コロナ影響による眼科受診の途切れを抑止するため、保護者と眼科の関係強化に貢献しています。この手帳は、福岡で活躍する一人の視能訓練士から始まりました。
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視力記録グラフなど様々な工夫
みるみる手帳とは?!
みるみる手帳は、子どもの弱視・斜視の治療が必要と診断された保護者と、眼科・メガネ店が深く連携していくためのコミュニケーションツールです。
小児眼科医・視能訓練士による制作監修のもと2019年3月発表しました。
一般社団法人みるみるプロジェクト(福岡市博多区/代表理事 鈴木達朗)が、
希望する眼科医療機関に無償で供給しています。
発表後2年にあたる2021年3月、採用の眼科医療機関が300件を超えました。
(累計約8,000部)
みるみる手帳 第13回キッズデザイン賞(2019年)
みるみるプロジェクト 第14回キッズデザイン賞(2020年)受賞
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みるみる手帳
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子どもが楽しく治療継続する工夫
一人の視能訓練士の想いが全国に 福岡の視能訓練士 平良美津子氏が発案
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【みるみる手帳の道のり】
弱視は早期発見と小学校就学前までに治療する事が望ましいとされており、治療・訓練には保護者の理解と前向きな気持ちが重要です。
みるみる手帳の制作は、福岡の眼科で活躍する、一人の視能訓練士の発案から始まりました。視能訓練士 平良美津子氏(46歳)は、福岡市立こども病院や大里眼科クリニック(北九州市)などでの経験から、子どもたちの豊かな発達と成長を願い、保護者との関係強化ツールを考えました。
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平良美津子氏
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眼科外来検査の模様
平良氏は手作り視力グラフを一人で制作し、臨床現場で活用。
複数の眼科関連業者がその姿に共感し、有志によるボランティア活動として「みるみる手帳」が制作されました。
2019年3月に発行されたこの手帳は、想いと内容を評価され各地の視能訓練士や眼科医に口コミで広がり続けています。
2021年3月には採用された眼科が300件を超えました。
※採用眼科はホームページにて公開中
https://mirumirunet.com/list-ophthalmology/
弱視治療は眼だけでなくその子の無限の未来を育む毎日でもある、と彼女は言います。
生まれる子どもの約2%といわれる弱視の治療は、単に視力や眼の治療でなく、豊かな発達と成長を促すことそのものです。
平良美津子氏プロフィール
視能訓練士(国家資格)。昭和49年生まれ 北九州市出身/ 大分視能訓練士専門学校卒業。
北九州市立若松病院などで勤務後、1 年間トラックドライバー経験。医療法人大里眼科クリニック(北九州市) 勤務、師と仰ぐ辰巳貞子先生のもとで小児眼科を学ぶ。福岡市立こども病院眼科を経て、現在県内複数の眼科クリニックで勤務。後進の視能訓練士育成/ 異業種交流( 弱視就学支援・eスポーツ研究等)にも積極的に関わる。
みるみるプロジェクト参与、福岡eスポーツリサーチコンソーシアム参画会員。
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両眼視機能検査を担当
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eスポーツを通じて眼の啓発活動も
【コロナ影響による眼科受診途切れにも一役】
新型コロナウィルスによる影響は、眼科定期受診にまで及んでいます。
弱視や斜視の治療には、眼科の指示による定期受診が必要不可欠。
しかし不要不急の外出が控えられるなか、保護者の理解・前向きな気持ちが薄いと、定期受診が途切れがちになってしまいます。
8~10歳頃までに治療しなければ、眼の発達が間に合わないといわれる弱視治療。
手帳には、帰宅後もゆっくり読み返して理解を深める医療ページ、
視力の育成を楽しみに捉える視力グラフ、
確かな治療用メガネを維持していくためのメガネ店記載ページなど、様々な工夫により
保護者の理解と前向きな気持ちの醸成、眼科との信頼関係深化に一役買っています。
みるみる手帳は、眼科・メガネ店・メガネメーカーなど各方面の支援をいただき、無償提供を続けています。
子どもの眼を守り育てる連携支援
平良氏の想いや草の根活動はさまざまな支援者により、「みるみるプロジェクト」になりました。
みるみるプロジェクトは、【みるみる手帳】を出発点に、弱視・斜視治療など子どもの眼を守り育てるため、保護者・眼科・メガネ店・幼稚園保育園など関係者の連携強化を支援する事業を展開しています。
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主催法人概要
名称 :一般社団法人みるみるプロジェクト 代表者 :代表理事:鈴木 達朗
所在地 :〒812-0013 福岡県福岡市博多区博多駅東2-5-19サンライフ第3ビル5階
設立 :2020年4月24日
事業内容:みるみるプロジェクト事業/眼科クリニック運営支援/メガネ店集客サポート/産学連携支援
URL : https://mirumirunet.com/
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プレスリリース提供元:@Press