新卒3年離職率0%!インナーブランディングで社員の定着率向上、『ほめるプロジェクト』は投稿数1万件突破

ワインインポーターの株式会社フィラディス(代表:石田 大八朗、本社:神奈川県横浜市)は、社員の定着率や帰属意識を向上させ、自社ブランドへの意識を高めるインナーブランディングに力を入れています。同社は新卒3年離職率0%。しかし2016年に行われたエンゲージメントサーベイでは、社員の会社や同僚に対する信頼度は高いとは言えず、その環境を改善するため『ほめるプロジェクト』や『コミュニケーション・プロジェクト』などを導入。1年半後に行われた再調査では、従業員のモチベーションが13ポイントも改善しました。社員の結束を固めることで、内側からのブランド構築を進めています。


【高い新卒3年離職率】
厚生労働省が2019年10月に発表した新卒3年以内の離職率は、大卒で32%、高卒で39%と、前年までに引き続き非常に高い数字を示していました。
根本的な人材不足の解消や社員の定着率を上げることが企業にとっては非常に重要な課題となっており、インナーブランディングと呼ばれる社内向けブランディングの重要性が高まっています。
インナーブランディングは社員の意識を向上させ、仕事への誇りとやりがいをもって働くことで、社内側からブランド価値を高めていくブランド構築活動のひとつです。


【インナーブランディング導入の理由】
フィラディスで2016年に調査会社を使って行われたエンゲージメントサーベイの結果、会社や同僚に対しての信頼度が予想より低く問題となりました。そこで「気持ちよくやりがいを持って働けるような会社に」と2017年から様々なインナーブランディングプロジェクトを導入。1年半後に行われた再調査では、13ポイントも改善しました。今年でスタートから3年になりますが、フィラディスの新卒3年離職率はなんと0%を誇ります。


【導入事例:ほめるプロジェクト】
社員同士の間で起こった相手を褒めたい出来事があったとき、社内システム上にある『ほめプロ』にその出来事を投稿。褒めた相手へもメールで投稿内容が送られます。
投稿数は現在までで約11,600件。月間賞として、褒められた数が多かった社員に対して金賞・銀賞・銅賞の発表と賞状の授与が毎月行われています。
このほか、『コミュニケーション・プロジェクト』として社員同士のコミュニケーションを図るためのイベントを数多く開催。普段は接する機会の少ない社員同士の交流の場となっています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/208289/LL_img_208289_1.jpg
ほめプロ画面

【今後の展開】
フィラディスでは更に社内のちょっとした情報や改善点を発信する『KIZUKUプロジェクト』や『フィラディスのたまご』など、インナーブランディングへも注力しながら社員の就業環境を向上させていきます。


<参考資料>
厚生労働省HPより
新規学卒就職者の離職状況(2016年3月卒業者)

【就職者の就職後3年以内離職率】
大学 32.0%
短大 42.0%
高校 39.2%
中学 62.4%

【新規学卒就職者の事業所規模別就職後3年以内離職率】
事業所規模 大学 高校
1,000人以上 25.0% 26.0%
500~999人 29.6% 33.1%
100~499人 32.2% 37.6%
30~99人 39.3% 46.0% フィラディスは従業員70名(2019年)
5~29人 49.7% 55.4%
5人未満 57.7% 64.9%

https://www.mhlw.go.jp/content/11652000/000557454.pdf


<会社概要>
会社名 : 株式会社フィラディス(Firadis Ltd.)
所在地 : 〒220-0012
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-7-1
オーシャンゲートみなとみらい14F
ホームページ: http://www.firadis.co.jp/


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