伊勢三方良し日帰りツアーを24年2月から販売開始 ―観光良し・課題解決良し・雇用良し―

神楽サロン有限会社(伊勢市本町20-24 逓信館、以下 神楽サロン)は、伊勢市を訪れる観光客に対して新しい日帰りツアーの販売を開始します。このツアーはこれからの旅行トレンドに合わせ、「見る」だけのツアーではなく、体験や地元の人たちとの出会いを盛り込んだ内容になっています。また、魅力はあるものの情報発信量が少なく、認知度が低い理由により、今まで観光客があまり訪れなかった場所への訪問もツアー中に組み込んでいます。これまでの観光エリアは伊勢神宮周辺に偏りがちでしたが、このツアーを通して周遊エリアを拡大するとともに、地域での滞在時間の延長に繋がることを見込んでいます。

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真珠養殖体験

■サービス詳細
伊勢市は、「観光客の滞在時間が短いこと」や「観光客は限定された場所にしか訪れず、周遊地域が広がらない」といった観光課題を抱えています。また、現在世界的な旅行トレンドの変化にともない、従来の物見遊山的な「見ること」中心の旅行から、「体験」や「地元の方との交流」など新しいニーズに対応し、新たな顧客層を開拓していくことも求められています。

これらの観光課題を解決するために、伊勢市地域おこし協力隊としてスタッフが実際に伊勢市に定住しながら、埋もれていた観光資源を発掘したり、地元の人たちとの交流を深めたりする中で、新たな旅行商品開発のヒントを得ることができました。なお、神楽サロンは2016年から伊勢神宮・外宮前の逓信館にて事業を開始しています。事業開始当初はアート作品の展示会や、2015年マドリード国際映画祭・外国語ドキュメンタリー部門優秀作品賞他二冠を受賞した「うみやまあひだ」の私設上映会を実施していましたが、2022年に旅行事業中心の業態に変化し、現在に至っています。

多様化する観光客に対応するため、旅行商品は伊勢市発着型の日帰りツアーとしました。また、ツアーはプライベートで専用のガイドが案内役を務めます。さまざまな体験や地元の人たちと関わりながら、伊勢神宮を中心として築かれた伊勢ならではの文化・伝統・思想そして自然との共生のあり方を伝えるツアーとしました。

このツアーでは、「伊勢神宮の御饌(みけ)」や「伊勢が問いかける人と自然との共生」、「伊勢の文化」といったさまざまなテーマを策定しています。そのため、テーマによって、これまで訪問客が少なかった伊勢市周辺の海辺や山間部なども訪問先として組み込んでいます。観光客の周遊地域が広がるとともに、滞在時間の延長にも繋がります。また、ツアー参加者は自家用車やタクシーなど、移動自由度の高い交通手段を用いるため、移動中に地元のお店に立ち寄ることも考えられ、消費エリアの拡大に繋がることも想定しています。

ツアー価格はお一人当たり10,200円(税込)から。ツアー内容や参加人数、案内するガイドによって旅行代金が異なります。神楽サロンのホームページ内、「半日から1日の伊勢発着ローカルツアー」からオンライン上でお申込み・お問い合わせいただくことができます。

神楽サロン ホームページ: https://travel.kagurasalon.com/


■ローカルツアールート(案)
(1)テーマ:御饌に学ぶ日本文化と「米」
プロローグ(当社トラベルラウンジにて)→神宮農業館→神宮神田・大土御祖神社→加努彌神社→地元農家(農業体験、試食など)→解散(当社トラベルラウンジにて)

(2)テーマ:伊勢の文化「伊勢茶」
プロローグ(当社トラベルラウンジにて)→伊勢茶飲み比べ体験→伊勢茶工場見学または伊勢茶農家見学→煎茶道体験→解散(当社トラベルラウンジにて)

(3)テーマ:自然との共生「森」とともに生きる人
プロローグ(当社トラベルラウンジにて)→せんぐう館→林業家とともに山を歩く→解散(当社トラベルラウンジにて)

※訪問先への移動はお客様各自が行います。時間に余裕を持たせてあるため、道中に道の駅や地元の店に立ち寄ってもらうことを想定しています。
※各訪問先で当社ガイドが案内をします。各事業者の方にお話しいただく際にはガイドがお客様との橋渡し役を行います。


■神楽サロン有限会社

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取締役 瀧澤 信

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伊勢支店 旅行部門担当 高橋 千典(現・伊勢市地域おこし協力隊)


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プレスリリース提供元:@Press
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