自律神経が乱れると、女性ホルモンのバランスも乱れやすくなります。。。
女性ホルモンは、私たち女性の”美と健康”を保ってくれている要素の一つ。この乱れやすい時期に女性ホルモンを整え、不調を解消していきましょう!一生にティースプーン1〜2杯しか分泌されない女性ホルモンの役目とは・・・
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- 骨を強くする
- お肌が潤い、ツルツルに
- 肥満予防
- 血管強化
- 動脈硬化の予防
- 悪玉コレステロールを減らし、 善玉を増やす
- 糖代謝の促進
- 髪のツヤを保つ
- 物忘れの予防
こんなにいい働きをしている女性ホルモンのバランスが崩れる原因ってそもそもなに?
それは、不規則な生活・ストレス・睡眠不足・偏った食生活・低体温などにあります!
女性ホルモンの働き
女性ホルモンには、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)があり、この2種類の女性ホルモンは卵巣で作られています。卵胞ホルモンは美のホルモンとも呼ばれるぐらい、お肌にコラーゲンを増やしたり、代謝を促進させたり、気持ちまで前向きにしてくれて、母体を守る働きをします。
一方、黄体ホルモンは男性ホルモンに似た作用があり、皮脂分泌が増えて、肌荒れや肩凝り、便秘といった不調が出やすくなります。それと同時に子宮内膜に卵が着床しやすくする働きもあります。
この2つのホルモンの、両方そろっての連携によって排卵があり、妊娠や生理が起こってくる訳ですね!
女性ホルモンの働きを活発にするお手軽で簡単な方法
まずは全身の血流を良くすること。血流がアップすると、自律神経も安定し免疫力もついてきます。
そこでオススメなのが、首を温める方法。全身の血管が拡張するため、血流が良くなり全身が温まります。
蒸しタオルをあててみたり、外出時にはスカーフを巻いてみるのもいいですね。
もちろん、首だけではなく卵巣のあるお腹も温めるようにしましょう。今はオシャレな腹巻なんかもありますし、(←私も使っています。笑)
夏は冷房で冷えるのを守ってくれます。とにかくカラダを冷やさないことです。
もう一つは深呼吸しながらのストレッチ。深い呼吸は自律神経を整え、カラダを十分に伸ばすことで血流がアップします。夜、寝る前にゆっくりとカラダを動かして筋肉をほぐしてあげましょう。
カラダがリラックスすることで、脳の視床下部からホルモン分泌の命令が下されます。
女性ホルモンのバランスをうまく乗り切る食材たち
・キャベツやブロッコリー、小松菜などの野菜
ホルモン調整や解毒力の高い抗酸化成分。女性特有のガン予防にも効果があります。
・大豆食品(豆腐、豆乳、みそ、納豆など)
女性の強〜い味方と言えば、コレ。大豆です。必要に応じて女性ホルモンのように働く大豆イソフラボンは、ダイエットにも効果を発揮します。この大豆タンパク質は、コレステロールや中性脂肪を体外へ排出します。
・αリノレン酸系の油(エゴマ油、亜麻仁油、魚油など)
良質なホルモンを作るのにかかせない成分。炎症を抑える働きとイライラを改善する効果があります。
・季節のフルーツ(春先はイチゴや柑橘類)
黄体ホルモンが働く、浮腫みやすく便秘がちな時期は、カリウムや食物繊維が多い旬のフルーツで乗り切りましょう!水分排泄を促してくれます。
・ナッツ(アーモンド、クルミ)、ドライフルーツ(プルーン、ナツメ、アンズなど)
抗酸化力が落ちる月経期は、抗酸化力が強いドライフルーツ、ミネラルたっぷりのナッツを食前や食間に摂りましょう。ドライフルーツの抗酸化力は、ビタミンCなどのビタミン類を上回る研究報告もあるようです。腹持ちがいいので、食前に食べると過食を防げます。