一般社団法人全国寺社観光協会(本部:大阪府大阪市)は、日本の寺院の危機を発信し続けてきたジャーナリストで僧侶でもある鵜飼秀徳氏(京都・正覚寺30代住職)の最新刊『お寺の日本地図』(文春新書)の出版を記念して、当協会が運営するWEBメディア『寺社Nowオンライン』にて独占インタビューを公開しましたのでお知らせします。
▼寺社Nowオンライン「問題作『寺院消滅』鵜飼秀徳氏の最新刊『お寺の日本地図』が提示する消える寺院と残る寺院の境界線」
https://jisya-now.com/regional/20210604-2124/
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お寺の日本地図
《鵜飼秀徳氏インタビュー:寺社Nowオンラインより一部抜粋】
https://jisya-now.com/regional/20210604-2124/
■【「お寺って何?」に迫りたかった】
—観光本や巡礼本然としたタイトルですが、そうではない?
私の心の中には以前から、「寺院とは何か」という疑問がありました。全国に7万6970もの寺院があり、それらを建築や仏像、庭園といった切り口で紹介したガイドブックも無数にあります。かたや私たちが僧侶になるために学ぶ過程では、仏教学や宗学は教わりますが、寺院については何も教わらない。つまり誰も、どこも、「寺院とはこのような存在である」を明らかにしていないのです。
一方、これまで述べてきたように、日本の寺院は危機的状況にあるところも多く、2040年には現在の35%近くが消滅すると考えられます。この“残る”と“消える”の境界線は何なのか。私自身がそこを深く知っていくために、日本の寺院を俯瞰したいと考えて本を書きました。
—「寺院学」的な内容ということですね
取材では、掲載候補も含めかなりの寺院を訪ねました。その上で都道府県あたり1寺院、計47寺院に絞って紹介しているのですが、主観ではあるものの、次の基準で選んでいます。
1.日本古来の宗教観を知るに十分の縁起を有していること(ある程度の記録が残っている)
2.地域性をよく表した寺であること
3.日本仏教史のターニングポイントとなった寺院であること
4.地域文化やライフスタイルに影響を与えた寺院であること
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著者:『お寺の日本地図 名刹古刹でめぐる47都道府県』
署名: 鵜飼秀徳
出版社 : 文藝春秋
発売日 : 2021/4/20
定価:1,100円
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