薄毛が気になる女性が増加中!隠れた“ヘアロス”のお悩みと原因

「なんだか髪の量が減ったような気がする」「最近、抜け毛が増えたかも」まだ年代的に薄毛とは縁遠いはずなのに……実はそれは他の人も感じている悩みかもしれません。
女性の薄毛治療を行う『東京ビューティークリニック』が20代の女性320人を対象に、仕事やストレス、薄毛や抜け毛“ヘアロス”について意識調査を行ったところ、なんと「抜け毛・薄毛が気になる人」50%以上という結果に。
薄毛の原因を知って、早めに対策をしていきましょう。

 

20代の女性「抜け毛・薄毛が気になる人」50%以上

「薄毛・抜け毛が気になるか」の質問では52.3%、177人が気になると答えています。
薄毛の原因は「加齢」や「遺伝」という回答もありましたが、同じくらいの割合で「ストレス」「睡眠不足」「生活習慣」と多くの方が関係すると思われる内容を挙げる人がいました。

 

頑張っていることは仕事!ストレスは「上司との関係」が1番に

次に薄毛の原因と思う「ストレス」に関して「仕事で感じるストレスは?」と質問しました。1番は「上司との関係」となり、ノルマや責任より高い結果に。「1番頑張っているものは?」という質問では「仕事」という回答が1番多く、20代女性のストレスは「上司」と言っても良いかもしれません。

 

「ヘアロス相談」の6割が20代~30代の若い女性

『東京ビューティークリニック』に2016年4月~2017年3月までの1年間で来院した相談者の約6割が20代~30代であり、その後も若い人の相談が増えています。このような傾向は、働く女性のストレスや睡眠不足も影響していると考えられます。また、過度のダイエット、出産など、女性の薄毛の原因は様々です。
しかし「薄毛は年をとってから」とのイメージが強く、薄毛に悩む若い女性が多いことは、知られていません。
一般に調査した声には、シャンプーや部屋の掃除をするときに「抜け毛が増えてきた?」と気付き、気付いた当初から5年放置している人が多いという結果があります。徐々に変化していくため、ある日髪の毛をしばったときに、髪の量が減っていることに気付きショックを受けています。

 

生活習慣を改善して薄毛対策をしましょう

・適度な運動
・十分な質の良い睡眠
・バランスの良い食事

健康には基本的なことですが、忙しいとつい疎かになってしまいがち。これらは身体そのものだけではなく髪にも影響してきます。バランスのよい栄養が運動によって十分に髪に運ばれ、睡眠中にしっかりした髪を育ててくれます。心当たりがある方は普段の生活を見直して改善していきましょう。

 

髪へのダメージを抑えよう

過度なカラーリングやブリーチ、パーマなどは髪へのダメージ大。また、いつも同じ髪の結び方をしていると、同じ箇所に負担がかかり続けて「牽引性脱毛症」という髪が引っ張られ続けたことによって起きる薄毛になってしまうことがあります。薄くなってしまった場合は、症状が改善するまで自然な状態にして頭皮を休ませましょう。
ダメージを負ってしまった髪には、適切なヘアケアを行いましょう。シャンプーの時は頭皮に負担をかけないように優しく丁寧に洗い、しっかり泡を落とし切ります。この時に強く洗いすぎると皮脂が消えてフケなどの原因になってしまう恐れがありますので、やりすぎに注意しましょう。

 

季節による原因も

秋は夏の紫外線や汗によるダメージが顕在化してくるシーズンです。あらかじめ帽子や日傘、髪用の日焼け止め等を使って頭皮を守ることが大事ですが、ダメージを受けてしまった場合はトリートメントなどでしっかりUVケアを行いましょう。低刺激の髪に優しいシャンプーに変えるのもおすすめです。

 

ストレスに注意!

円形脱毛症などストレスが主な原因で起こる薄毛もあります。休日などはストレス発散をしたり十分な休息をとって、心と身体を休めましょう。
薄毛も過度に気にしすぎるとかえって症状が悪化してしまう恐れがあります。心配な場合は溜め込まずに、皮膚科やクリニックで相談してみましょう。

 

髪は肌と同じように、ダメージケアが今後に長く影響していきます。気になるお悩みは早いうちに対策をしていくことが大事です。まだ年齢的に大丈夫と油断せずに、自己管理とお手入れをかかさないようにしましょう。

 

【アンケート調査概要】
東京ビューティークリニック
<対象>20代 一般女性320人
<調査方法>インターネット調査
<調査日>2018年8月1日~15日(公表日2018年9月25日)