TPCマーケティングリサーチ株式会社、通販化粧品市場について調査結果を発表

2018年度の通販化粧品市場は、前年度比4.2%増の4,292億円となった。同市場は、デジタル技術の導入による販促・購買行動の多様化や、他社との業務提携・買収による事業拡大を背景に、2000年度比で約2.4倍に拡大している。当資料では、通販化粧品市場について、大手通販企業から中堅企業、新規参入企業までの商品展開、使用媒体、顧客サービス、SNSの活用状況等を分析するとともに、各社の今後の戦略についてもレポートしている。

概要
◆2018年度(2018年4月~2019年3月に迎えた決算を対象)の通販化粧品市場は前年度比4.2%増の4,292億円。調査を開始した2000年度以来、過去最高を更新し続けており、2017年度には初めて4,000億円を突破している。また、その規模は2000年度比で約2.4倍(直近10年間で約1.5倍)に拡大している。

◆伸長率でみると、2010~2014年にかけての5年間は参入企業の増加に伴う競争激化の影響により市場全体の平均成長率は2.8%増と従来よりも停滞していたが、2015年以降は大手企業がリブランディング施策によって伸長したことなどが寄与して市場推移が回復。その後も、毎年4%以上の好調な推移を続けている。

◆こうした成長の背景としては、SNSやスマートフォンアプリ、AIなどのデジタル技術を積極的に取り入れることで販促や購買行動の多様化が進んだことや、他社との業務提携・買収などによる事業拡大が寄与している。

◆また、企業別にみると、北の達人コーポレーションや世田谷自然食品など異業種からの参入企業に加えて、プレミアアンチエイジングやnijitoなどの比較的新しい参入企業が売上を大きく伸ばしたことで市場全体の底上げにつながっている。これらの企業では、コアアイテムを中心にシリーズ展開を強化するなどクロスセル需要の獲得を図ったほか、顧客特性に合った販促を積極的に投下したことが奏功し、売上を大きく伸ばしている。

◆さらに、2018年以降は再びオルビスやランクアップ、山田養蜂場、アイム、キナリなどの主要各社が相次いでリブランディングを実施。現代女性へ向けて安全性や機能性だけでなく情緒的価値の訴求を強化するなど、ブランドの再構築を進めることで他社との差別化を図っている。こうした主要各社の動向も寄与して、2019年度も4%以上の成長が期待できる。

◆当資料では、さらなる成長を遂げる通販化粧品市場について、大手通販企業から中堅企業、新規参入企業までを徹底調査。商品展開、使用媒体、顧客サービス、SNSの活用状況などから多角的に分析するとともに、停滞打開後の再成長へ向けた各社の今後の戦略についてレポートしている。





TPC市場調査レポート
「2019年 通販化粧品の市場分析調査」
―第2次リブランディング期の到来、さらなる成長へ向けた主要各社の戦略とは?―
詳細はこちら>> http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr210190478
資料体裁:A4判181頁
発刊日:2019年8月30日
頒価:97,000円(税抜)

【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよび調査レポートの出版
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号:IS598110

【本件に関するお問い合わせ】
フリーダイヤル:0120-30-6531

【広報・PRご担当者様へ】掲載費0円で御社製品をPRしませんか?