NOMON主催「プロダクティブ・エイジング支援プロジェクト」採択研究でハビテックがコロナ禍における食と運動による健康維持・増進を調査「在宅での料理・食事が増えると人生の満足度が向上」

NOMON株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山名 慶、以下 NOMON)が主催した新型コロナウイルス流行下における外出自粛環境での健康維持・増進を目的とした「食」や「運動」に関する研究アイデア・提言を公募する「プロダクティブ・エイジング支援プロジェクト」の採択研究として、株式会社ハビテック(本社:東京都品川区、研究所長:石川 善樹、以下 ハビテック)は、「在宅で自分が料理をすること(以下 料理)」および「在宅で自分または家族が料理した食事を食べること(以下 食事)」と「健康・ウェルビーイング」の関係について研究を実施しました。結果、「料理・食事の頻度が増えると、人生の主観的満足度(以下 満足度)が向上」する傾向にあることがわかりました。


【調査背景】
近年、食生活の改善において栄養教育の限界が指摘される一方、「自分で料理すること」が健康に有効である可能性が注目されています。しかし、まだ日本における知見は限定的となっています。こうした状況を踏まえ、ハビテックは、「コロナ禍で在宅時間が増え、料理をする機会が増えた結果、健康にどのような影響を及ぼす可能性があるのか」を把握するため、30代~50代の男女計2,040人を対象に縦断調査を実施しました。


【調査結果】
調査を基に、社会経済的因子、および生活様式因子で統計的に調整した結果、料理の頻度が増えるほど人生の満足度が高くなる傾向が見られました。また、食事についても同様に頻度が増えるほど満足度が高くなっており、料理や食事が、在宅で気軽に行うことができる健康維持・増進のための新しい生活様式の一つであることが明らかになりました。
本調査の詳細については、「プロダクティブ・エイジング支援プロジェクト」の共催団体であるプロダクティブ・エイジング コンソーシアム(PAC)の第1回国際シンポジウム(2020年11月20日(金)開催予定)で発表する予定です。
NOMONでは、今後も、製品や様々な活動を通じて、より多くの人が健康で前向きに歳を重ねていくことができる、プロダクティブ・エイジングの実現を目指し、取り組んでいきます。また、ハビテックでは、引き続き、在宅での料理・食事による健康への長期的な影響に関する研究を進めていきます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/228135/LL_img_228135_3.png
グラフ1:料理頻度と人生満足度の変化

■NOMON株式会社について< https://www.nomon.jp/
NOMON株式会社は、科学的な根拠に基づいて人の健康維持、増進に貢献する製品を販売するベンチャー企業です。帝人株式会社の100周年事業の一環として設立されました。100年以上の歴史を持つ帝人の研究開発と信頼できるサイエンスをベースにした、良質な製品・サービス・情報・コミュニティなどを提供します。
NOMONは、世界中の人々が人としての尊厳を保ち幸せな一生を送るために、これまでの科学の領域を超え、人々の健康における「未来の案内役」になりたいと考えています。そのために、人々が自身の潜在能力を充分に発揮し、心も身体も健やかに、より良いライフスタイルを送れるよう支援していきます。


■株式会社ハビテックについて< https://habitech.jp/
「Advance well-being of humanity(人がよりよく生きる)」というコンセプトのもと、国内外の企業や大学と共同研究を行っています。専門分野は、行動科学やデータ解析、データビジュアライズなどを通じたコンサルティング・R&Dなどです。


■プロダクティブ・エイジング コンソーシアム(PAC)< https://productiveaging.jp/
すべての人が、歳を重ねることを前向きに捉え、生まれてから最後の日まで自分らしい人生を全うしていくこと、すなわち「プロダクティブ・エイジング」の実現を目指し、企業、団体及び個人と力を合わせて活動することを目的として2019年11月20日にNOMON株式会社を発起人として設立されました。現在、参画企業としては、オリエンタル酵母工業株式会社、株式会社島津製作所、帝人株式会社、東京海上日動火災保険株式会社、明治ホールディングス株式会社の5社です。


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