)
JR・地下鉄線市ケ谷駅/飯田橋駅下車徒歩10分
■参加:入場無料
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プレスリリース提供元:@Press