泣けない人を泣けるようにする個別涙活(るいかつ)相談会を感涙療法士が10月27日に神奈川・鎌倉の「鎌人いち場」で実施します。


「理由は分からないけど、泣きたい」。「泣いてスッキリしたいのに泣けない。最近泣いたのいつだっけ・・・」。そんなモヤモヤを抱えている人は多いのではないでしょうか。
通称「なみだ先生」として、企業・自治体・教育機関・医療機関・福祉施設向けの「涙活」(るいかつ)研修や講演などを手がけている、感涙療法士の吉田英史は、2024年10月27日(日)に 鎌人いち場において、「泣きたいけど泣けない」悩みに個別で対処します。
※「鎌人いち場」は、今年で24回目を迎える地域のイベントで、フリーマーケットやライブパフォーマンス、ワークショップ、飲食の屋台など、鎌倉市民を中心とした250以上の店舗・団体がずらりと広場に並びます。 大人から子どもまで、たくさんの人が集ってつながりの輪が広がる、住民同士の情報交換や交流を目指したイベントです


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鎌人いち場は毎年2万人の入場客が見込まれる地域のイベントです。


■個別相談会概要


開催日時:2024年10月27日(日)10:00~16:00
場所:鎌倉海浜公園由比ガ浜地区(住所:鎌倉市由比ガ浜4-7-1)
   B30ブース
方法:ブースで個別に相談にのります


◆涙活(るいかつ)とは?


涙活とは、意識的に涙を流すことでストレスを発散する健康法です。涙を流すことによって、人の自律神経は、緊張や興奮を促す交感神経から、脳がリラックスした状態である副交感神経が優位状態へとスイッチが切り替わります。
交感神経は、身体を動かしたり、緊張したり、ストレスがかかっている時に働く神経です。一方、副交感神経は、寝ている時やリラックスしている時、体力を回復する際に働きます。通常、起きている時には交感神経が優位に働いていますが、泣くとリラックスしている時と同じ副交感神経が優位な状態になります。すると脳も癒され精神的なストレスまでもが解消されていきます。


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自律神経が副交感神経が優位な状態に。一粒の涙を流すだけで一週間ストレス解消効果が持続。


泣くことを恥ずかしいと思っている人もいると思いますが、涙にはストレス発散や安眠効果などたくさんのメリットがあるのです。心のモヤモヤを解消するために意識的に泣く活動「涙活(るいかつ)」をしてみませんか。


■泣けない原因


泣けない原因は大きく四つあります。子どもの頃は感情にまかせて涙を流すことができたのに、大人になり簡単に泣けなくなってしまったのはなぜなのでしょうか。


①「恥ずかしい」


泣くことを「恥ずかしい」「みっともない」と思っているために、泣けない人も多いのではないでしょうか。特に小さい頃に「男のくせに泣くな!」「お姉ちゃんなんだから泣かないの」などと言われたり、「泣き虫」と泣いている姿をからかわれたりした経験のある人は「泣くのは良くない」と思ってしまう傾向にあります。


②「弱みを見せたくない」


プライドが高かったり、負けず嫌いだったりして涙を見せられない人も多いでしょう。「泣く=弱い」と考えていて、泣いて周りの人に弱みを見せるのが許せないのです。また責任感が強い人も泣きたくても泣けないという時が多いでしょう。自分が泣くと周りの人を心配させたり、迷惑をかけたりしてしまうと思って泣けないのです。上の立場になればなるほど、涙を見せられなくなっている人が多いのではないでしょうか。


③「泣いても何も解決しない」


「泣いても何も解決しない」と思っているために泣けない人も多いでしょう。大人になって物事を冷静に捉えられるようになったからこそ、涙を流せなくなってしまうんですね。また「泣いて許されると思うな」と厳しく叱られた経験からそうなってしまっていることも。確かに泣いても根本的な解決にはなりません。しかし、涙を流すことはストレス発散になったり気持ちを落ち着かせたりする効果があり、決して無駄なことではないのです。


④「泣き方を忘れた」


「恥ずかしい」「弱みを見せたくない」「泣いても何も解決しない」などの思いから、ずっと涙を我慢していると、だんだん悲しみや辛さに心が鈍感になり泣けなくなってしまいます。泣きたい程の辛い気持ちでも、涙が出なくなってしまうのです。これが続くと精神的に病んでしまう恐れがあります。


◆涙活のメリット


1.心のデトックス効果


慢性的なストレスは、心臓発作のリスクを高めることや脳に損傷を与え、消化器官の漬瘍、緊張性頭痛、偏頭痛などの疾病に繋がるといわれています。涙には、コルチゾールと呼ばれるストレス成分を低下させる作用があります。コルチゾールは、別名ストレスホルモンと呼ばれており、心身の健康に悪影響を及ぼします。そのため、涙には、ストレスホルモンを体外に排出するデトックス効果があるといえます。泣いたあとになぜか気持ちがスッキリしたと感じるのはこのためなのです。


2.リラックスした状態になる


リラックスした状態とは、副交感神経が優位な状態にあることを指します。副交感神経は「休息の神経」とも呼ばれ、活性化すると血管を広げ脳の血流がよくなるため、身体がリラックスした状態になります。副交感神経が働いて涙を流すことで、気持ちが落ち着きます。つまり、泣くことでリラックス効果があるのです。


3.マンガンの低減


体内のマンガンのレベルが上昇すると、人は攻撃性や怒りっぽさ、不安と関連して一定量を超えて蓄積するとうつ病になるリスクが増える物質であるということもいわれています。泣くことで、この余計なマンガンを体の外へ排出し減らすことができるのです。


4.安眠効果


思いっきり泣いた後に、疲労感を感じていつもより寝つきが良いと感じられたり、熟睡感をより感じたりした経験をされた方もいるのではないでしょうか。そのうえ、その疲労感はスッキリとしていて、心地良い疲労感と感じられる場合が多くあります。また、精神の安定や安心感や平常心、頭の回転をよくして直観力を上げるなど、脳を活発に働かせる鍵となる脳内物質であるセロトニンも増えるということが分かっています。


5.痛みの緩和


涙のなかには、苦痛を和らげるエンドルフィンというホルモンも含まれています。エンドルフィンの鎮静作用は、モルヒネより強いともいわれており、痛いときに涙を流すということは、人体の仕組みとしても理にかなっているものであるといえるでしょう。


6.自分を解放できる


涙を流すことで、自分の本当の気持ちに気付き、自分に対する理解を深めることや少しずつ自分を解放できるようになる人もいます。自分の気持ちを抑え込みがちな人は、感情を表に出してみる機会を作ってみることや我慢ができない時には、泣いて自分を解放させてあげることも重要です。


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ストレスホルモン「コルチゾール」の数値が涙活で大幅に減少。


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涙活によって、ストレスが解消するだけでなく、心の混乱や怒り、 敵意も改善することがPOMSテストでわかっています。


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共感して涙が出る仕組み


◆「泣きのツボは人それぞれ」


効果的に泣くには、自分の泣きのツボを知っているとよいでしょう。泣きのツボは人によってそれぞれ異なります。人は泣くとき、何かの事象に脳が反応して涙が出ます。その事象は、人の何らかの言葉やしぐさ、音楽(歌詞やメロディー)、映像(ストーリーなど)とさまざまです。人は、その事象に自分の人生経験を投影することで共感して泣きます。歩んでいる人生が、皆さんそれぞれ異なるように、泣きのツボも異なります。恋愛モノ、家族モノ、友情モノ、子弟モノ、動物モノ、アスリートものと泣きのツボは多岐にわたります。個別涙活(るいかつ)相談会では吉田英史がクライエントの泣きのツボを見つけて涙活の効果的な実践法を伝えます。


◆吉田英史(よしだひでふみ)プロフィール


1975年生まれ。早稲田大学で心理学、教育学を学び、同大学院で人材マネジメントを研究。高齢者福祉施設、学校勤務を経て、現職に。高校教師時代に相談に来る生徒たちを見ていて相談中に泣き出す生徒ほど早く立ち直っていくことから「涙は人をスッキリさせて立ち直らせる効果がある」ことに注目していた。2013年から「涙活」をスタート。認定資格「感涙療法士」を医師、脳生理学者で東邦大学医学部名誉教授の有田秀穂氏と共に創設。感涙療法士として、教育機関(生徒・先生・PTA向け)、医療機関(医師や看護師等の医療関係者向け)、福祉施設(利用者、職員向け)、企業、自治体において、涙活講演会やワークショップを実施。また『涙と旅カフェあかね』という“泣ける”カフェや『鎌倉涙活ツアー』という“泣ける”ツアーもプロデュース。精力的に「涙活」を使ったサービスも展開中。他には2ヶ月に1回、感涙療法士認定講座を有田氏と実施。現在320人の感涙療法士が日本各地で活躍している。
元高校教師(英語科・情報科教員免許)スクールカウンセラー(公認心理師)、通称「なみだ先生」。主な著書に『涙活力 (るいかつりょく)』(玄文社)
▼ なみだ先生HP:https://www.tearsteacher.com/
▼ 涙活HP:https://www.ruikatsu.net/
▼ 感涙療法士認定講座HP:https://www.ruikatsu.net/kanruiryohoshi
▼ 涙と旅カフェ あかね HP : https://www.ruikatsu.net/tearsandtravelcafe
▼ 鎌倉涙活ツアーHP:https://www.ruikatsu.net/kamakuraruikatsu


現在次の新聞で毎週1回12回に渡って「なみだ先生の涙活のすすめ」と題して連載中。
掲載紙:
・埼玉新聞
・静岡新聞
・新潟日報
・中国新聞
・下野新聞
・佐賀新聞
・福井新聞
・日本海新聞
・山陰中央新報
・沖縄タイムス
・北日本新聞
・山梨日日新聞
・京都新聞
・長崎新聞


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吉田英史 著書 『涙活力(るいかつりょく)』


【涙活 参考WEB記事】


・鎌倉で「涙活」ワークショップ 泣いてすっきり、ストレス解消 (2022年7月15日 鎌倉経済新聞)
https://kamakura.keizai.biz/headline/487/
・「40代以上の男性を泣かせたい」 都内開催の“涙活セミナー”に記者が参加、会場で見た意外な光景とは?(2021年7月21日『アーバンライフメトロ』)
https://urbanlife.tokyo/post/62034/
・自分の「泣きのツボ」を知り、1週間に1回、涙を流そう (2020年2月18日『THE21オンライン』 メンタルヘルス特集)
https://shuchi.php.co.jp/article/7329
・泣くほどストレスに強くなる?「涙活」の魅力(2019年7月15日『商業界ONLINE』 サッポロビール社で社員に向けて涙活セミナー)
https://news.line.me/issue/oa-shogyokaionline/13430eac00d8
・30年泣いていなくても3秒で泣く方法教えます(2021年6月4日 『PRESIDENT 【プレジデント】』)
https://bit.ly/3TiszIr
・気軽に泣けるカフェとは? - “泣きの専門家”がはじめた優しい空間   (2019年3月27日『マイナビ』)
https://news.mynavi.jp/article/20190327-792105/


【涙活 参考YouTube映像】


・ 『テレビ大阪ニュース』 泣いてストレス解消「涙活」 涙なしには見れない映像も


・ 『イギリス国営放送BBC』 日本社会は泣きづらい? 心と身体を癒す「涙活」


・ 『関西テレビNEWS』 「涙活」から「泣くロボット」まで コロナ禍で再注目の「涙」


・ 『The New York Times』あなたが最後に泣いたのはいつですか。


・ 『フィリピン国営放送』涙活ドキュメンタリー


吉田オフィス


所在地:〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-1-17 酒井ビル1F
代表者:吉田英史
設立:2015年3月
電話番号:03-5292-1877
URL:http://www.tearsteacher.com/
事業内容:
「涙活」サービスの提供、セミナーの開催、「涙と旅カフェあかね」運営、「涙活」ツアーのプロデュースなど




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