染色整理業を営む山陽染工株式会社(代表取締役 松本壮一郎)は、同じく広島県福山市の坂本デニム株式会社と篠原テキスタイル株式会社と共に、2月1日、2日にイタリア・ミラノで開催されたテキスタイルの国際見本市「第34回 Milano Unica(ミラノウニカ)」にJAPAN DENIMとして出展しました。
広島県福山市は、国内有数のデニム産地として、国内外のアパレルブランドから高い評価を受けています。
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JAPAN DENIMのブース
JAPAN DENIMは、2020年2月にミラノウニカに初出展しましたが、その後の新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって、日本企業ブースの出展が見合されており、2年ぶりの出展となりました。
今回は国内から人員は派遣せず、現地のエージェントの協力で、バイヤーとの商談やPR活動を行いました。
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出展テーマは、日本の品質、歴史、サステナビリティと共に進化した生産力・加工。
ブース内に設置した壁紙の説明や、ブース前に設置したTVで映像を流し、環境負荷を低減した染色技術や、独自の加工技術をアピール。
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3社合計で169点のテキスタイルを出品
当社は、オーガニック素材や再生繊維を使用した生地や、原材料の使用を低減して加工した生地などのサステナブル素材のほか、インディゴ生地染めや、インディゴ抜染(ばっせん)・段落ち抜染などの独自の加工技術を使用した生地を中心に出品しました。
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段落ち抜染したペイズリー柄の生地
※抜染とは、一度染めた生地から色を抜いて柄を付ける技術。染料をプリントするのとは違い、生地の柔らかさを保ったまま柄を表現でき、濃色のインディゴ染め生地との相性が良い。
段落ち抜染とは、複数の濃度で色を抜くことで、より複雑な柄を表現できる山陽染工の独自技術。
会期中の来場者は、コロナ禍の影響もありイタリアからの方がほとんどでしたが、81社のバイヤーがブースに来場され、当社は55社からサンプルピックアップがありました。
今後はこれらのオーダーについてフォロー活動を行っていくとともに、独自技術を活かした生地開発により一層邁進し、海外輸出比率を高めていく方針です。
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プレスリリース提供元:@Press