株式会社リクルートキャリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐藤 学)の研究機関・就職みらい研究所(所長:増本 全)は、「2022年卒 インターンシップ・就職活動準備の現状に関する調査」を実施しました。2020年9月時点の調査結果をまとめましたので、ご報告申し上げます。
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インターンシップもオンライン化が進む。手法にこだわりすぎず企業理解を深めてほしい
今回の調査では、2022年卒の学生が「インターンシップについてどのような活動を行ったのか」を調査しました。9月時点でインターンシップに応募した学生は51.9%、参加した学生は46.8%となりました。またインターンシップの参加社数は平均4.03社でした。
インターンシップ参加者に、Web開催、対面開催のインターンシップの平均参加社数を聴取したところ、Web開催が3.19社、対面開催のものが1.33社で、Web開催のインターンシップが対面開催のインターンシップの参加社数を上回る結果となりました。新型コロナウイルス禍がまだ続き、企業、学生ともに対面の活動には慎重になっている様子がうかがえます。学生のコメントを見ると、「オンラインで企業の雰囲気が伝わらない気がする」「対面で参加したいが、中止になってしまい参加できない」というように対面での企業との接触を望む声も聞かれます。反対に「オンラインでの実施が多く不安だったが十分に満足できた」というようにポジティブに受け止める声もありました。
インターンシップの機会は今後も続きます。企業と学生の接触の手段が限られる中、今ある機会をどのように活用するかということが、企業、学生の相互理解を深めるカギになりそうです。学生の不安の声には「感染リスクもあり、まだまだ対面で参加するのはこわい」といったものもあります。企業はこれからインターンシップを開催するにあたり、状況に合わせて対面・Webを組み合わせるなど使い分けながら、学生の理解を促進できるようコミュニケーションを工夫する必要があるでしょう。
*インターンシップには1日の仕事体験型も含む
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/228567/img_228567_1.jpg
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■調査概要
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調査目的|2022年卒学生のインターンシップ・就職活動準備の現状を把握する
調査方法|インターネット調査
調査対象|『リクナビ2022』会員・インテージ社のモニターより、2022年3月卒業予定の大学生および大学院生
調査期間|2020年9月18日~9月25日
集計対象|大学生 2,043人/大学院生 291人
※大学生について、性別、専攻、所属大学の設置主体をもとに、実際の母集団の構成比に近付けるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、ウェイトバック集計を行っている
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