【調査結果】
◆2025年における核酸・ペプチド医薬品CDMOの市場規模は、前年比29.0%増の57億9,100万ドルとなった。市場拡大の背景には、従来の低分子医薬品や抗体医薬品では対応が難しい疾患領域において、標的選択性に優れる核酸医薬品およびペプチド医薬品の需要が拡大していることがある。
◆核酸医薬品CDMO市場では、製造コスト低減やオフターゲット効果の抑制、商業生産対応などの課題解決に資する受託サービスが市場成長を牽引している。例えば、日東電工は核酸合成用固相担体の内製化により、原材料費やスケールアップ時のコスト増加を抑制し、価格競争力の高い受託サービスを提供している。味の素は、試薬・溶媒使用量の削減とスケールアップ効率の向上を実現する液相ハイブリッド合成技術「AJIPHASE」を活用し、低コスト志向の顧客ニーズを取り込んでいる。
◆また、ST Pharmは独自のLNP技術「STLNP」を用いた製剤化支援を展開し、核酸医薬のデリバリー最適化ニーズを獲得している。さらに、Agilent Technologiesは多数のsiRNAプログラムを支援し、早期臨床段階から商業化への移行を後押ししている。
◆一方、ペプチド医薬品CDMO市場では、統合型CDMOサービスに対する需要の高まりを背景に市場が拡大している。この要因として、ペプチド医薬品の高度化に伴い、合成・精製・製剤化までの工程を一体的に管理できる体制へのニーズが強まっていることが挙げられる。
◆こうしたなか、AmbioPharmは、研究開発から臨床・商業生産まで一貫したサービスを提供することで、品質と開発スピードを重視する顧客から受託案件を獲得している。CordenPharma Internationalは、Viking Therapeuticsが開発するGLP-1受容体作動薬「VK2735」について、臨床から商業化までの包括的提携を締結し、同分野での事業拡大を進めている。さらに、Bachem Holdingは、2022年に最低10億スイスフラン規模のペプチド供給に関する長期契約を締結し、継続的な売上拡大を実現している。
<調査対象企業>
・Agilent Technologies
・AmbioPharm
・Bachem Holding
・BioSpring
・CordenPharma International
・EUROAPI
・PolyPeptide Group
・ST Pharm
・WuXi AppTec
・味の素
・日東電工
・ペプチスター
・Aurigene Pharmaceutical Services
・カネカ
・日本触媒
・ペプチド研究所
【調査実査日】
2025年12月~2026年4月
<資料名>
2026年 世界の核酸・ペプチド医薬品CDMO市場
―一貫受託体制の強化で核酸・ペプチドCDMO市場が成長―
URL:https://www.tpc-osaka.com/c/chemical_lifesciences/mr410260679
発刊日:2026年4月21日 頒価:110,000円(税込)
【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよびコンサルティング、調査資料の作成・販売
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