天然塩とハーブを使って、さっぱり入浴剤を作ってみませんか?
天然塩には発汗作用があり、たっぷり汗をかくのでダイエット効果も期待できるうえ、お肌もしっとりつるつるになっていいことづくめ。
手作りバスソルトの作り方はカンタン。天然塩にハーブの粉末やアロマオイルを混ぜるだけ。今回は、ブルーマロウとラベンダーを使ったバスソルトをご紹介します。
ブルーマロウは、色を楽しむハーブ。鮮やかなブルーの色が目を楽しませてくれるほか、美白・美肌作用もあります。ラベンダーは、リラックスの定番としてアロマテラピーでも有名なハーブ。さわやかな香りは、バスタイムにぴったりです。また、ラベンダーには肌荒れを鎮め、健康的な肌にするスキンケアの作用もあるので、季節の変わり目の敏感肌にもやさしい、入浴剤には最適なハーブです。
材料(5〜6回分)
・天然塩(岩塩)…300g
・ブルーマロウのドライハーブ(ミキサーやコーヒーミルで粉末状にしたもの)…5g
・ラベンダーのアロマオイル…20滴
<作り方>
(1)乳鉢または大きめのボウルに天然塩、粉末状のドライハーブを入れ、よく混ぜる。
(2)アロマオイルを加え、さらによく混ぜて完成。使うときは、お湯を張ったバスタブに大さじ2杯程度を入れ、よく混ぜてから入浴を。
ドライハーブの粉末を手に入れるのが難しい場合は、ラベンダーのアロマオイルだけでも、充分楽しめます。手作りに慣れたら、アロマオイルをいろいろアレンジしてみるのもいいですね。
ラベンダーの名前は、「洗う」という意味のラテン語に由来します。古代ローマでは、公共浴場で入浴剤として使われていたほか、洗濯にも用いて、衣類に芳香をつけていたとも言われます。「香りの庭の女王」とも呼ばれるさわやかな香りは、古くから人々に愛されてきたんですね。
■学名:Malva sylvestris ■科名:アオイ科 ■原産地:ヨーロッパ ■用途:バスソルト、ハーブティー ■効能:喉の痛み・咳止め・消化不良・美肌効果