ゆらめくやわらかな炎が、見ているだけで安らぎを与えてくれるキャンドル。市販のものもいいけれど、好きな香りのハーブで手づくりすれば、リラックス効果もぐんとアップします。今回は、フルーティーな香りが心和む、カモミールのアロマキャンドルをご紹介します。手づくりのキャンドルは、お友だちへのプレゼントや結婚式の引き出物などにもおすすめ。これからの季節は、クリスマスパーティーの演出に使っても素敵ですね。材料さえ揃えば、作り方は簡単なので、ぜひお試しを!
カモミールは、リンゴに似た柔らかな香りが特徴のハーブ。イライラしたり、興奮したり、緊張したときに気持ちを鎮めてリラックスさせてくれるはたらきがあるので、なかなか寝つけない夜には、おやすみ前に、ほのかな香りとゆらめく炎を眺めながら、ゆったりとくつろぎのひとときを・・・。手づくりキャンドルで、あなたの生活も香りの力でどんどん輝きを増していくでしょう!
<材料>
カモミールのアロマオイル・・・10〜30滴
パラフィンワックス(蜜ロウでもOK)・・・120g
クレヨン(着色する場合)・・・適宜
<用意するもの>
耐熱容器
型(グラス・紙コップ、ホーロー容器など)
糸芯(たこ糸でもOK)15cm
割りばし 1膳
テープ
湯煎用のなべ
食用油 少々
<作り方>
1.耐熱容器にパラフィンワックスを入れ、湯煎で溶かす。着色する場合は、このときにクレヨンを削ったものを入れる
2.糸芯を型の中心に垂らす。紙コップの場合は、底に穴を開け、糸芯を通し、裏側からテープで留める。まっすぐに伸ばした糸芯を割り箸に挟み、型の縁に割り箸を置く。
3.型の内側に食用油を薄く塗り、1.のパラフィンワックスをゆっくりと流し込む。
4.まわりがうっすらと白くなってきたら、カモミールのアロマオイルを加える。固まったら糸芯を適当な長さにカットして、型から取り出して完成。
カモミールのほかにおすすめのハーブをご紹介します。オリジナルの香りで、世界にひとつのアイテムを作りませんか?
ゆったりとくつろぎたいときに・・・ラベンダー
陽気な気分になりたいときに・・・オレンジ
精神的に疲れているときに・・・ローズウッド
カモミールは、主にお茶として飲まれることが多く、安眠や消化促進に役立ち、風邪のひきはじめや食べ過ぎに効果があるとされています。そのほか、その甘くやわらかな香りが好まれて、ポプリやバスソルト、ハーブピローとしても利用されます。ドライハーブをアルコール分に浸して取ったエキスには美肌効果があり、手づくり化粧水の原料としても人気です。