NISSHA、マイクロニードル技術でホルスと協業。プラセンタやEGFのマイクロニードル化に成功。

NISSHA株式会社(本社:京都市 代表取締役社長:鈴木 順也 以下、NISSHA)は、株式会社 ホルス(本社:東京都中野区 代表取締役:三井 幸雄 以下、ホルス)と協業し、プラセンタエキスやEGF(上皮細胞増殖因子)などの美容成分を配合した生体内溶解性マイクロニードル(以下、マイクロニードル)の製造に成功しました。今後、NISSHAはこれらのマイクロニードルを、美容機関の施術に着想を得たスキンケア材料として化粧品メーカー向けに提供していきます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/176558/LL_img_176558_1.jpg
NISSHAのマイクロニードル(拡大写真)

NISSHAは、マイクロニードル技術をスキンケア材料に応用する研究を重ねてきました。本技術は美容機関で行われるヒアルロン酸注入から着想を得たもので、ヒアルロン酸を主剤とした美容成分そのものを0.1mmレベルの微細な針状に成形することで、美容成分を角層内部へ直接注入することを可能にする、スキンケアにおける次世代浸透技術です。

一方ホルスは、天然物からのエキス抽出で独自の抽出技術を開発、世界最高レベルのプラセンタエキスを中心に化粧品・医薬部外品・健康食品・医薬品原料の分野で高品質な原料の製造・販売を行っています。

マイクロニードル技術には従来からヒアルロン酸以外にも、プラセンタエキスやEGFなどの美容機関でのニーズが高い美容成分を有効量配合することが期待されていました。しかし、通常のスキンケア材料が水や油を主剤としているのに対し、マイクロニードルはヒアルロン酸そのものを主剤としているため、従来のスキンケア処方技術では美容成分の配合が困難でした。

このたびNISSHAは、ホルスの技術協力のもと、同社の提供する美容成分をマイクロニードル化する最適な配合条件を確立し、ホルスの国産プラセンタエキスや、国産EGFなどの高品質な原料を有効量配合することに成功しました。
NISSHAは今後これらを、プラセンタエキス注入やEGF注入などの美容機関で実際に行われている施術に着想を得た先端スキンケア材料として、化粧品メーカー向けに提供していきます。


■株式会社 ホルスについて
代表取締役 :三井 幸雄
本社所在地 :東京都中野区中野3-3-5
事業内容 :化粧品・医薬部外品・健康食品・医薬品原料の製造販売

■NISSHA株式会社について

代表取締役社長:鈴木 順也
本社所在地 :京都府京都市中京区壬生花井町3
事業内容 :
主にメディカルテクノロジー、ディバイス、産業資材、情報コミュニケーションの4つの事業を展開。
印刷、コーティング、ラミネーション、成形、パターンニングといったコア技術を有し、最先端のフィルムタッチセンサーや複雑な3D形状のプラスチック成形品を開発。
新製品開発をするなか、マイクロニードル技術に着目し、高精度の成形技術、ラミネーション技術などを今後の需要拡大が期待されるスキンケア分野の材料として応用する研究を重ね、2012年には化粧品向けの生体内溶解性マイクロニードルパッチの量産に着手。


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